残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

kotaro zamma

イノベーションで世界をよりよく変えていこう、という闘う人々を応援するチャネルです。スタートアップや大企業、音楽家やアーティストなど、様々なイノベーターのビジョン、考え方、パッションを是非是非、全身で感じてください!

  1. 自分の価値観を貫くノベーション(1675回)

    16 HR AGO

    自分の価値観を貫くノベーション(1675回)

    ペンシルバニア大学ウォートン校教授のアダムグラントさんの、メッセージに心震えました 曰く "本当の意味での成功とは、目標を達成したという事実そのものよりも、むしろ、自分の価値観を貫いて生きることにある。 日々、昨日より少しでも成長しようと、ひたむきに努力し続けるその情熱こそが、何よりも尊い。 そして、自分自身の中に秘められた、まだ見ぬ可能性の扉を開き、それを存分に羽ばたかせること以上に素晴らしい成果など、この世には存在しないのである。" ここから私は思いました 1、情熱の源に生きてるか 2、昨日のコンフォートゾーンを抜ける 3、秘められた自分の可能性が開かれる 1、情熱の源に生きてるか この言葉は、アダムグラントさんが本書を締めくくる言葉として記載されているものです。様々な方法論はあるけれども、それよりも最も大切なことは、自らの価値観、つまり、私がいうところの、情熱の源に沿って生きているか?ということにあるといわれてる気がしました 会社や家族、サークルや部活、学校、塾、試験、趣味などなど、日々の目標管理に囲まれている毎日が普通だと思います それを達成することが、自らの価値を高めることにつながると信じて活動していると思いますが、ふと気づくと、自分はなくなって、目標管理だけがある、むしろ、それに追い回されている、みたいな状況に陥ってる気がします 今自身の自分が、情熱の源はどこにあるのか?そして、自分軸と他人軸の真ん中を生きることができているのか、常日頃、確認していきたいなあと思いました 2、昨日のコンフォートゾーンを抜ける 情熱の源に沿っていることに関して、毎日、コンフォートゾーンを抜けているか?ということが、昨日よりも今日、成長の実感があることかなと思いました 本書では、いろんなコンフォートゾーンの抜け方として、集合知、持ち上がり制、インター・リープかど、教えていただきましたが、それらも全て、まずは、自らの情熱の源に添えているか、ということが大切、ということなのかもなと思います アンダースンさんの、超一流になるためには努力か才能か、にあるとおり、超一流になるためには、コンフォートゾーンを抜けることが大切なのですが、それはマッチョな抜け方だけじゃない、と言うこともとても勉強になりました 3、秘められた自分の可能性が開かれる 自分にどんな可能性が秘められているのか、何かあるに違いない、そんな気がすることには自信がある、となかなかの自己肯定感で育った私のような気がしますが、それが何かしら開花したという思いは、今をもってしてもない気がします笑 そのためには、自分探しの旅に出る、みたいなこともありますし、そしてそれが、出口治明さんが言われている、人本旅、のセレンディピティに出会うこともあると思いますし 自らの情熱の源に沿って、とにかく愚直にそれをやり続けるということでも、いいような気がします 大切なのは、自分軸の中にあることを、やって行くのだ、ということ、まだ見つかってないけど、情熱の源に沿って、行くのだ、ということを意識しておくことなのかなあと思いました 忙しすぎて、他人軸の中で生きてしまう、または。外発的動機に流されてしまう、そんなことも、ありますが、心のすみに、その意識さえあれば、なんとかなるかなと そして、自分史上最高の自分に毎日生まれ変わる そんなことができたらいいなあと思いました 一言で言えば 自分の価値観を貫くノベーション そんなことを教えて頂いた気がしました^ ^ 参考:本:HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学―あなたの限界は、まだ先にある 電子書籍版  発行日 2025年10月14日  著者 アダム・グラント  監訳者 楠木建(くすのき・けん)  発行所 株式会社三笠書房 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/Abk_2Xng17s

    14 min
  2. 集団知ノベーション(1674回)

