残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

kotaro zamma

イノベーションで世界をよりよく変えていこう、という闘う人々を応援するチャネルです。スタートアップや大企業、音楽家やアーティストなど、様々なイノベーターのビジョン、考え方、パッションを是非是非、全身で感じてください!

  1. 一斉にみんなでノーっていうノーベーション(1628回)

    4 HR AGO

    一斉にみんなでノーっていうノーベーション(1628回)

    漫画家の西原理恵子から、ガラスの天井を突き破る方法について痺れました 曰く "もうそんな会社に入るのやめない?っていうのはやっぱり一番ですよね。  一流大学出て、そのだいたいそういう古い体質の古い会社ですよね。 俺ら会社起こしません?そろそろ自分たちで 私の周りでも自分らで会社を起こして、 赤ちゃん連れてっていい会社も山ほどあるし 一斉にみんなで。ノーっていうしかないですよね。  行かない、まず。これからどんどん女性たち起業しましょうよ。 自分たちの会社を作りましょうよ。  そうやって変えていくのが私一番正しいと思うんですよ。すごいこれよろしくお願いします。" ここから私は思いました 1、ノーといっていい 2、新しい価値を作り直す 3、全世界1世帯あたり一法人化 1、ノーといっていい 私の大好きな本に"ボールのような言葉"という糸井重里さんの本があるのですが、その中に"なんだか知らないけど、いやんって言っていい"という言葉が大好きです 会議の場では、じゃあ対案出してください、みたいなことを言われるのを恐れて、そのままにしちゃうことも多いのですが、その時にこの言葉を思い出します ダニエルカールマンさんの著書:ファストアンドフローの中にある、システム1、システム2という話のように、システム1の直感的に思うことを、後々思うシステム2で論理的に駆逐してできないこととかもある気がしてて 先日お話しした京都大学の椛島健治先生のように、最初の違和感が実はとても大切ということを、思い出しました その直感や違和感は、きっと何か自分の情熱の源に響くことがあったということなので、それを大切に、まずは、ノーと言っていい、ということが大切と思いました 2、新しい価値を作り直す ハーバード大学・京都大学名誉教授の広中平祐先生の言われるように、誰かに編み物をしてあげたり、庭の手入れをしたり、日々の工夫をして生きている人たちは、みんな創造者であると、いう言葉がとても好きなのですが 新しい価値を作る人になるというのは、日々の工夫の延長線上と考えると、ある意味、誰もが小さなイノベーターであり、そしてそれが、イノベーターリップルモデルのように、パッションから始まり、自分だけでできないことを仲間と共に、そしてたくさんの人たちが喜んでくれる大義を実現できたら、新しい価値を生み出してる人になってると思います それが、大きくなれば、起業してビジネスになるし、小さければ、お金にはならないかもしれないけど、感謝という名のフィードバックをもらって、生きがいになるなと 誰もがそんなことをできるようになれば、西原さんの言われるように、誰にも気兼ねすることなく、ノーと言うことができる、そんな人になりやすくもなるよなあと思いました 3、全世界1世帯あたり一法人化 そしてその先には、資本家と労働者という関係がなくなるわけではないですが、ある時は労働者、ある時は資本家というような、両方に自由に行き来できるひとになることができれば たとえそれが巨大な資本家ではなくても、またさらに会社にしてなくたって、自らが価値を作ることで誰かが喜んでくれる、そんな生きがいを持つこともできるし そして、行けてない資本家の元での労働には、ノーと真っ向から普通にいうことができる世界になったら ある意味、牽制が効いた、良い資本家が残っていく、そんな風になったら素敵だなあと思い描いているのが 全世界1世帯当たり一法人化と、象徴的に呼んでいる一つの趣旨になるなあと改めて思いました ということで一言で言えば 一斉にみんなでノーっていうノーベーション そんな世界を目指したいなと思いました^ ^ 参考: 最後の講義 漫画家 西原理恵子 2025/10/1(水)NHKEテレ東京 https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-4N7KX1GKN7

