残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

kotaro zamma

イノベーションで世界をよりよく変えていこう、という闘う人々を応援するチャネルです。スタートアップや大企業、音楽家やアーティストなど、様々なイノベーターのビジョン、考え方、パッションを是非是非、全身で感じてください!

  1. 最後の声をちゃんと聞いてやろうノベーション(1670回)

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    最後の声をちゃんと聞いてやろうノベーション(1670回)

    日本を代表する俳優の吉田鋼太郎さんと、小栗旬さん、そして声優の山寺宏一さんによる対談にて、吉田鋼太郎さんにとって声とは?の回答に震えました 曰く "一生本当に一番身近に、最後まで一緒にいる相棒で それでもだんだんちっちゃくなって年取って、だんだんだんだん掠れていって 最後はもう本当につぶやくような声になるまで、お互いにこう一緒にいる そして、最後の声をちゃんと聞いてやろうと、思うやつですね。" ここから私は思いました 1、声のメタ認知 2、最後まで一緒にいる"仲間" 3、最後の声からのバックキャスト 1、声のメタ認知 吉田鋼太郎さんの舞台での張った声は、まるでゴスペルのシャウトのように、胸に突き刺さる強さがあって、毎回それだけで感動してしまってます そんな吉田さんは、自分の声に対して、意識して、メタ認知をされているんだなあということに、改めて勉強になりました 自分は歌を歌うことが一つの自らのアイデンティティの一つと思ってますが、自らのアイデンティティ自体をきちんとメタ認知して、それを意識して付き合っていくというのは、とても大事なことだなあと、思いました 2、最後まで一緒にいる"仲間" 人は最後は誰もが1人で死んでいくものですが、こんなメタ認知をすると、自分のアイデンティティてあり、自分を支えてくれた声は、最後まで仲間であり続けてくれるのかもなあと思いました 最後の仲間に、自分はどんな声をかけてあげることができるんだろう。この声を授けてくれて、この声でいてくれて、この声で頑張ってくれて、ありがとう そきて、最後に自分は何を話すのだろう、坂本龍一さんが今際の際までピアノを弾き続けていたように、僕の声は何らかの歌を歌い続けるのかもしれないなあと。その時の歌は、自分がゴンチチの曲に合わせて創った、みんなのかけら、かもなあと、今は思ったりもしました 3、最後の声からのバックキャスト そんな今際の際を考えているところから、今を振り返ってみると、もっとやりたいことや、今ならまだできることが、たくさんあるなと 自分の声からの声に耳を澄ますことで、改めて自らのパッションの源を見つめ直してみて、そして行動しなきゃ、そんなことも思わせてもらいました 未来からのバックキャストは、今を生き自分を思い出させてくれるので、とても良い方法だなと、それに自分へのメタ認知を重ねてやることで、より、客観的な気づきを得られるかもしれないなあと思いました ということで 一言で言えば 最後の声をちゃんと聞いてやろうノベーション そんな事を思いました^ ^ 参考:NHK ビストロボイス 吉田鋼太郎(俳優) ✖︎ 山寺宏一(声優) ✖︎ 小栗旬(俳優) https://www.nhk.jp/g/ts/Y3RNJ33LW6/blog/bl/p23GKlQ5g2/bp/pzwEWmjxaP/

    14 Min.
  2. 誰もが成長できる世の中を作るノベーション(1669回)

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    誰もが成長できる世の中を作るノベーション(1669回)