    1 DAY AGO

    集団知ノベーション(1674回)

    アダム・グラント さんから、仲間としてのチームプレイをする上での秘訣を教えて頂きました 曰く "アニタと同僚研究者たちは、二十二の研究を対象としたメタ分析を行ない、集合知は個々の認知能力ではなく、むしろ向社会的なスキル(他者への配慮や協力する力)に大きく左右されることを発見した。 つまり、最高の成果を上げるチームとは、メンバー一人ひとりが優れているだけでなく、最も多くの「真のチームプレイヤー」を擁するチームなのである。 ここで言うチームプレイヤーとは、単に集団に属しているというだけでなく、互いの意見に真摯に耳を傾け、建設的な対話を重ね、仲間と協力して共通の目標達成に貢献できる、そんな協調性に優れた人材のことである。" ここから私は思いました 1、 “孤高の天才”よりも“協奏する仲間” 2、協奏できる仲間を集めること 3、協奏できる場作りをすること 1、 “孤高の天才”よりも“協奏する仲間” イノベーター3つのフレームとしての、リップルモデルでは、1、パッション、2、仲間、3、大義が揃うことの重要性を謳っていますが 2、仲間、に関するあり方を改めて教えて頂いた気がしました。 イノベーションにおいては、ピーターティールさんやジョブスさんのような、他の人が見えていない真実をみつける、目を持つ起業家のパッションとセンスがとても重要に思われている節もありますが それも大切だけれども、実はそこからの2.仲間のあり方が、集合知、という巨大な価値をつくっていく上では、とても大切である。といえことは、私の心に刺さりました 2、協奏できる仲間を集めること そういう意味では、起業家としてのパッションは必要かと思いますが、スーパーマンである必要はない、と言ってくれてる気がして、勇気を頂けました それよりも、自分が思っているパッションや、大義に関して、共感してくれて、かつ、協奏できる仲間を集めることが、実は、とても大事な要素になるということを教えてくれてるような気がします 大谷翔平さんが、常日頃インタビューで話していることを聞いていると、常にチームのため、そしてチームが優勝することがとても大切、というようなことを言われているのを、思い出しました サッカーでも、フォワードからオーバーラップをしながら、バックスで守りに入る人を、献身的なプレーをする、みたいなことも聞いたことがあります BCGの秘伝のタレとして、貢献しようとする気持ちがあること、というのも以前お話ししましたが、様々な分野において、共創に重きを置く人材を集められるかが、実は鍵を握る、そういうことなのかもなあと思いました 3、協奏できる場作りをすること プロジェクトアリストテレスの例が示す通り、心理的安全性を担保することはもちろんですが、私が思うのは、デシアンドライアンさんが言われる内発的動機づけに、いかに資する環境を作れるかということもある気がします それは、まさに協奏をすることは、自分軸と他人軸の真ん中のベン図をより、高めていくことにつながると意識させることもあるのではないかと思います それは、その人の情熱のポートフォリオの、利他パッションを満足することでもいいし、大好き、個性、成長パッションを、他の人や他の活動と協奏することによって、より高めていける そんなベン図の真ん中を創発することができるんだ、という意識づけを、常日頃することができれば、それも、協奏を促す環境となる そんなことも考えました ということで一言で言えば 集団知ノベーション そんな話をしています 参考:本:HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学―あなたの限界は、まだ先にある 電子書籍版  発行日 2025年10月14日  著 者 アダム・グラント  監訳者 楠木建(くすのき・けん) 発行所 株式会社三笠書房 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/iYBR31D06w4

    12 min
  3. 持ち上がり制ノベーション(1673回)

    2 DAYS AGO

    持ち上がり制ノベーション(1673回)