    10 min
  2. 最下位には最下位のやり方があるノベーション(1627回)

    1 DAY AGO

    最下位には最下位のやり方があるノベーション(1627回)

    漫画家の西原理恵子さんの、若き日のロックスピリッツに感動しました 曰く "最下位は最下位のやり方がある。 私は別にトップの芸術家になりたいんじゃない。 絵でご飯を食べていく人間になりたいんだって。 だったら全然エロ本でオッケーっていうのが、私の考え方でした。" "好きなことで、それでお金がもらえれば、その仕事はすごく自分の誇りになって、一生続く仕事になると思うんですよ。" ここから私は思いました 1、大好きパッション 2、脱出パッション 3、行動に誇りが生まれる 1、大好きパッション 「毎日かあさん」などの毒舌とユーモアで、独自の世界観を持たれた漫画は、唯一無二の存在な西原理恵子さんですが、相当なロックスピリッツを持たれた人生だったんだということに、感動しました 武蔵野美術大学に入られて、すぐに戸を閉めた、との表現をされていましたが、もし自分であれば、すごい人たちがいることがわかった時点で、もしかしたら、別の道を探そうとなるかもしれないなあと思いますが 西原さんが素晴らしいのは、それでも、絵で生きていく、というスピリッツが全くぶれてないところだなあと思いました 情熱の源で言うと、とにかく、絵が大好きで、それで生きていくこと以外は考えられないほどのパッションが炸裂していたのかなと思いました そして、絵で生きていくためには、何ができるのか、から発想をしていくと言うプロセスが、なかなかできることではないなとも思いました それが、最下位には最下位のやり方があると言う、言葉に、ロックなスピリッツとともに、炸裂しているなあと思いました 2、脱出パッション そこには、もしかすると、大好きパッションだけではなく、脱出・成長パッションも、かなりつよく影響されてるのかもしれないなあと思いました 小さい頃から恵まれていない家庭に育ち、夫もアルコールに蝕まれてしまうという(すみません、お話ではお父様と勘違いしてました)過酷な状況に身をおかれながらも、漫画を描き続けていたということが、そこからの脱出を遂げたいという、パッションもあったのではないかと想像しました 脱出パッションは、一見、ネガティブでうちに籠るクローズな感情で、ともすればコンプレックスとも捉えがちな感情ですが、実はそこから抜け出そうという気持ちが芽生えた時に、とてつもない力を発するものだと思います スティーブ・ジョブズさんやイーロン・マスクさんなどの世界を代表するイノベーターの皆様も、実は脱出パッションから始まってる方々も多いように感じています だからこそ、西原さんは、ここまで突出されたイノベーターとしての唯一無二の漫画家になられたのかもしれないと思いました 3、行動に誇りが生まれる 西原さんが素晴らしいのは、絵が大好きで、絵で生きていくということを決めた上で、それで生きていくためにはを考えて、そして、まずはエロ本からやるという、行動に具体的に足を進めたことにあると思いました 理屈で考えてしまったり、周りの人に相談して決めようなどと思っているうちは、もしかしたら、第一歩は踏み出せないのかもしれないなあと その時の自分のある意味直感を信じて、まずは、行動を起こしてみる、ということから、新たな未来が見えてくる、そんなこともあるよと、教えて頂いた気がしました そしてこれは、イノベーターリップルモデルにも沿ってるなあと思いました。 つまり、絵を描きたいというパッションに従って、エロ本の出版社という仲間を得て、まずはエロ本大好きな皆様に価値を提供できた その付加価値の見返りとしてお金をもらえた、ということは、パッション、仲間、大義のリップルモデルを一回りさせてことになるなあと思いました そして、その見返りは、お金でなくても良くて、たとえば感謝の言葉でもいいし、もっといえば、自分として納得感が得られた、ということだけでもいいのかもしれません いずれにしても、リップルモデルが一回りした、という経験を積むことによって、それがいつしか!自分の自信になり、誇りにつながる、そしてますます、情熱に火が燃え盛る、そんなサイクルが大切なのかもしれないなと思いました ということで、一言で言えば 最下位には最下位のやり方があるノベーション そんな話をしています^ ^ 参考: 最後の講義 漫画家 西原理恵子 2025/10/1(水)NHKEテレ東京 https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-4N7KX1GKN7

