62 épisodes

★隔週水曜・夜10時更新予定★
九州在住の兼業占い師<おぎ>と東京在住の編集係<たま>。
高校からの親友ふたりが、古典のこと、平安貴族のこと、
日本語という言語のことなどあれやこれやと語ります。

古語やら古典の登場人物やらがちょいちょい顔を出すのがおぎたま流。

Podcastから聞こえる顔の見えないおしゃべりは、几帳の向こうで盛り上がる
平安時代の女房たちの会話よう・・・?
時代をひらりと飛び越えて、今日も局(つぼね)にやって来た私たち。
「あのね、あのね・・・」と30年変わらぬトークを耳そばだててお聞きあそばせ。

※語注※
局(つぼね):
平安時代の貴族の屋敷の一室のこと。後に「お局様」などと人物を示す言葉として転用される。このことについてはいつか熱く語りたい。
几帳(きちょう):
平安時代の可動式のパーテーション。今も神社の神殿などには置いてあって、心ときめく。ついつい見ちゃう。いつか浮舟ごっこがしたい。
友がたり:
おぎたまの造語。友達同士が語り合うこと。
 
※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。
※内容は諸説あります。

Twitter https://twitter.com/TUBONEnoANONE
ご質問などはこちらへ
https://marshmallow-qa.com/tubonenoanone

つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり‪〜‬ おぎたま

    • Loisirs

★隔週水曜・夜10時更新予定★
九州在住の兼業占い師<おぎ>と東京在住の編集係<たま>。
高校からの親友ふたりが、古典のこと、平安貴族のこと、
日本語という言語のことなどあれやこれやと語ります。

古語やら古典の登場人物やらがちょいちょい顔を出すのがおぎたま流。

Podcastから聞こえる顔の見えないおしゃべりは、几帳の向こうで盛り上がる
平安時代の女房たちの会話よう・・・?
時代をひらりと飛び越えて、今日も局(つぼね)にやって来た私たち。
「あのね、あのね・・・」と30年変わらぬトークを耳そばだててお聞きあそばせ。

※語注※
局(つぼね):
平安時代の貴族の屋敷の一室のこと。後に「お局様」などと人物を示す言葉として転用される。このことについてはいつか熱く語りたい。
几帳(きちょう):
平安時代の可動式のパーテーション。今も神社の神殿などには置いてあって、心ときめく。ついつい見ちゃう。いつか浮舟ごっこがしたい。
友がたり:
おぎたまの造語。友達同士が語り合うこと。
 
※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。
※内容は諸説あります。

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    光る君へ日記 第21回 「旅立ち」

    光る君へ日記 第21回 「旅立ち」

    常々「イケメンの伊周が落ちぶれるところが楽しみ!」とお伝えしてきたおぎですが、この度、これまでの数々の無礼を心から悔やんでおります。あまりにも辛い別れでございました。本当にごめんなさい。・・・と思わざるを得ないほどの三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)でした。

    一方のたまは高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)の御心に思いを馳せ、ウイカ少納言(清少納言・ファーストサマーウイカさん)と一心同体になったような心持でおりました。悲しいことは限りなきことなれど、枕草子爆誕に心躍らせもしたのであります。

    従ってこれより、この局に限っては本作のソウルメイトは高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)とウイカ少納言(清少納言・ファーストサマーウイカさん)であると認定します。

    今宵も重苦しさとうれしさがないまぜになったまま、いつものつぼねに集いました。さあ、存分に友がたりをいたしましょう。



    <今回配信の注意>

    ※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。

    ※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。



    <おぎ注> 

    『枕草子のたくらみ』:おぎたまが敬愛してやまない山本淳子先生の著書。おぎたまの枕草子観をひっくり返した一冊。(2017年初版発行) 

    ※トーク内で触れている「つぼねのあのね#19 おぎたまこの一冊『枕草子のたくらみ』」はこちらから

    →https://open.spotify.com/episode/5btTKvyFppPH3hrlV2rShT?si=I2X-M6eBQ5uJRgSYMTjVJg



    枕草子319段「この草子、目に見え心に思ふ事を」:清少納言が中宮定子から上質な紙をいただいたエピソードが書かれている。おぎの手持ちの岩波文庫の『枕草子』ではこの章段が一番最後に記載されているのを改めて発見して、清少納言の構成力に驚かされた。なお、枕草子の章段の順番は諸説あるため、元となる本や引用によっては違う番号が記載されていることがあるので注意が必要です。



    ※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!



