明治大学文学部教授の齋藤孝さんの言葉に、新たな気づきを頂きました^ ^
"気づきを得られるかどうかは、能力の問題というより、スイッチを入れているかどうかで決まります。常にスイッチを入れている人は、どんな漫画を読んでもテレビドラマを見ても、何かに気づくことができるのです。"
"私が教鞭を執る明治大学の近くには、いつも行列ができているうどん屋さんがあります。教え子の多くも、そのうどん屋さんに通い詰めています。
漠然とうどんを食べている学生にとっては「いつも混んでいるな」という感覚でしょうが、その学生がうどん屋さんを経営することになれば、とたんにスイッチが入り、行列の理由を知ろうとする意識が芽生えるはずです。"
ここから私は思いました
1、圧倒的当事者意識
2、究極の共感
3、パッションの源の逆算
1、圧倒的当事者意識
ご存知リクルートでとても有名になった言葉ですが、気づきを得るためにも、これがとても重要なんだなあということを教えていただきました
いろんなことに好奇心を持つことで、気づきが増えるという話もあるのですが、最も強烈な意識改革はこれだと思いました
コンサル時代には、よく、「お前、それ自分で使ったのか?」とよく言われましたが、ユーザヒアリングとか、アンケートとかよりも何よりも、自分がユーザーになることで、見えていないことがたくさん見えてくる経験もさせて頂きました
斉藤さんがおっしゃるとおり、ラーメン屋さんも私は大好きですが、自分がやると追い詰めれるくらいの状況になった時の気づき量は、100万倍違うと思いました
そういう意味で、新しいサービスを、机上で検討しているのと、実際に行動を起こしてやって見た時の気づき量も計り知れなく違う、だからこそ、一歩踏み出すことが重要、そんなふうにも思いました
2、究極の共感
お客様がいる際のB2Bビジネスとかですと、とはいえ、そこまで食い込むことができない時もあるかと思います
お客様のお客様になってやって見たのか?!とも言われましたが、エンドユーザーに携わってないお客様への提案もあるので、一概にはいえないことごあります
その場合は二つポイントがあるかと思うのですが、一つはデザインシンキングでいうところの共感をどれだけ自分のものにできるかということなので
ここでまさに現場100回、三現主義の現場、現物、現人がやはり重要になるということかと思います。
なかなかB2Bの会社では、資料をちゃんと作っていかないとお客様に失礼になるみたいなことで、なかなか現場にいかないケースが本当に多いので、むしろそちらの壁を越えることが仕組みとして求められるかと思います
そのやり方もいろいろあるのですが、もう一つ大事なことは、お客様を好きになることかもしれないなあと思います
BCGの秘伝のタレで言われていた"他者への貢献に対する強い想い"というのはまさにそうなのかなと。もちろん仲間への貢献もありますが、お客様をいかに好きになれるかということがあるかなと
連続起業家であるユリ・レヴィーンさんがおっしゃっていた'問題に恋する"というのも、とても似ている意味な気がします。そこまで入れ込むからこそ、究極の共感までいけるのかもしれないなあと
そして、究極の教官まで行ければ、きっと、気づきも沢山生まれてくるのだろうなあと思いました
3、パッションの源の逆算
実は、そんなこんなで感じた違和感がなぜ自分に生まれたのか?と、紐解いていくと、実は、自分のパッションの源に気づくことができてくるのかもしれないなと、思いました
なぜそんなに、気になって、気づきが沢山生まれてしまったのか?!そこには、自らのパッションの源をふるわす何かが、あったからに違いないと考えて
それがいつも自分で意識しているパッションの源であれば、それはそれで改めて意識できますし、もし、自分でも思いがけず熱くなってしまった、なんてことがあった時はチャンス到来です
そこにも、実は、忘れていた自らのパッションの源があるのかもしれない、と意識し始めると、新たに広がる世界があるかもしれないなあとも思いました
ということで、一言で言えば
気づきのスイッチノベーション(1625回)
そんな話をしています^ ^
参考:本: 「気づき」の快感 令和6年11月発行 著者 齋藤孝 発行所 株式会社幻冬舎
Information
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- FrequencyUpdated daily
- Published3 October 2025 at 14:50 UTC
- Length20 min
- Season1
- Episode1.6K
- RatingClean