    17 min
  3. 安心できない環境に身を置いて想像し続けるノベーション(1626回)

    2 DAYS AGO

    安心できない環境に身を置いて想像し続けるノベーション(1626回)

    俳優の杉咲花さんが、市子、という映画の役をやった際の、気づきに感動しました "監督が心血を注いで、脚本を書かれたことが手に取るように伝わってくる、もう素晴らしい本で ものすごく共振したんですけど、実際現場に入ってみると 、脚本に書かれているような表情表現を、あまりうまくできなかったりとか 逆に 想像もできなかったようなところに、 なんか感情が動くような瞬間とかが、あったりして。 その時に、やっぱり俳優って 自分が演じる役 を誰よりも理解してないといけないんじゃないかって思いでやってきたんですけど。 なんか、役をわかるとか。入り込むっていうことって、不可能なんじゃないかなって思って。 でも、だからこそ 、安心できない環境に身を置いて、想像し続けるっていうことで、役を知ろうとできるのかなっていうことに気づいた作品でしたね。" ここから私は思いました 1、永遠の未完成 2、ネガティブケイパビリティ 3、コンフォートゾーンを抜ける 1、永遠の未完成 杉咲花さんの出演するドラマや映画は、完全制覇したいと思えるほど、大好きな俳優なのですが、あの迫真の演技はどこから来ているのか、その本質の一端を見せて頂いた気がしました "役をわかることは不可能かもしれない"との言葉は、それを真摯に追求してきた杉咲さんだからこそ、言える言葉かもそれないなあと思いました それはもしかすると、永遠に完成することはない、永遠に満足することはない、と言われてきたダヴィンチのモナリサのように、永遠の未完成だからこそ、更なる挑戦があり、美しさがある、そんな風にも思いました 2、ネガティブケイパビリティ わからないことをわかった風にやるのと、わからないことをわかっていないと意識しながらやるのでは、全然違うものになると思います 杉咲さんは、わかっていないとわかった上で、どうそれに近づけていくのかを最後まで模索し続けるということを言われているのかと思いました それは、詩人のジョンキーツさんがいわれている、ネガティブケイパビリティととても付合する考え方かと思いました イノベーションの世界でも、課題が本当にわかっていないのに、表面的な課題をわかったように解決策を出して、結局使われないものになる、ということが沢山あります わからないものをわかってないと認識することで、気持ちが悪いけれども時間がかかるけれども、わかろうと追求し続ける、それがリーンに実証し続けるということにつながるのと、似ているなあと思いました 3、コンフォートゾーンを抜ける "安心できない環境に身を置いて、想像し続ける"というのは、まさに、コンフォートゾーンを抜け出すことを常日頃からやられているんだなあと思いました 「超一流になるためには、努力か才能か」というアンダースさんの本がありますが、その中で言われている超一流になるための一つの秘訣として言われているのが、まさにこの「コンフォートゾーンを抜け出す」ということです 決して役を理解することはできないということを理解しながらも、その理解できない環境にネガティブケイパビリティで踏ん張りながら、常日頃できないこと、難題に挑んでいく そんな姿勢を常に実施しているからこそ、杉咲さんのドラマや映画は、観る人たちの心を掴んで離さない、迫力と感動を生んでいるのだなあと 改めて思いました これは、何らかの道を極めようと真摯に向き合っている人や、世の中にない新しい価値を作ろうともがいている、さまざまなイノベーターのお一人なんだなあと そんなことを思いました 一言で言えば 安心できない環境に身を置いて想像し続けるノベーション そんな話をしています^ ^ 参考: あさイチプレミアムトーク 杉咲花 2025/10/3(金)NHK総合・東京 https://www.web.nhk/tv/an/asaichi/pl/series-tep-KV93JMQRY8/ep/G5Q531616V

