米関税・コメ高騰で酒類業に二重苦だが、好機の声も上がる理由

「米関税・コメ高騰で酒類業に二重苦だが、好機の声も上がる理由」　米国の関税措置とコメ高騰により、酒類事業者が二重の苦境に立たされている。米国向け輸出では全酒類に１５％の課税が課された。加えて、主食用米の値上がりで日本酒などの原料となる酒米の価格も上昇している。政府は資金繰り支援や新補助金制度など多角的な支援策を講じ、業界の安定化を図る。酒類事業者は苦境の中で生き残りを模索している。（さいたま・大城蕗子）