    後継者不足の製造業で、「技能伝承」を高精度モーションキャプチャーで成し遂げようとするアキユイティー・佐藤平CEO兼CTOの言葉に震えました 曰く "昨日より今日、今日より明日、誰もが成長できる世の中を作る、っていうのが我々の ビジョンですね。 お客様も我々のプロダクトを使うと、成長できるという実感が作れる。  その成長って、やっぱりすごく喜ばしいといか、人が生きる根源だと思っていて、それを作るお手伝いができれば、僕自身もどんどん成長していける 。 それが僕のブレイクスルーかと思ってます。" ここから私は思いました 1、誰かの成長パッションに火をつけると言う大義 2、それが自らの成長パッションにも火をつける 3、ブレイクスルーは大義あるところに起きる 1、誰かの成長パッションに火をつけると言う大義 情熱のポートフォリオによると、パッションは、大好き、利他、個性、成長の4種類の濃淡はあるものの、各々がぐるぐる回るものと思っていますが 今回は、誰かかの、成長パッションに、まずは、火をつけると言う事を、イノベーターリップルモデル(パッション、仲間、大義)の大義として、つまり、自分たちの喜びよりも、誰かの喜びを実現することとして、展開されているのが、素晴らしいと思いました 特に、熟練技術者の技を継承して、乗り越える成長を遂げたいというニーズは、間違いなくあり、経営者からも、現場の担当者からも、成長パッションに火をつけられるというのは、強いなあと思いました 2、それが自らの成長パッションにも火をつける イノベーターリップルモデルは、自らのパッションから始まり、仲間と共に、誰もが喜んでくれる大義を実現するものですが 実は大義を実現することによって、今度は誰かから、フィードバックを頂くことになり、それが自らのパッションの源に、さらなる火を燃やす、というループがまわり、さらにイノベーションが加速するという、構造になると思ってます 今回のお話は、まさに、誰かの成長パッションに火をつけることで、自らの成長パッションにも更なる飛び火をするということから考えると、ループが回ってるなあと思いました 3、ブレイクスルーは大義あるところに起きる このイノベーションリップルモデルがぐるぐる回ることによって、社会的なインパクトを巻き起こしたり、イノベーションが拡大していくことにより、社会にブレイクスルーが巻き起こっていくのだなあと改めて思いました 特に、成長したい、という思いは、自分にも、他の人にもある思いなので、この大義を掲げることで、たくさんの仲間が集い、自らも燃え上がるという構造がイノベーションには理想的だなあと思いました ということで、一言で言えば 誰もが成長できる世の中を作るノベーション そんな話をしています^ ^ 参考:テレ東 プレイクスルー 0.1ミリ精度”で技能伝承!製造業を救うモーションキャプチャー 82025年11月15日(土)放送分 https://www.tv-tokyo.co.jp/breakthrough/

    10 Min.
  3. いかに役に立てるかノベーション(1668回)

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    いかに役に立てるかノベーション(1668回)

    いかに役に立てるかノベーション(1668回) ビジョナリーカンパニー著者のジム・コリンズさんがピータードラッカーさんにお会いした時のお話に感動しました "ピーターに会った時に、これまで書いた26 冊の本のうち、最も自分で誇りを持っている本は何かと聞きました。 するとピーターは「いま書いている次の本だよ」と言ったのです。彼はその時86歳。まさに「いかに役に立てるか」の生き様を貫いていました。 そして「いかに役に立てるか」という問いを中心に置いて生きると、自分の死後世界に何を残すかというレガシーのことはどうでもよくなるのです。 自分がこの世を去った後に人々が自分のことをどう思ってほしいかと考えるのは、単なるエゴです。 それよりも何ができるか。ピーターは、自分のレガシーがどうなるかについて考えることに一切エネルギーを割きませんでした。" ここから私は思いました 1、内発的動機 2、大義の実現 3、レガシーは不要 1、内発的動機 ピータードラッカーが、86歳にして、簡素な書斎でひたすら思考を巡らせ執筆をされていた。というお話を聞いて、本当に内発的動機に導かれるとおりに生きられた人なのだなあと感動しました 内発的動機は、デシ&ライアンさんからのお話ですが、私はそれを、パッションの源、そしてその内訳として、情熱のポートフォリオのお話をいつもきていますが その中でも、きっと経営のことを考えるのが、大好きパッションであり、そして、それを本にしてたくさんの人に見てもらう、利他パッション、さらには独自の理論としての個性パッション、そして86歳にしてもあくなき成長パッション、全てがぐるぐる炸裂していたのかなと。勝手に思ってしまいました 2、大義の実現 人の役に立つこと、いかに役に立てるか、というお話は、ある意味、人類における、究極の大義、なのかもしれないなあとも思います 人の生活の基盤としての活動であるお金を稼ぐということの、真ん中にある企業活動や組織活動は、ともすると、それが目的になってしまうことがあるので 本来あるべき姿は、いかに人の役に立てるか、というところにある、それの対価としてお金を稼ぐということになる、というメッセージは、何度も繰り返して思い出したい、大義だと思います それに全てを捧げられてさきた生き様にも感動するなあと思います 3、レガシーは不要 それは、もしかすると、内村鑑三さんの、後世に残すべき最大の遺物とも、呼応するような気もします お金や思想やビジネスなどのレガシーを遺すことには全く興味がない、今この時点で、何かの役に立つ、それのみの、その生き様こそが、後世に遺すべき最大の遺物と言って良いのではないか、そんなことを思わせて頂きました ということで、一言で言えば いかに役に立てるかノベーション 参考:ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2025年12月号 インタビュー 私の生き方を決定づけたドラッカーの言葉成功できるかではなく、役に立てるかを人生の軸とせよ『ビジョナリー・カンパニー』著者 ジム・コリンズ 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/TlfE0x0LsQM