    15 min
  4. 気づきのスイッチノベーション(1625回)

    3 DAYS AGO

    気づきのスイッチノベーション(1625回)

    明治大学文学部教授の齋藤孝さんの言葉に、新たな気づきを頂きました^ ^ "気づきを得られるかどうかは、能力の問題というより、スイッチを入れているかどうかで決まります。常にスイッチを入れている人は、どんな漫画を読んでもテレビドラマを見ても、何かに気づくことができるのです。" "私が教鞭を執る明治大学の近くには、いつも行列ができているうどん屋さんがあります。教え子の多くも、そのうどん屋さんに通い詰めています。   漠然とうどんを食べている学生にとっては「いつも混んでいるな」という感覚でしょうが、その学生がうどん屋さんを経営することになれば、とたんにスイッチが入り、行列の理由を知ろうとする意識が芽生えるはずです。" ここから私は思いました 1、圧倒的当事者意識 2、究極の共感 3、パッションの源の逆算 1、圧倒的当事者意識 ご存知リクルートでとても有名になった言葉ですが、気づきを得るためにも、これがとても重要なんだなあということを教えていただきました いろんなことに好奇心を持つことで、気づきが増えるという話もあるのですが、最も強烈な意識改革はこれだと思いました コンサル時代には、よく、「お前、それ自分で使ったのか?」とよく言われましたが、ユーザヒアリングとか、アンケートとかよりも何よりも、自分がユーザーになることで、見えていないことがたくさん見えてくる経験もさせて頂きました 斉藤さんがおっしゃるとおり、ラーメン屋さんも私は大好きですが、自分がやると追い詰めれるくらいの状況になった時の気づき量は、100万倍違うと思いました そういう意味で、新しいサービスを、机上で検討しているのと、実際に行動を起こしてやって見た時の気づき量も計り知れなく違う、だからこそ、一歩踏み出すことが重要、そんなふうにも思いました 2、究極の共感 お客様がいる際のB2Bビジネスとかですと、とはいえ、そこまで食い込むことができない時もあるかと思います お客様のお客様になってやって見たのか?!とも言われましたが、エンドユーザーに携わってないお客様への提案もあるので、一概にはいえないことごあります その場合は二つポイントがあるかと思うのですが、一つはデザインシンキングでいうところの共感をどれだけ自分のものにできるかということなので ここでまさに現場100回、三現主義の現場、現物、現人がやはり重要になるということかと思います。 なかなかB2Bの会社では、資料をちゃんと作っていかないとお客様に失礼になるみたいなことで、なかなか現場にいかないケースが本当に多いので、むしろそちらの壁を越えることが仕組みとして求められるかと思います そのやり方もいろいろあるのですが、もう一つ大事なことは、お客様を好きになることかもしれないなあと思います BCGの秘伝のタレで言われていた"他者への貢献に対する強い想い"というのはまさにそうなのかなと。もちろん仲間への貢献もありますが、お客様をいかに好きになれるかということがあるかなと 連続起業家であるユリ・レヴィーンさんがおっしゃっていた'問題に恋する"というのも、とても似ている意味な気がします。そこまで入れ込むからこそ、究極の共感までいけるのかもしれないなあと そして、究極の教官まで行ければ、きっと、気づきも沢山生まれてくるのだろうなあと思いました 3、パッションの源の逆算 実は、そんなこんなで感じた違和感がなぜ自分に生まれたのか?と、紐解いていくと、実は、自分のパッションの源に気づくことができてくるのかもしれないなと、思いました なぜそんなに、気になって、気づきが沢山生まれてしまったのか?!そこには、自らのパッションの源をふるわす何かが、あったからに違いないと考えて それがいつも自分で意識しているパッションの源であれば、それはそれで改めて意識できますし、もし、自分でも思いがけず熱くなってしまった、なんてことがあった時はチャンス到来です そこにも、実は、忘れていた自らのパッションの源があるのかもしれない、と意識し始めると、新たに広がる世界があるかもしれないなあとも思いました ということで、一言で言えば 気づきのスイッチノベーション(1625回) そんな話をしています^ ^ 参考:本: 「気づき」の快感 令和6年11月発行 著者 齋藤孝  発行所 株式会社幻冬舎