    アダムグラントさんより、フィンランドの教育のやり方について衝撃を頂きました "著しい進歩を遂げた児童たちは、とりわけ傑出した教師に恵まれたわけではなかった。同じ教師が二年連続でクラスを受け持った、ただそれだけのことだった。  これは「持ち上がり制」と呼ばれるもので、教師は、毎年同じ学年に留まって新しい児童生徒を迎え入れるのではなく、児童生徒と共に上の学年へと進級する。 フィンランドの小学校では通常、児童は数年間、同じ担任教師のもとで学ぶ。それも単に二年連続というわけではなく、最長で六年間にも及ぶという。 これによって教師は、教えるべき教科内容だけでなく、受け持つ児童一人ひとりについても、深く精通するようになる。彼らの役割は、単なる「教師」から、成長を導く「コーチ」、そして人生の「メンター」へと自然と進化していく。" ここから私は思いました 1、最高の教師より長期の教師  2、教師から伴奏者へ 3、仲間としての信頼関係 1、最高の教師より長期の教師  アンダースンさんの、超一流になるためには努力か才能か、という本が好きでよく紹介してますが、そのための三要件は、1、最高の教師、2、コンフォートゾーンを抜ける、3、自信を持つ、なのですが 実は、最高の教師とは、長期で支援してくれる教師のことなんだなあと、思いました。もちろんイチローに習うように、その道のプロに習うことが大切ということは、その通りだと思いますが たとえそうでは無かったとしても、1人の教師に長く支援してもらうことの大切さと、それこそが価値があるということに、目から鱗が落ちる思いでした 2、教師から伴奏者へ 毎年同じことを違う人に教えるより、毎年違うことを同じ人に教えていく方が、先生としてのコンフォートゾーンを抜けることにもなるなあとも思いました さらには、一人ひとりの悩みに長期に寄り添わざるを得なくなることで、教える側、教わる側という関係から、一緒に悩んでいく、隣にいる伴奏者みたいな形に、教師自体が進化していく、というのは、とても面白い視点だなあと思いました 3、仲間としての信頼関係 それは、先生と生徒というよりは、もう人生を共に悩んでいく仲間という存在になってくれるということなのかと、もしそうなら本当に素晴らしいなあと思いました 私がよく覚えている小学校の先生は、一年生から三年生まで一緒だったきがします。私がじっと座ってられない生徒だったのを見抜いて、先生の横に席を置いて、みんなの方を向きながら授業を受けさせてくれて、とても楽しかったのをよく覚えています それは否定をするわけではなく、その人に合ったやり方をしてくれたのかなあと、とっても寄り添ってくれたなあと今でも感謝してます そんな一人一人に寄り添った、仲間のような信頼関係が築けるようになることが、もしかしたら、教育の理想なのかもしれないなあと思いました それは先生と生徒だけでなく、上司と部下、親と子、先輩と後輩においても フィンランドの教育における、持ち上がり制、がそんな関係を示唆しているような気がしました 一言で言えば 持ち上がり制ノベーション そんな話をしています^ ^ 参考:本:HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学―あなたの限界は、まだ先にある 電子書籍版  発行日 2025年10月14日  著者 アダム・グラント  監訳者 楠木 建(くすのき・けん)  発行所 株式会社三笠書房 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/vhT-VEWUUoY

    17 min
  4. インターリープ・ノベーション(1672回)

    3 DAYS AGO

    インターリープ・ノベーション(1672回)