    13 Min.
  4. ハンティングゾーン・ノベーション(1667回)

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    ハンティングゾーン・ノベーション(1667回)

    麻生要一さんの、書籍:新規事業の経営論より、ハンティングゾーン(『コーポレート・エクスプローラー新規事業の探索と組織変革をリードし、「両利きの経営」を実現する4つの原則』(アンドリュー・J・M・ビンズ、チャールズ・A・オライリー、マイケル・L・タッシュマン著、加藤今日子訳、英治出版)のお話を教えていただき、めちゃくちゃ勉強になりました。 ハンティングゾーンとは ”主に探索的な活動(Exploration)において、新規事業やイノベーションを生み出すために企業が重点的に狙うべき事業領域や市場セグメントのこと。 「社会全体の潮流」「自社の資産または優位性」「顧客を惹きつける課題」「市場魅力度」の4つが重なるところと定義される。 企業にとって戦略上意味を持つ領域をテーマ設定することで、その領域内におさまり、かつ社員の内発的動機から生まれる新規事業の創出を促すための枠組みです。”とのこと ここから私は思いました 1、自分軸と他人軸 2、ずっけーサービス 3、経営コミットメント 1、自分軸と他人軸 ハンティングゾーンというネーミング、めちゃくちゃ素敵だなあと思いました。 会社全体としては、中計、事業部などではキックオフなどの際に、ある意味定めていることを、新たな狩の場としてどのフィールドにどんな武器を持って狩に行こうとするのか?ということを明確にしておくということかと思いました そして、それはあくまでも、他人軸の部分であって、イノベーションは、あくまでも自分軸がとても大切になるので、その交わりをいかに意識させるか、または、いかに創発するか、と言うことが大切になるのかもしれないなと思いました 2、ずっけーサービス ハンティングゾーンを決めると良いのは、ずっけーサービスを創るうえでの、ヒントになる点もめちゃくちゃ良いと思いました 特に大企業においては、なんのノウハウもない全く新規のサービスを立ち上げることもあっても良いかと思いますが、ベンチャー企業と対抗していくためには、自らの資産やコアコンピタンスを、活かすサービスをやっていくことが、成功確率が高まるからです ずっけーサービスとは、元NHKで「プロフェッショナル仕事の流儀」のアプリを開発された小国士朗の言葉ですが、それは他では絶対できないので、ズルイよねーというのを、可愛くした表現かなと思ってますが 言い得て妙で、そんなサービスを作ることこそが大企業が、新規ビジネスで何卒よろしくお願い致します勝ち残っていくことかなと思ってます 3、経営コミットメント もう一点、すごくいいなと思ったのは、ハンティングゾーンのサービスを作ることで、経営からのコミットメントをもらえる可能性が高まる、ということです。 ハンティングゾーンは、ある意味、幹部が設定しているようなモノなので、その意図に即した新たなサービスであれば、最もハードルが高い、幹部の決裁の壁を打ち破ることができる思いました 新規ビジネスは、最初に上司に相談してはいけない、という冗談めいた定説があるように、リスクヘッジをする人にリスクの高い話を持っていくということは、なかなか壁が高くなりますが その中でも、ここは攻めたい、というところに合致したソリューションを出すことで、幹部からの応援をもらえるというのは、ヒトモノカネがつけられる可能性が俄然高まるので、イノベーションを促進してくれる重要かつ大きな力になると思いました 新規プロジェクトを進める上での、一つの鍵として、誰か経営幹部を仲間にしておく、ということも、とても大切な要素になります。ハンティングゾーンであることは、それの助けになるようなとも思いました ということで、一言で言えば ハンティングゾーン・ノベーション そんな話をしています 参考: 本:新規事業の経営論 100億円超の事業をつくる18のシステム  電子版発行日 2025年11月11日 Ver. 1.0 著者  麻生要一 発行所 東洋経済新報社 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/fnD-S2PArOg