    20 min
  5. 自分が最初に感じた疑問をずっと残すノベーション(1624回)

    4 DAYS AGO

    自分が最初に感じた疑問をずっと残すノベーション(1624回)

    京都大学の皮膚科学教室教授として、アトピー性皮膚炎やアレルギーの研究で国際的評価を受ける椛島カバシマ健治さんの、メモ活用理由にイノベーションの秘密を見ました 曰く "あの時間が経ったら、また見返してっていうのはずっと繰り返して行くんですけど。 わからない状態がずっと続くと、だんだん当たり前で、わからないのが当たり前で、最初に思ったり疑問を忘れちゃうじゃないですか。 それは結構自分で嫌なので。自分が一番最初に感じた疑問というのはとりあえずずっと残すようにしてるんですよ。" "自分が感じたことを大切にしたい、というのがあるんですよ。 なぜそう感じたのかとか、で、それに対してどういう風に、あの対応できるかとか。なんかやっぱり少しでも形にして行きたいですよね。"  ここから私は思いました 1、日々の違和感をたいせつにする 2、何度も思い返す 3、ある時気がつく時が来る 1、日々の違和感をたいせつにする レオナルドダビンチもメモ魔だったというお話は有名ですが、イノベーションを起こす上で、日々の違和感や思いつきを忘れないようにすると言えことが、とても大切なんだなあと、改めて思いました 違和感は、最初に感じるもので、日々過ごしているうちに、それはあまり前になってしまう、ということが多々あると思います それがいつの間にか、普段の生活の中から、自分に染み込んでしまうバイアスだと思うのですが、実はそこにこそ、イノベーションの種が潜んでいる、ということなのだなあと思いました 2、何度も思い返す 私はそれをiPhoneのメモ機能で、タグ付けをしてやっていて、この番組のネタも、常日頃気になったら、写真に撮ったり、録音したり、そして最終的には、メモに貼り付けています 本当は、紙のメモの方がパラパラめくりながら一覧できるので、より思い返しがしやすいのかもしれないなあと思いつつも、何冊紙のメモをなくしたことか💦どうしても移行はできない感じです 昔観た映画やドラマを、今観ると、また新鮮に違う感覚になるように、自分の昔のメモを久しぶりに見ると、ああ、これ、面白いかもなあと、改めて思えるので 別にイノベーションの種や!みたいに思えなくても、ちょっとでも気になったことは、何でもかんでもメモるということをすると、いつの日か、不思議と面白い解釈が生まれるということも、自分としての発見で面白いとも思います 3、ある時気がつく時が来る 苧坂直之先生のデフォルトモードネットワークのお話のように、その時は深く考えずに、メモっておくことで、脳の片隅にあることが、ある日突然結びつく、みたいなこともあるのかもしれないなあと思います ジェームズWヤングさんの、有名なアイディアの作り方、という本でも、第五段階で、アイディアが素晴らしい子供ではないことに気づき、それを忍耐強く手を加えて行く、と言われています そのために、メモとして溜め込んでおいて、気軽に少しずつ手を加えて行くのは、とても良い方法なのだなあと思いますし こらからは、AIに自分の考えを読み込ませておいて、自由に引き出したり、掛け合わせもしてもらう、みたいなこともできるようになるんだろうなあと、そんなことも思いました ということで、何らにしても、大切なことは 自分が最初に感じた疑問をずっと残すノベーション そんなことを思いました^ ^ 参考: 情熱大陸【椛島健治/皮膚科医7世界初の創薬も!奥深き”皮膚”のナゾを解き明かす】皮膚科医Vol.1371  2025/9/28(日)https://www.mbs.jp/jounetsu/2025/09_28.shtml 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/ecPPVxJwKys