     <参考>

    「光る君へ」NHK 公式HP  https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/ 

    ・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれます

    https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/pGwjJWYy5B/

     【用語集】第21回より 宋/『枕草子』 ほかhttps://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pboLwaEvmW/



     <参考>

    「光る君へ」NHK 公式HP  https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/ 

    ・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれます

    https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/pGwjJWYy5B/

    をしへて! 倉本一宏さん ~越前へ向かう藤原為時一行の旅程とは?https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pZA8MPXPjv/



     【用語集】第21回より 宋/『枕草子』 ほかhttps://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pboLwaEvmW/



    <出典>

    『枕草子のたくらみ』山本淳子著 朝日選書 https://publications.asahi.com/product/18976.html

    『枕草子』岩波文庫 https://www.iwanami.co.jp/book/b245762.html

    ※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。

    ※内容は諸説あります。

     

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    • 59 min
    光る君へ日記 第20回 「望みの先に」

    光る君へ日記 第20回 「望みの先に」

    先週の予告で高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)が刃物を持つ様子が流れましたが、これを見たおかげで暗くて重い気持ちで1週間を過ごした「光る君へ」ファンも多かったと思います。そして放映された後の今、おたまの心中を思うにつけ、涙が袖を濡らすのです。

    1000年の時を経てもなお、日本の文学史に名を刻む清少納言と紫式部をして、木の枝を持たせ、庭に隠れさせ、そのシーンを目撃させるというのは、NHKも罪深きこと限りなし。なんてことしてくれるの?!という想いを持たざるを得ないよね。とても重くて辛いシーンなのに、二人のことが気になって集中できないという二重三重のトラップに苦しみました。

    岸谷為時(藤原為時・岸谷五朗さん)の就職、秋山実資(藤原実資・秋山竜次さん)の活躍、吉田詮子(藤原詮子・吉田羊さん)の自作自演、三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)の地団太と、今回も見どころ満載、胸いっぱいのまま、つぼねに集いました。

    さあ、友がたりをいたしましょう、存分に。



    <今回配信の注意>

    ※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。

    ※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。



    <おぎ注> 

    伊周の呪詛:栄花物語には「皇族しか行ってはいけない呪いを臣下である伊周がこっそり行っていた(おぎ訳)」とある。

    「源氏は息子を信用していない」:源氏の息子である夕霧は、こっそり覗いた紫上の美しさに心惹かれ、しかもそれを源氏に気付かれたため、源氏は夕霧を警戒していた。源氏は女性の悩みには疎いが、こういう警戒心は鋭い。

    ※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!



     <参考>

    「光る君へ」NHK 公式HP  https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/ 

    ・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれます

    https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/pR0gv9aQzJ/ 



     【用語集】第20回より 省試/文章博士 ほかhttps://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/p6qAJKZb16/



    <出典>

    『ビギナーズ・クラシックス日本の古典・権記』 藤原行成著 倉本一宏編 角川ソフィア文庫https://www.kadokawa.co.jp/product/322103000169/

     「栄花物語 上」 岩波書店 日本古典文学大系

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    をしへて! 倉本一宏さん ~漢詩ではない? 越前守となった藤原為時の詩の謎!https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pOe5PADJ0O/

    • 57 min
    #30 蜻蛉日記 妄想キャスティング

    #30 蜻蛉日記 妄想キャスティング

    大河ドラマ「光る君へ」が残りおよそ30回というところまで進んでおります。その毎回を存分に楽しんではいるのですが、たまの心にくすぶるのが「道綱ファミリーのストーリーをもっと取り上げてほしい!」「サイドストーリーを語りたい!」という想いです。

    ドラマの中では酸いも甘いも味わい尽くした熟年夫婦として描かれた藤原兼家と道綱の母ですが、若い頃はどんなふたりだったのでしょうか?