    10 Min.
  5. 理屈に合わなくてもやるノベーション(1666回)

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    理屈に合わなくてもやるノベーション(1666回)

    日本を代表する映画監督の小津安二郎監督からの言葉に勇気を頂きました "ぼくの生活条件として、なんでもないことは流行に従う、重大なことは道徳に従う、芸術のことは自分に従う。" (『キネマ旬報』昭和三十三年八月下旬号) 「どうにもきらいなものはどうにもならないんだ。だからこれは不自然だと云うことは百も承知で、しかもぼくは嫌いなんだ。そう云うことはあるでしょう。嫌いなんだが理屈にあわない。理屈にあわないが、嫌いだからやらない。こういう所からぼくの個性が出て来るので、ゆるがせにはできない。理屈にあわなくてもぼくはそれをやる」 ここから私は思いました 1、パッションの源に従うのは何か 2、システム1と2 3、理屈とパッション 1、パッションの源に従うのは何か 静かなイメージがあった小津安二郎さんの映画からは、小津さんのこんなに熱いパッションが溢れてる方だったのかと、逆に感動しました ここから思うのは、自分がなんとしても譲れない、譲りたくない、と言うことはなんなのか?と言えことを、意識しておくことはとても大事だなと思いました ともすると、世間体や、みんなが反対しない方向へ、流れがちな私ですが、自分が譲れないことだけは譲らない、そう言う気持ちが、自分らしい生きがいをもたらせてくれるのかもしれないなと思いました そのためには自らがくる譲れない、譲りたくないものを、よく理解しておく必要があると思います。あとで、本当は、そうしたくなかったけど、流されちゃった みたいなことも沢山ある私としては、それこそ、パッションの源として、何が譲れないのかを知っておく、そんなことが大事だと思いました 2、システム1と2 ダニエルカールマンのファストアンドスローのように、直感的なシステム1があり、そして熟考するシステム2があるならば、理屈は合わないけど嫌だというのは、ある意味、システム1の直感的なことを大切にすると言うことかもしれないなと思いました 論理的な理屈も、もちろん大事ですので、本来は、1と2を、行ったり来たりしながら考えることが大切だとは思いますが、時には理屈を言ってるつもりが、時と共にバイアスに塗れていくと言うこともあるかもしれないと思います 最初に感じた違和感をメモしておくとは、以前お話ししましたが、それも、バイアスに塗れる前の気持ちを大切にすることと同じかと思います 糸井重里さんの大好きな本で、ボールのような言葉、と言うのがあって、(理由がなくても、いやんと言っていい」と言うのがとても好きです。 3、理屈とパッション 理屈とパッションは、冷静と情熱の間じゃないですが、論語とそろばんのように両方が必要になると思いますが 最初に心に火をつけるのは確実にパッションであるし、継続していくことも、やはりパッションから始まったものが折れずに進めると思えます デシアンドライアンの、内発的動機と外発的動機で言われている通り、それが、一般的な理屈に合わなくとも、自分の中の理屈に合う言葉ならば、きっと強い推進力を持つものと思います 一言で言えば 理屈に合わなくてもやるノベーション それが自分の譲れないパッションなのであれば、かつ、パッションの源に沿ってるのであれば、迷わずやれと、そんな勇気を頂けることばと思いました そんな話をきています^ ^ 参考:本: 小津安二郎 粋と美学の名言60 発行日:2025年2月15日 著 者:米谷紳之介 発行所:株式会社双葉社 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/p6HP_frMwHk