    19 min
  6. 誰かのためになら頑張れるノベーション(1623回)

    5 DAYS AGO

    誰かのためになら頑張れるノベーション(1623回)

    朝ドラの、あんぱんロスになってる私ですが、脚本家の中園ミホさんの「精力的に仕事を続けるためには?」への回答に感動しました 曰く "ああ、やっぱり ほんと自分のためには頑張れない。 なんか誰かに喜んでもらおうとか、 あの誰かを笑顔にしたいなとか ちょっと。  あの人の なんか助けになるといいなとか。 今回は、やっぱり、やなせさんのメッセージを伝えようとか。 あと、その戦争で傷ついた自分の親たちの世代の思いを伝えようとか そういう誰かのためだときっとその 2年間私生活なくてもなんとか、この怠けものな私が頑張れるわ、これ。自分のためのちょっと無理だろうなって" 1、利他パッション 2、パッション、仲間、大義 3、究極の贈与 1、利他パッション 朝ドラの、あんぱん、が終わってしまって、なかなかの、あんぱんロスを味わっている私ですが 脚本家の、中園ミホさんが、2年間に渡り、どのようなパッションで、継続する力を支えていたのかを伺うことができて、とても感動しました。 情熱のポートフォリオからすると、これは、大好き、利他、個性、成長、という四象限の中でも、利他パッションが炸裂している状態なのかなあと思います 情熱の源は、必ずしも自分良がりなものだけではなく、人のために尽くすことが、自分の幸せと感じる方もたくさんおられるし もっと言えば、どなたの中にも、誰かのために何かしてあげたいという気持ちはあると思います その情熱を糧に、この感動的な、あんぱんの物語を書き上げたのかと思うと、ある意味、やなせさんの思いが乗り移っていたのかもしれないなあと、そんなことを思いました 2、パッション、仲間、大義 もう一つの観点として、イノベーションや創造的活動という観点で見ると 誰かの痛みをなんとしたいという思い(パッション)が立ち上がり たくさんの人たちと協力することによって(仲間) 世の中のたくさんの人たちが喜んでくれることを実現する(大義) これによって、新しい価値がどんどん創造されていき、そこに感謝のループが回り始めるという幸せのループが生まれるとも思います 朝ドラあんぱんの大義は、決してひっくり返らない正義、それはすなわち、アンパンマンのように、お腹を空かせた誰かがいたら、食べ物を分けてくれるということ どんな世界でも決してひっくり返ることのない、その正義を伝えるために、放送局の皆さんや役者さんや衣装さんや小道具さんや、様座生仲間が集まって 中園さんの、やなせさんのメッセージを伝えたい、戦争で苦労された方の思いを伝えたい、そのパッションを支えてくれた そんなふうにも思えました 3、究極の贈与 ライブや舞台の演者であれば、すぐに喜んでくれる人がいるので、すぐにフィードバックをもらえて、喜んでもらえたことが実感できると思うのですが 中園さんのような脚本家の皆様は、その実感を得られる相当前に書き上げなくてはならないことを考えると 究極の贈与的な気持ちではないとなかなかできないお仕事だなあと思いました ある意味、そのフィードバックがあろうがなかろうが、やなせさんや、戦争で傷ついた親世代の思いを伝えたと思えた時点で 親が子供に何かをしてあげて、特にフィードバックを得たいと思わないのと同じように、その作品を世の中に届けた時点で、何かパッションに火をつけることができるのかもしれないなあとも思いました それが究極の利他パッションにもつながるのかもしれないなと ということで、中園さんから 誰かのためになら頑張れるノベーション を教えていただきました そんな話をしています^^ 参考:NHK  あさイチ「あんぱん」中園ミホ再び!2025/9/25(木)NHK総合・東京