    ペンシルバニア大学ウォートン校教授のアダムグラントさんから、理想の練習方法を伺い、目から鱗が落ちる思いでした 曰く "理想の練習法は、一つの技を進歩が見られるまで集中して徹底的に磨くことであると、私は思っていた。  だがブランドンは、同じ課題を延々と繰り返すのではなく、多様な要素を組み合わせる。カリーは二十分毎にシュートと瞬発力を鍛える演習から他の演習へと移行する。   変化を取り入れることは、モチベーションのみならず、学習の質も高める。数百もの実験が明らかにしているように、異なるスキルが交互に刺激される時、人は急速に進歩するのだ。   これは心理学で「インターリーブ(同時進行)法」と呼ばれ、絵画から数学に至るまで、あらゆる分野に応用可能である。" ここから私は思いました 1、コンフォートゾーンの抜け方バイアス 2、インターリープは「混ぜると覚醒」 3、多刀流だからこそ、大谷翔平さんを創れる 1、コンフォートゾーンの抜け方バイアス アンダースンさんの、超一流になるには努力か、才能か、という本が好きで良くお話ししてますが、そのポイントは1、最高の教師   2、コンフォートゾーンを抜ける 3、自分に自信を持つ これがコツと理解してまして 特に、2、コンフォートゾーンを抜けるには、できないことをやることだと、いうことで、筋トレであれば10回やれるところを更に20回、みたいなマッチョなやり方と思ってました それがまさにバイアスに囚われていたということを知って、めちゃくちゃショックを受けました つまり、そんなマッチョなやり方よりも、もっと優れたコンフォートゾーンを抜け出せる方法があるのである、ということに、ああ、本当に自分もバイアスに囚われて悔しいと思いました 2、インターリープは「混ぜると覚醒」 そのやり方が、インダーリープという、さまざまな課題を変えながらトレーニングをしていくという方法とのことでした このインターリーブというのは、フロリダ大学のダグ・ロアーさんが唱えていて、複数のスキル・問題タイプを交互に練習する手法であり、“混ぜることで負荷が上がり、結果として長期学習が加速する” さらには、単調な反復(ブロック練習)よりも 40〜70%学習効率が向上する ということを言われているとのことで、まさに何らかのトレーニングは、混ぜると危険、ならぬ、混ぜると覚醒、するという画期的な方法なのだと教えて頂きました ミニマム学習法で、まずは5分から始めようというのもありますが、それはある意味正解で、そしてまた5分他のことをやってみる、というのを組み合わせてやるのが理にかなってる ということを知って、私は早速、明日から、英語、作曲、リサーチ、読書、アカペラ練習、筋トレみたいに、もうやりたいことを、いくつも組み合わせてやることを、実践してみたいと思いました 3、多刀流だからこそ、大谷翔平さんを創れる この話を考えてみると、実は、大谷翔平さんが、ここまで凄くなったのは、インターリーブ効果もあったのかもしれないなあと思いました つまり、投手、打者、走者という、複数のものを同時に組み合わせて連射することで、インターリーブ効果として、各々のコンフォートゾーンを抜け出すことが更に深まっていったのではないか、そんな風にも考えさせられました もしかしたら、これからの育成は インターリーブとして、さまざまな学習を組み合わせる、それは、技術、芸術、哲学、科学、スポーツあらゆるものにまたがって活躍する人が現れる世の中になる そんなことを想像してしまいました 一言で言うと インターリーブ・ノベーション そんな話をしています^ ^ 参考:本:HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学―あなたの限界は、まだ先にある 電子書籍版  発行日 2025年10月14日  著者 アダム・グラント  監訳者 楠木 建(くすのき・けん)  発行所 株式会社三笠書房 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/PC_92wLFygw

    14 min
  5. おばけのこノベーション(1671回)

    4 DAYS AGO

    おばけのこノベーション(1671回)