    16 Min.
  6. 界面を創るノベーション(1665回)

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    界面を創るノベーション(1665回)

    安宅和人さんの書籍:"風の谷」という希望 残すに値する未来をつくる"に感動し、また自分で考えさせられました "そもそも人の少ない疎空間において文化・価値創造を実現するためには、この「異質の共存と偶発的な相互作用」という原理を都市以上に意識的に設計に組み込む必要がある。 それは単なる物理的な空間設計だけでなく、人々の活動や交流のパターンも含めた、総合的な「界面」の設計となる。 このような異質との出会いは、一時的な接触では真の価値を生まない。それは時間をかけて熟成され、土地に根付いていく必要がある。 この界面の設計と出会いを積極的に仕掛けていくこと、これこそが疎空間における文化・価値創造の核心だ。" ここから私は思いました 1、異質の共存  自分軸と他人軸 2、偶発的な相互作用  心理的安全性 3、界面という仕組み  セーフティネット 1、異質の共存 田舎育ちの私は、地方などの疎空間こそがこれからの風の谷という名の希望になってほしいと、思いながらも、何もできていない自分に歯痒さを感じています 都会に出て、イノベーション活動をこれまでやって来て、本当に思うのは、シュンペーターの言うように異質なものが混ぜ合わさることで、新結合が起きて、新しい価値が生まれるなあということです 都会には異質なものが沢山集まっているので、やろうと思えば、異質が共存する世界は作りやすいと思うのですが、疎空間にどうやって異質を共存させられるのか? 一つ思ったのは、私が企業でいつも行なっているやり方として、個人の内面的な情熱の源に焦点を当てれば、自ずと、個人個人はめちゃくちゃ個性のある多様性と言えるのではないかと言うことです 会社の中でイノベーション活動をすると、同一の環境下なので面白いアイディアが出てこないと嘆かれるのですが、それは、会社という他人軸だけが出てる状態で、自分軸を自然に隠しちゃってるから、ということをよく思います 同じように、自分軸に焦点を当てることができれば、きっと疎空間にいる方々自身がそもそも多様性の共存になってるということも言えるのでは?と思いました 2、偶発的な相互作用 これはまさにセレンディピティのことを言われているかなあと思いました。交流会やマッチングイベントなど、さまざまな仕掛けづくりもあると思いますが 私が思ったのは、1でお話しした自分軸の分人を、出すことがなかなか難しいのではないか、ということです。 どうしても交流会などに行くと、他人軸の分人中心になってしまい、また多様性が失われてしまうこもともあるのかなと ということは、なんとか自分軸をさらけ出せるような、プロジェクトアルキメデスではないですが、心理的安全性を担保させてくれる仕掛けづくりこそが大切なのではないかと思いました 3、界面という仕組み それらの相互作用を活性化させるのが界面という仕組みということに、これまた嵌合してしまったのですが そこには、きっと、自分の自分軸に気づき、それを心理的安全性のもとで思い切って出し切った後には、きっと新しい気づきや付加価値が生まれてくると思ってます その先に、何度でも挑戦しても、万が一失敗しても、救われて新たに挑戦できるBプラン、Cプランがある、そんな何度でも挑戦できるプラットフォームづくりが大切になるのではないかと思いました 今私が進めているStartup Emergence Ecosystemもそのような仕組みを目指していますが、そういう機能が、界面というものに、機能的に配備されている、そんなことになれば、風の谷の少しでもおうえんになれば、と思って考えさせられました というとで、一言で言うと 界面を創るノベーション そんな話をしています^ ^ 参考:本: 「風の谷」という希望 残すに値する未来をつくる 電子版 発行日 2025年7月30日   著者 安宅和人  発行所 英治出版株式会社 動画で観たい方はこちら https://youtu.be/0R7yTg2sKaE

    16 Min.
  7. 素材と共に輝くノベーション(1664回)

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    素材と共に輝くノベーション(1664回)

