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  1. -5 H

    ソニー社員の“知見”がベンチャーに寄与 副業で地域の課題解決し共に笑顔へ

    「ソニー社員の“知見”がベンチャーに寄与 副業で地域の課題解決し共に笑顔へ」 地域の課題解決につながることを期待される、新たな副業の形に迫りました。田んぼの中を縦横無尽に走るロボット。そのロボットに近づき、メモを取ったり何やら数字を書き込んだりしている男性の姿がありました。男性:ソニー株式会社の笠丸と言います。長野・塩尻市で4年前に創業した農業系のスタートアップ「ハタケホットケ」。この日、ラボで行われた打ち合わせに参加していたのはソニーの品質保証部門の笠丸担当部長です。ソニー品質保証第2部門・笠丸陽一担当部長:きっかけは社内の副業の募集がありまして、率直に面白いなと。ソニーではこの夏、塩尻市のNPO法人と協力して社員の副業制度を実験的にスタート。募集枠を超えた応募があり、そのうち4人の社員が実際に副業を始めました。ソニーピープルソリューションズ・吉川幹人さん:この副業制度はソニー社員としてではなく個人としてなんですけど、社員がサステイナビリティだったり地域社会で実際に体験するような場。また、社会課題について考えるような機会を提供する。平日は東京で本業をこなし、週末など業務外の時間を利用して長野で副業。もともと、スマートフォンの品質保証業務の中でデータ分析などを行ってきた笠丸さんですが、こちらのベンチャー企業ではソニーで得た経験を生かし、水田や除草ロボットの性能をデータ化した品質評価やユーザーからのフィードバックの収集・分析などを行っています。笠丸さんの提案で始めた苗の強度を測る実験では、除草ロボットを走らせる際に苗がどのくらいまで成長していれば土から抜けたり傷めたりせずに済むかを計測します。後継者不足や耕作放棄地の問題など、様々な課題を抱える地域の支えになれればと地道な実験と改良を続けます。ハタケホットケ・日吉有為代表取締役:めちゃくちゃ科学的になりました。今までは本当に勘というか、まあこんな感じかなというところでやっていたことが、全てきちんと定量化してデータを取って、きちんと科学的に分析をして本当に会社としてレベルが格段に上がったと思っています。

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  2. -6 H

    “空飛ぶ基地局”で災害時の課題解決 情報遮断防ぐ新技術 日本メディア初取材

    「“空飛ぶ基地局”で災害時の課題解決 情報遮断防ぐ新技術 日本メディア初取材」 自然災害が多い日本。発災時に必要なものの1つが“命に関わる情報”です。しかし、通信状況の悪化で多くの人が外部の情報から遮断されてしまうことが大きな社会課題となっています。取材班が向かったのは、アメリカ・ニューメキシコ州ロズウェル市に建つ巨大な建物。この中に災害時に情報の入手や伝達が困難な人を救う新たな取り組みがあります。FNNニューヨーク支局・弓削いく子記者:今回、特別に“空飛ぶ基地局”を中で見せてくれるということなので、中へ入っていきます。ここは日本のソフトバンクが投資する空飛ぶ基地局「HAPS」を開発している航空宇宙企業の格納庫です。今回、日本メディアとして初めて取材が許可されました。SCEYE・フランドセンCEO:ここは最終的に機体の組み立てを行い、打ち上げ前に多くの試験を行う場所です。全長65メートルにも及ぶ飛行船のような機体。空飛ぶ基地局「HAPS」です。無人機に携帯の基地局を載せ、被災地の空に長時間滞在させることが想定されています。FNNニューヨーク支局・弓削いく子記者:近づくと本当に圧倒されます。今回は特別に触ってもいいということですのでちょっと触ってみますが結構、弾力のある素材なんですね。機体は、航空機や台風などの雲よりも高い高度20kmの成層圏で位置を変えずにとどまることができます。1機で地上の直径200kmのエリアをカバーし安定的なサービスを提供することで、災害時に通信の確保を担う役割が期待されています。FNNニューヨーク支局・弓削いく子記者:高さ20メートルくらいの所までリフトで上げてもらいました。太陽光パネルが後ろに見えるのが分かると思います。これが原動力となって目標としては1年間飛び続けるということになります。9月22日には24回目のテストフライトに成功しました。SCEYE・フランドセンCEO:考え方としては“空飛ぶ基地局”が日本上空に待機している。そして万一、地震や津波のような災害が起きた時にその地域に急行し、即座にインフラを提供する。

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