    19 min
  7. 「いつも心に〝たまたま〟を」のアウト老ノベーション(1622回)

    6 DAYS AGO

    「いつも心に〝たまたま〟を」のアウト老ノベーション(1622回)

    マイブーム、ゆるキャラなどの造語を生み出した、イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャンとして幅広く活躍されている、みうらじゅんさんの、人生哲学に触れた気がして感動しました 曰く "先ずは、「僕は何者なのか?」を知るところから始めなければならない。そして、「何者でもない」ことを知るべきなのだ。たまたまこの世に生を受けただけじゃん! その通称〝たまたま〟が正体なのに、何を恐れ、悩むことがあるだろうか?" "ここでひとつ重要なのは、面白くするのも、つまらなくするのも、自分次第であるってこと。" "結局、何者でもないのだが、ここのジャッジとプレイは委ねられる。もう、好き嫌いなんて言ってる場合じゃない。生き物には寿命があるからだ。ちょっとでも気になったら食らい付く。" "いよいよ僕も世間で言われるところの高齢者となったが、こちとらはみ出し老人。「いつも心に〝たまたま〟を」のアウト老。" ここから私は思いました 1、生まれたこともセレンディピティ 2、自分次第で全ては解釈可能 3、自らの魂の源の理解   1、生まれたこともセレンディピティ 大好きな、みうらじゅんさんの、人生哲学にまたしても感動してしまいました。この"たまたま"は、生まれたことでさえ、セレンディピティで、偶然の幸運に過ぎない、ということかと思いました セレンディピティに関しては、ライフネット生命の出口治明さんの、人本旅、のお話がすごく好きで、人と会うこと、本を読むこと(昔の人と出会う)、旅をすること(異世界の人と会う)ことが セレンディピティを高める方法としてはあるなあと常日頃思ってます。幸運を拾う確率が同じだとすれば、その出会いの数を増やすことで、確率は上がらなくても、数を増やすことができる イノベーションや、発明には、このようなセレンディピティもとても大事なので、普段からそんな活動をすることによって、幸運を拾う可能性が高まると みうらさんのいっている"たまたま"が、そんな活動をした結果、自分が生まれたのかどうかはわかりませんが、いずれにしてもこれを、自分にとっては、最も重要なセレンディピティの始まりだったと考えてもいいなあと思いました 2、自分次第で全ては解釈可能 いつもお話しするニーチェの解釈論も、みうらさんのお話にはあって、最後に自分次第という、重要な解釈の余地があるということだなあと思いました 真実はない、あるのは解釈だけである、のとおり、起きた事象は変えられないが、それをポジティブに幸運と捉えるのか、ネガティヴに失敗と捉えるのかで、人生は180度変わっちゃう それがわかってるだけで、100万人がネガティヴな反応をしていても、自分1人が、これは幸運なんだと思うことができれば、素敵な人生の連続にできるかもしれない だって全ては、"たまたま"のセレンディピティから始まってるんだから、というのは、とても生きる上での力を抜いてくれて、また逆に勇気を頂なるなあと思いました 3、自らの魂の源の理解   そして、最後の解釈の物差しとなるのが、私は、自らのパッションの源が、何なのかを理解しておくことかなあと思いました サラリーマン時代は、自分の頭は、会社のジョブを解決することにほとんどの頭を使ってましたが、じゃあ自分のジョブは何だっけ?にほとんどの頭を使うことができなかった気が、今思えばします 自分自身が何のために会社に入ったのか?どんな人になりたかったのか?何を成していきたかったのか?忙ししさにほとんど考えることがなかってような気がします みうらさんは、その部分に関しては、自らのパッションの源が、自然とわかっていて、そして自然と選択してきている、そんな方なのかなあとも思いました 私は常日頃それを忘れてしまうので、さまざまなセレンディピティが起きた時に、それを幸運とするのか、不幸とするのか、幸運とするには、自分のパッションの源は何で言ってるのか? こんなことを解釈のメジャメントにできるようになりたいなあと思いました。そんでそんな追い方をしていきたいと ということで、一言で言えば 「いつも心に〝たまたま〟を」のアウト老ノベーション そんな風に思いました^ ^ 参考:本: アウト老のすすめ 2025年4月20日 発行 著者 みうらじゅん  発行所 株式会社文藝春秋 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/xt0gX8t6E1o