    フランスでフレンチの三ツ星を日本人初めて獲得し、さらに6年連続で獲得し続けているシェフの小林圭さんの、料理を創る真髄に触れ、感動しました 曰く "自分を出しすぎちゃダメなんですよね 自分が無理をして無理をして無理をして この子をこうやって磨いてこうやって磨いてって 絶対その子は輝かないと思います それはなぜかっていったら、自分が強すぎちゃう じゃあ、この人をどうやったらスターにできるんだろう 本当シンプルですよ 自分が何ができるんだろうっていう それが素材との会話だと思うんで" この言葉は、フレンチシェフに限らず、さまざまなアーティストやイノベーターに、新たな価値を作り出す真髄なのではないかと思いました ここから私は、イノベーターリップルモデル(3つのフレーム)に沿って、考えさせて頂きました 1、パッションの熟成 2、素材や環境も仲間 3、スターにする大義 1、パッションの熟成 私はいつもパッションが大事と言い続けているので、ともすると、熱すぎて触れられないほどのマッチョなイメージを持たれがちなのですが、そんなことは全然なく、自分の内なるワクワク感を大切にしてほしいと言う意味です 情熱のポートフォリオでは、大好き、利他、個性、成長、の四象限は誰にもあるので見つけてみようと、お話をしてますが、実はそこだけに目がいっちゃうと、またそれはうまくいかない、と言うのが今回のお話かと思いました 私はこの小林さんのお話は、自分軸と他人軸を意識すると言うことにつながるなと思いました。人は社会的な動物なので、必ず何らかの他人軸との関わりがあるので、円で描くと、自分軸の円を中心に、会社、家族、サークル、大学みたいに、沢山の他人軸の円と交わってます その交わりを、極力他人軸に支配されないように、自分軸をうまく混ぜていこうといつもお話ししてるのですが、今回の小林さんのお話で、実は他人軸は人だけじゃないのかもそれないと思いました それは、料理の素材だったり、画材や絵の具、ヴァイオリンやピアノ、さらには、取り囲む環境や自然、それらすべてが、人の他人軸と同様に、自分軸と交わりを持ってるのかもしれないなと思いました そう考えることによって、料理人は素材の声を聞くようになり、ヴァイオリニストはヴァイオリンの声を聴き、画家は環境や画材の声を聴かことで、新たなものを生み出していく それは言ってみれば、自分のパッションだけを、どーだすごいだろう、という状態から、周りの環境や素材とともに盛り上がっていこうとする、ある意味、成熟したパッションと言えるのかもしれないなと思いました 2、素材や環境も仲間 養老孟司さんが、"本当のオリジナリティとは、新しい共感だ"とお話ししていましたが、自己満足や自分を超えるためには、仲間という第三者が必ず必要になると思います それは、仲間というと人、と認識してしまいがちですが、実は、素材や環境も、仲間として、一緒に作り上げていくパートナーという考え方もできるなと思いました そう考えると、人が何か新しい価値を作り出すということは、必ず仲間との共創に最初からなってると考えることにもなるかもそれないなと思いました 編み物を誰かに編んであげたり、庭の木を切ってあげることも、すべて創造だとは、ハーバード大学・京都大学名誉教授の広中平祐先生京都大学の言葉ですが その行為自体も、毛糸や櫛、そして、庭の木や剪定鋏のように、人だけではない仲間とともに作り上げているということになるのかもしれない、そしてその声を聞いてあげまることが、とても大切だと、そんなことを思いました 3、スターにする大義 そう考えると、全てのクリエイティブな、何らかの価値を新たに創る、生活の中での創造的な行動は、自分1人だけの行動で成り立つものではないことを、意識して進めることで、逆にとてもオリジナリティの溢れる、かつ、その時々で新鮮なものを創り出すことができるのかもしれないなと思いました 三谷幸喜監督が、映画を作る際に、"この俳優さんはどうやったら輝くか"ということを考えて作ってますということを、お話ししてたことを思い出しました 小林さんがお話し頂いたことは、それと同様に、素材自身にスターになってほしい、その魅力を徹底的に引き出してあげたい、そんな気持ちが、誰もが共感する新しいオリジナリティを引き出してるのかもしれないと思いました それは、フレンチに限らず、アーティストや、例えば、企業におけるソリューション開発にしても、素材自身、または、作品、もっと言えば、ソリューション自身にスターになってもらうには、何がベストか? それを考えることがとても大事なのかもしれない。 そんなことを思いました 一言で言えば 素材と共に輝くノベーション そんな話をしています 参考:NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 フレンチシェフ 小林圭 三つ星の、もっと先へ 初回放送日:2025年9月23日 https://www.nhk.jp/p/professional/ts/8X88ZVMGV5/episode/te/GL6VNX5RM8/