    フィンランドで漫画の高い評価を得た作家に贈られるプーパー帽賞受賞の、テルヒ・エーケボムさんの、"おばけのこ"にめちゃくちゃ感動して、人が癒されるとは何かについて、考えさせられました。 Amazonの書籍紹介より "悲しい過去を胸にひとり暮らす女性の前に現れた、小さなおばけのこ。 森の国フィンランドからやってきたふしぎな物語。" "舞台となるのは、光を求めてさまよう霊魂に溢れかえった暗黒の森― そんな森の傍に移住した女性は、夜な夜な聞こえてくる霊魂の淋しげなうめき声に耐えかねて、ある夜、かれらを暗闇から解放しようと画策します。 その最中、名前のない小さなおばけのこが現れます。このこは、ほかのおばけたちと違って、暗闇からの解放を望まずに、おばけの姿のままこの世に生きて、女の子になって学校にいきたいのだといいます。 少し変わったこの「おばけのこ」との生活、巨大おばけ解放への挑戦、そして、ついに学校通いの準備が始まり、自分の名前を書く練習をするのですが…。 ここから私は人が癒えることの、3つの条件を思いました 1、自然に還る事 2、何かの助けになる事 3、仲間ができる事 1、自然に還る事 人里離れた森の中の小屋に移り住む女性は、何かとても悲しいことがあったように思えます。それは、言ってみれば、パッションの喪失状態ということができるのかもしれないと思いました 自らのパッションを見つめ直してみようと、いつもお話ししてますが、そんなこともできないほどに、疲れ果てて、自分自身さえ喪失してしまいそうになることもあるよなあと思いました そんな時はどうすれば良いのか?または、どうすることができるのか?その答えの一つとして、この絵本の本当に素晴らしいところなのですが、美しい自然の中に還るということが、一つの選択肢なのかもしれないと思いました それは、大好きな本であるレイチェルカールソンのセンスオブワンダーのように、自然の中にある、優しくてキラキラしたような移ろいを、自分自身の心の有り様とは全く別に感じることができる、または、そんな場所ならなんとかいることができる、そんなことなのかもしれないなと思いました 2、何かの助けになる事 この本の女性は、夜な夜な、おばけの声にうなされて、意を決してそれを何とかすることに向かうのですが、実はそれは、おばけを解放することに向かうことになります それは、最初は自分のためにやっていたことが、いつしか、おばけのためになることを、始めて行くことになる それは、まるで、イノベーターが、自分のためにやっていたことが、いつの日か、誰かの役に立つことにつながっていく、そんな構造ととてもにているなあと思いました イノベーターリップルモデルにおいては、それを、大義と呼んでいますが、誰かのためになることをやる、ということも、実は、パッションを喪失した中でも、それをやることで、逆に少しずつ自分のパッションを取り戻していくことができるのかもしれないなあと、そんなことも思いました 3、仲間ができる事 この本では、そんなこんなの中で、小さな、おばけのこ、が現れて、その女性と同じようにとても孤独な環境にいたところを、ひょんなことから、その女性と仲良くなって そして自然と少しずつ一緒にいろんなことをやるようになっていくのですが 自らのパッションを喪失して、自然の中に身を置きながら、何かの役に立つ、大義をするようになって、その中で、一緒の大義を行なっていこうとする、その、おばけのこ、という仲間ができたことが、とても心の救いに到達できたように感じました それは、おばけのこ、なので、人ではないのだけれども、なぜか心が通う存在で、それは動物でも植物でも、生き物じゃなくても、仲間と感じられる存在があれば、救われていくのかもしれないなあと思いました さらにいうなら、イノベーターリップルモデルが、パッションの喪失から始まって、何かの役に立つ大義を手に入れて、そして、そこから仲間ができる まさに一回りして、そして、喪失したパッションを取り戻していく そんな、癒しの3条件みたいなことを、おばけのこ、から教えていただきました ということで一言で言うと おばけのこノベーション そんな話をしています^ ^ 参考:本:おばけのこ 著者 テルヒ・エーケボム 訳 稲垣美晴 出版社 求龍堂 2023/2/20出版 https://amzn.asia/d/9PFpKuP 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/9H7lmMzC4fc

    14 min
  6. 最後の声をちゃんと聞いてやろうノベーション(1670回)

    5 DAYS AGO

    最後の声をちゃんと聞いてやろうノベーション(1670回)