    杉本苑子さんの『私家版かげろふ日記』を読んだおぎとたまには、それぞれどんなストーリーが心に残ったのでしょうか?お互いのお気に入りシーンを友がたりいたします。

    おぎたまの大好物「妄想キャスティング」もしましたのでこちらもどうぞお楽しみに。

    ではでは、今宵も几帳の向こうで耳をそばだててくださいませ。



    <時のしおり>

    (00:00)  あと30回?まだ30回!

    (03:19)  蜻蛉日記はどこがすごいのか

    (07:35)  おすすめの現代語訳本

    (10:19)  段田兼家&財前寧子カップルもいいですが

    (12:38)  妄想①美男美女・華やか喧嘩カップル

    (17:00)  夫婦で双六!兼家のご機嫌取り

    (20:50)  妄想②史上最大!ツンデレ女とそつなし男

    (25:44)  “正妻扱い”でご機嫌♪からの・・・

    (28:32)  道綱母は何のために日記を書いたのか

    (32:29)  蜻蛉日記は自分を映す鏡なり

    (35:35)  素直になれぬ道綱母的な人へ

      

    <おぎ注>

    青本・青:岩波書店の「新日本古典文学大系」というシリーズ物。古典を学ぶための基本である原文が載っている。自室の本棚に並ぶ様を見るだけでおぎはニヤニヤしてしまうほど大好きだ。

    末摘花(すえつむはな):源氏物語に登場する不細工キャラの姫君で「ザ・待つ女」の代名詞。

    ※おぎがわかりやすく説明しているだけなので、テストに書いてもマルはもらえませんのでご注意ください!



    <参考文献>

    『私家版かげろふ日記』杉本苑子 講談社文庫

    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000202419

    電子版はこちら → https://www.amazon.co.jp/%E7%A7%81%E5%AE%B6%E7%89%88-%E3%81%8B%E3%81%92%E3%82%8D%E3%81%B5%E6%97%A5%E8%A8%98-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%9D%89%E6%9C%AC%E8%8B%91%E5%AD%90-ebook/dp/B07TGGYY8W

    「土佐日記・蜻蛉日記・紫式部日記・更級日記」岩波書店 新日本古典文学大系



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    • 40 min
    光る君へ日記 第19回 「放たれた矢」

    光る君へ日記 第19回 「放たれた矢」

    おたまは激怒した。「矢が放たれるまでが長すぎる!!!!」と。いや、確かに、矢がなかなか放たれなくてやきもきはしましたけれども、今回もそのやきもきを忘れるほどの盛りだくさんな内容でございませんでした?本郷花山(花山院・本郷奏多さん)の竜顔も素敵でしたし。

    今回の伊周は本領発揮といったところでしたね。妹である中宮・高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)だけでなく、帝である塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)にまで「皇子ハラ」をぶちかますとは!うっかりおぎが名付けるほどに厭味ったらしい様でしたね。そして、それを煽る隆家も降り切れてて面白き殿御ではございませんか!

    たまは定子・清少納言・紫式部が並んだ姿に感慨深げなご様子。枕草子のあのくだりや、紫式部集のあの一文が書かれたのはきっと・・・!!!そんな期待が高まっているようです。

    そうだ!いとさん!10年の時を経て、岸谷為時(藤原為時・岸谷五朗さん)が昇進ですってよ!!!これはもう就職まであとわずかってことですよ!良かったですね、殿をお支えした甲斐がありましたね・・・。

    さあさあ、かりんとうは持ちましたか?今宵もつぼねに集って友がたりをいたしましょう。



    お詫び

    配信の中で源俊賢のことを「としたか」と呼んでいますが、「としかた」が正解です。きちんと確認しない辺り、伊周の脇の甘さを笑っていられません。「としかた」と漢字練習帳に100回書きます。



    <今回配信の注意>

    ※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。

    ※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。

    <おぎ注> 

    山本淳子先生:おぎたまが敬愛してやまない平安文学研究者。京都先端科学大学人文学部教授。『枕草子のたくらみ』など「光る君へ」の時代にまつわる著書が多数。

    玉鬘の蛍のシーン:『源氏物語・蛍』に登場するワンシーン。源氏の養女である玉鬘のもとに貴公子が訪れた際に、源氏が部屋に蛍を放って若い二人を動揺させるというしょうもないいたずらを仕掛けた。