    11 min
  8. 運命愛ノベーション(1621回)

    29 SEPT

    運命愛ノベーション(1621回)

    ニーチェさんの永遠回帰につながる、運命愛の考え方に、イノベーターマインドセットの重要な一つを教えて頂きました 曰く "すべての「こうあった」を「私がそう欲した」につくりかえること、これこそ、私が救済と呼びたいものだ" ここから私は思いました 1、解釈論 2、過去を肯定する 3、未来を創造する 1、解釈論 ニーチェさんといえば、解釈論がとても好きなのですが、【真実はない、あるのは解釈だけである】というのは、全ての事柄につうじる大切な概念だと思っています つまり、100人いて99人が否定的な事実だと言われていても、自分1人がそれは肯定的な事実であるという考え方を、言ってもいいのである もっといえば、100人が各々の真実ということを持っていいのである、という考えは、とかく同調圧力や世間のバイアスに流される自分としては 思考の拠り所になる、勇気の源になる考え方だと思っています 2、過去を肯定する その解釈論を使って、過去の出来事を、どう捉えていくのかということが、とてもイノベーション活動においても、引いては、人生においてもとても重要なことだと思います 後悔のない人生なんてない、と良く言われますが、私も沢山の後悔を持っていますが、その一つ一つが、今の自分の仲間だったり、自分のノウハウやスキルだったり、目指す方向性だったりを 間違いなく作ってくれてた要因なんだと、考えることで、少しでもそれらをポジティブに捉えようとすることが大事だと思っています そうは言っても、どうしようもないほどに、辛い事情もあったりすると思いますし、無理にそれをやるということとはまた違う気がしますが いつの日かそんなふうに考えられる日が必ず来ると思っておるだけで少しは変わってくる気もします イノベーション活動では、まさによく言われる、失敗経験から、抜け出せない問題がそれに当たると思いますが それがあったら、今のプロジェクトやお客様との関係があるということを紐解いてみると、必ずしも失敗と否定せずに、役に立ったと言われることを見つけるということも大切な気がしています 3、未来を創造する そして過去を肯定することができたら、これからの自分についても、新たな挑戦をすることは、怖いことではなく、また違う新たな経験やステップを、どんな結果になったとしても、加えていけることになる そう考えるだけで、新しいことに挑戦することへの、とても勇気のもらえるマインドセットだと感じました 青色LEDの天野浩さんが言われていたように、失敗は誰かの役に立つ、という考え方も、未来への挑戦を肯定してくれる考え方ですし シリコンバレーでよく言われるFast Failも、早く失敗して軌道修正をしたほうが、実は早くゴールに辿りつける、そんな話も、とても挑戦を肯定してくれる考え方だと思いました ということで、ニーチェさんの、解釈論、過去の肯定、未来の肯定、を支える、運命愛の考え方は、イノベーターに必須のマインドセットだと思いました ひことこでいえば 運命愛ノベーション そんな話をしています^ ^ 参考 NHKオンデマンド 1 00分de名著 ニーチェ ツァラトゥストラ第3回●永遠回帰とは何か?「ツァラトゥストラ』 https://www.nhk-ondemand.jp/program/P201800185300000/ 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/dnqnjtDV20U

    20 min

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