    13 Min.
  8. 誰よりも失敗してるノベーション(1663回)

    10. NOV.

    誰よりも失敗してるノベーション(1663回)

    農業法人「トゥリーアンドノーフ」の社長、徳本修一さんの不屈のイノベータースピリッツに感動しました 曰く "俺はずっと畑で謝っていたんで でもだからこそ今こういう、日本の中でも先駆者と呼ばれる、今技術的な確立が僕らでき始めているのは これはもうはっきりいうけれども 誰よりも失敗してるわ、俺は だからこういう新しい技術とかもいろんな角度で見えるんですよ、僕は" ここから私は思いました 1、バイアスを壊す 2、ファストフェイル 3、失敗が負けないノウハウとなる 1、バイアスを壊す 徳本さんは、乾いた田んぼに種を直接まき、一度も水を張らない「節水型乾田直播」という栽培方法で、生産コストを1/3にすることを目指されているとのこと    これまでの苗を使うやり方とは全く違うやり方に挑戦できるのは、既存のバイアスに縛られずに、踏み出せる勇気と、さらには、怒られても、そのバイアスがあるはずだと言う信念を貫けるからこそと思いました 長年の経験やノウハウに裏打ちされたプロの方々に、新たなやり方で切り込んでいくのは、相当大変だし、しかも成功せずに失敗続きという中で、バイアスだと信じ切って新たな道を目指すのは そのバイアスに紛れ込んだ真実が必ずあるはずであり、それこそが、これまでのWhy not yetへの答えがあるはずだとというのは、まさに山口周さんが言われるアジェンダシェイパーであり、新たな問いを見つける人なのだと、イノベーターマインドセットが炸裂してる人だと思いました 2、ファストフェイル とにかく謝りまくっていたということから、失敗の連続で、それでもやり続けて、ここまで到達してきてるということがわかります まさにイノベーターマインドセットの重要な一つの、ファストフェイル、つまり、失敗を高速回転させることで早く成功に辿り着くを実践されているのかと思いました 失敗は、口で言うのは簡単ですが、徳本さんが言われるように、常日頃謝り続けると言うのは、想像を絶するほどに辛いことだと思います 私が以前インターネット系のサービスの営業企画をやってた頃は、事故が起きたら、日本中隈なく謝りに巡っていたことがあったので、その辛さは今でも冷や汗が出ます それをやり切って今があるという、そんな修羅場経験というのも、強くしてくれた原因かなあとも思っています 3、失敗が負けないノウハウとなる ともすると、失敗したやつは、またやらかすぞとか、あいつに任せるのはちょっとね、かみたいな形で、失敗烙印を押されがちなことも、多々あると思います しかし実は、その失敗経験があるからこそ、今度は失敗を乗り越えるための知恵の宝庫だということができると思います 失敗した人だからこそ、より良い信頼をおく、その人のノウハウに学ぼうとする、そんな社会になると、失敗を怖いと思うような世界から脱却できるのではないか さらにはそれ自身が、自分自身を支えてくれる自信にもつながる 徳元さんの話を聞いて、思わずそんなことを思いました 一言で言うと 誰よりも失敗してるノベーション そんな話をしています^ ^ 参考:ガイアの夜明け【 “安いコメ”は作れるか】放送 第1190回2025/11/7(金)テレビ東京https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/smp/backnumber4/preview_20251107.html

    14 Min.

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