「「いつ起こるかわからない。」住宅地に出没するクマ相次ぐなか「緊急銃猟制度」有効なるか 福島」 日本テレビ系列30局は、インターネットの「日テレニュースサイト」でも最新のニュースをお届けしています。18日までの1週間で最もアクセス数が多かったのは、福島市の民家の庭先で目撃されたクマに関する ニュースでした。 福島県内各地で相次ぐクマによる被害。9月13日には南会津町の高齢者介護施設で窓ガラスを割ってクマが侵入。施設内には入居者と職員あわせて7人がいましたが、クマはリビングをうろついたあと外に逃げたとみられ、全員無事でした。 喜多方市の住宅では住人が飼い犬の鳴き声に気が付き、窓を開けたところ体長約1.5メートルのクマが。クマはカーテンを引き裂き家に入ろうとしてきましたが、男性はなんとか窓を閉めけがはありませんでした。ただ、外で飼っていた犬はけがをしその後、死んだということです。 県警によりますと、クマの目撃件数は9月15日時点で「742件」とすでに過去最多を更新。クマ対策が喫緊の課題となる中、9月から新たに始まったのが「緊急銃猟制度」です。 これまで原則禁止されていた市街地での猟銃使用ですが、人の生活圏にクマが出没した場合、自治体の判断でハンターが発砲することができます。 この制度について県内でも特にクマの目撃の多い自治体の担当者は。 会津若松市農政部農林課 小野直樹課長 「本市においても、いつ起こるかわからないので危機感を持って対応を進めている。安全確保がやっぱり第一ですので、その対応したマニュアル作成というものを、まず第一に準備を進めているところで」 緊急銃猟の実施にはクマが生活圏に侵入していることや、その他の方法で迅速な捕獲が困難といった4つの条件を満たす必要があり、自治体とハンターの連携も重要となります。 会津若松市農政部農林課 小野直樹課長「いままで、市街地であったり、夜間での銃猟は行ったことは無いので。丁寧に協議を進めながら実施に向けて進めていきたいと考えています」 クマによる被害が相次ぐ中でより実効性の高い対策が求められそうです。
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- FrequencyUpdated daily
- Published19 September 2025 at 09:53 UTC
- Length3 min
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