    日本を代表する俳優の吉田鋼太郎さんと、小栗旬さん、そして声優の山寺宏一さんによる対談にて、吉田鋼太郎さんにとって声とは?の回答に震えました 曰く "一生本当に一番身近に、最後まで一緒にいる相棒で それでもだんだんちっちゃくなって年取って、だんだんだんだん掠れていって 最後はもう本当につぶやくような声になるまで、お互いにこう一緒にいる そして、最後の声をちゃんと聞いてやろうと、思うやつですね。" ここから私は思いました 1、声のメタ認知 2、最後まで一緒にいる"仲間" 3、最後の声からのバックキャスト 1、声のメタ認知 吉田鋼太郎さんの舞台での張った声は、まるでゴスペルのシャウトのように、胸に突き刺さる強さがあって、毎回それだけで感動してしまってます そんな吉田さんは、自分の声に対して、意識して、メタ認知をされているんだなあということに、改めて勉強になりました 自分は歌を歌うことが一つの自らのアイデンティティの一つと思ってますが、自らのアイデンティティ自体をきちんとメタ認知して、それを意識して付き合っていくというのは、とても大事なことだなあと、思いました 2、最後まで一緒にいる"仲間" 人は最後は誰もが1人で死んでいくものですが、こんなメタ認知をすると、自分のアイデンティティてあり、自分を支えてくれた声は、最後まで仲間であり続けてくれるのかもなあと思いました 最後の仲間に、自分はどんな声をかけてあげることができるんだろう。この声を授けてくれて、この声でいてくれて、この声で頑張ってくれて、ありがとう そきて、最後に自分は何を話すのだろう、坂本龍一さんが今際の際までピアノを弾き続けていたように、僕の声は何らかの歌を歌い続けるのかもしれないなあと。その時の歌は、自分がゴンチチの曲に合わせて創った、みんなのかけら、かもなあと、今は思ったりもしました 3、最後の声からのバックキャスト そんな今際の際を考えているところから、今を振り返ってみると、もっとやりたいことや、今ならまだできることが、たくさんあるなと 自分の声からの声に耳を澄ますことで、改めて自らのパッションの源を見つめ直してみて、そして行動しなきゃ、そんなことも思わせてもらいました 未来からのバックキャストは、今を生き自分を思い出させてくれるので、とても良い方法だなと、それに自分へのメタ認知を重ねてやることで、より、客観的な気づきを得られるかもしれないなあと思いました ということで 一言で言えば 最後の声をちゃんと聞いてやろうノベーション そんな事を思いました^ ^ 参考:NHK ビストロボイス 吉田鋼太郎(俳優) ✖︎ 山寺宏一(声優) ✖︎ 小栗旬(俳優) https://www.nhk.jp/g/ts/Y3RNJ33LW6/blog/bl/p23GKlQ5g2/bp/pzwEWmjxaP/

    14 min
  7. 誰もが成長できる世の中を作るノベーション(1669回)

    6 DAYS AGO

    誰もが成長できる世の中を作るノベーション(1669回)

    後継者不足の製造業で、「技能伝承」を高精度モーションキャプチャーで成し遂げようとするアキユイティー・佐藤平CEO兼CTOの言葉に震えました 曰く "昨日より今日、今日より明日、誰もが成長できる世の中を作る、っていうのが我々の ビジョンですね。 お客様も我々のプロダクトを使うと、成長できるという実感が作れる。  その成長って、やっぱりすごく喜ばしいといか、人が生きる根源だと思っていて、それを作るお手伝いができれば、僕自身もどんどん成長していける 。 それが僕のブレイクスルーかと思ってます。" ここから私は思いました 1、誰かの成長パッションに火をつけると言う大義 2、それが自らの成長パッションにも火をつける 3、ブレイクスルーは大義あるところに起きる 1、誰かの成長パッションに火をつけると言う大義 情熱のポートフォリオによると、パッションは、大好き、利他、個性、成長の4種類の濃淡はあるものの、各々がぐるぐる回るものと思っていますが 今回は、誰かかの、成長パッションに、まずは、火をつけると言う事を、イノベーターリップルモデル(パッション、仲間、大義)の大義として、つまり、自分たちの喜びよりも、誰かの喜びを実現することとして、展開されているのが、素晴らしいと思いました 特に、熟練技術者の技を継承して、乗り越える成長を遂げたいというニーズは、間違いなくあり、経営者からも、現場の担当者からも、成長パッションに火をつけられるというのは、強いなあと思いました 2、それが自らの成長パッションにも火をつける イノベーターリップルモデルは、自らのパッションから始まり、仲間と共に、誰もが喜んでくれる大義を実現するものですが 実は大義を実現することによって、今度は誰かから、フィードバックを頂くことになり、それが自らのパッションの源に、さらなる火を燃やす、というループがまわり、さらにイノベーションが加速するという、構造になると思ってます 今回のお話は、まさに、誰かの成長パッションに火をつけることで、自らの成長パッションにも更なる飛び火をするということから考えると、ループが回ってるなあと思いました 3、ブレイクスルーは大義あるところに起きる このイノベーションリップルモデルがぐるぐる回ることによって、社会的なインパクトを巻き起こしたり、イノベーションが拡大していくことにより、社会にブレイクスルーが巻き起こっていくのだなあと改めて思いました 特に、成長したい、という思いは、自分にも、他の人にもある思いなので、この大義を掲げることで、たくさんの仲間が集い、自らも燃え上がるという構造がイノベーションには理想的だなあと思いました ということで、一言で言えば 誰もが成長できる世の中を作るノベーション そんな話をしています^ ^ 参考:テレ東 プレイクスルー 0.1ミリ精度”で技能伝承!製造業を救うモーションキャプチャー 82025年11月15日(土)放送分 https://www.tv-tokyo.co.jp/breakthrough/

