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発生5日目を迎えた大分大規模火災…被災者が規制内の自宅などを確認できるバスでの送迎を開始 いまだ69世帯108人が避難生活

「発生5日目を迎えた大分大規模火災…被災者が規制内の自宅などを確認できるバスでの送迎を開始 いまだ69世帯108人が避難生活」 発生5日目を迎えた大分市の大規模火災で、市は22日から被災者が規制線の中の自宅などを確認できるよう、バスでの送迎を始めました。規制線の中に入った住民が撮影した映像では、建物が焼け落ちていて住民が平穏な生活を送っていた市街地は今回の火災でその姿を一変させたことがわかります。大分市佐賀関の大規模火災の現場では、22日から被災者が規制線の中に入ることができる送迎バスの運行を始めました。バス利用者は「壊れ具合はもう全滅や」「現実が受け止められなくて何をしていいか分からない」「私は戻ることは不可能に近い。あの焼け野原に一軒家を建てて住むことはできないから」と話しました。大分市は23日も送迎バスを運行する予定です。一方、この火災ではいまだ、69世帯108人が避難生活を送っています。避難所ではインフルエンザの感染者が2人確認されたため、保健所は希望者に「タミフル」を配布するなど感染対策を徹底する方針です。