    10 min
  8. いかに役に立てるかノベーション(1668回)

    15 NOV

    いかに役に立てるかノベーション(1668回)

    いかに役に立てるかノベーション(1668回) ビジョナリーカンパニー著者のジム・コリンズさんがピータードラッカーさんにお会いした時のお話に感動しました "ピーターに会った時に、これまで書いた26 冊の本のうち、最も自分で誇りを持っている本は何かと聞きました。 するとピーターは「いま書いている次の本だよ」と言ったのです。彼はその時86歳。まさに「いかに役に立てるか」の生き様を貫いていました。 そして「いかに役に立てるか」という問いを中心に置いて生きると、自分の死後世界に何を残すかというレガシーのことはどうでもよくなるのです。 自分がこの世を去った後に人々が自分のことをどう思ってほしいかと考えるのは、単なるエゴです。 それよりも何ができるか。ピーターは、自分のレガシーがどうなるかについて考えることに一切エネルギーを割きませんでした。" ここから私は思いました 1、内発的動機 2、大義の実現 3、レガシーは不要 1、内発的動機 ピータードラッカーが、86歳にして、簡素な書斎でひたすら思考を巡らせ執筆をされていた。というお話を聞いて、本当に内発的動機に導かれるとおりに生きられた人なのだなあと感動しました 内発的動機は、デシ&ライアンさんからのお話ですが、私はそれを、パッションの源、そしてその内訳として、情熱のポートフォリオのお話をいつもきていますが その中でも、きっと経営のことを考えるのが、大好きパッションであり、そして、それを本にしてたくさんの人に見てもらう、利他パッション、さらには独自の理論としての個性パッション、そして86歳にしてもあくなき成長パッション、全てがぐるぐる炸裂していたのかなと。勝手に思ってしまいました 2、大義の実現 人の役に立つこと、いかに役に立てるか、というお話は、ある意味、人類における、究極の大義、なのかもしれないなあとも思います 人の生活の基盤としての活動であるお金を稼ぐということの、真ん中にある企業活動や組織活動は、ともすると、それが目的になってしまうことがあるので 本来あるべき姿は、いかに人の役に立てるか、というところにある、それの対価としてお金を稼ぐということになる、というメッセージは、何度も繰り返して思い出したい、大義だと思います それに全てを捧げられてさきた生き様にも感動するなあと思います 3、レガシーは不要 それは、もしかすると、内村鑑三さんの、後世に残すべき最大の遺物とも、呼応するような気もします お金や思想やビジネスなどのレガシーを遺すことには全く興味がない、今この時点で、何かの役に立つ、それのみの、その生き様こそが、後世に遺すべき最大の遺物と言って良いのではないか、そんなことを思わせて頂きました ということで、一言で言えば いかに役に立てるかノベーション 参考:ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2025年12月号 インタビュー 私の生き方を決定づけたドラッカーの言葉成功できるかではなく、役に立てるかを人生の軸とせよ『ビジョナリー・カンパニー』著者 ジム・コリンズ 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/TlfE0x0LsQM

    13 min

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