    権記:藤原行成が残した業務日記。残念ながら自筆本は残されていない。

    御堂関白記:藤原道長が残した業務日記。自筆本とそれを写した古写本が残っており、自筆本は2013年にユネスコ記憶遺産に登録された。

    桐壺更衣:源氏の母。低い身分にも関わらず帝に寵愛されたため宮中の女性から激しく嫉妬され、廊下を汚されたりするなど嫌がらせをされた。

    ※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!

     <参考>

    「光る君へ」NHK 公式HP  https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/ 

    ・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれます 

    https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/pOX9gzN4zw/

    【君しるべ】 藤原伊周・隆家兄弟の蛮行!「長徳の変」https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/p8Qd4OjL6y/

     【用語集】第19回より 国司/除目 ほかhttps://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pVXN09R8xg/

    <出典>

    『ビギナーズクラシックス日本の古典・権記』 藤原行成著 倉本一宏編 角川ソフィア文庫https://www.kadokawa.

    • 48 min
    光る君へ日記 第18回 「岐路」

    光る君へ日記 第18回 「岐路」

    とうとう、玉置道兼(藤原道兼・玉置玲央さん)が逝ってしまいました。思えば、玉置道兼(藤原道兼・玉置玲央さん)は本作「光る君へ」を初回からロケットスタートさせた立役者だったと言っても過言ではありますまい。何かと割を食う中間子であったかもしれませんが、最後、道長が抱き取っていた姿で少し救われたように思います。

     さて、今回は吉田詮子が大活躍でしたね。大鏡のあの名場面がどう料理されるのかと楽しみにしておりましたが、まさかここで不仲だった円融天皇の話を持ち出すとは思っておりませんでした。いい意味で裏切られたという思いでいっぱいです。

     母と妻、叔父と義兄の間で思い悩む塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)の姿も美しく、眼福でありました。「嫌いにならないでくれ」という言葉がこれほど重く感じられるとは。

     そして三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)が「皇子を産め!」と高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)に詰め寄った時の様子、ご覧になりました?伊周の黒さがどんどん出てきてますね~。好きよ、そういうところ。

     思うところはいろいろありますが、今日もつぼねに集い、友がたりをいたしましょう。



    <今回配信の注意>

    ※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。

    ※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。



    <おぎ注> 

    関白の宣旨:大鏡の名場面。一条の母詮子が一条の寝所に乗り込み、関白を伊周でなく道長に譲るように説得する。おぎは今回も「出る!!!」と確信していたがそのまんまは出なかった。

    福足君(ふくたりぎみ):道兼の息子。気性が荒くきかん坊だった。大鏡「道隆と福足君」のシーンで登場する。彼の発した「あれは舞はじ」というセリフが高校生だったおぎたまにたいそう響き、汎用性の高いワードとして使っていた。

    白氏文集「新楽府」:唐の白居易(白楽天)の詩。民衆の声を代弁し、良い政治にするために作られたもの。この後、道長の娘である彰子が入内した後、紫式部が彰子に教えたとされています。



    ※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!



     <参考>

    「光る君へ」NHK 公式HP  https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/ 

    ・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれます 

    https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/pZoKAdrXLZ/

    【君しるべ】 ~公卿のトップに! だけれど関白じゃない藤原道長https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/plZrGW60Bl/

     【用語集】第18回より 科挙/荘園 ほかhttps://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pgkP4Dkj6p/

    <出典> 「大鏡」 岩波書店 日本古典文学大系

    ※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。

    ※内容は諸説あります。

     

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    • 37 min
    光る君へ日記 第17回 「うつろい」

    光る君へ日記 第17回 「うつろい」

    今回は、矢部乙丸(乙丸・矢部太郎さん)の良い働きからスタートしましたね。彼は本当にまひろのことを大切に思い、仕えていることがよくわかります。さすが、「看病してもらいたい人」というアンケートで岸谷為時(藤原為時・岸谷五朗さん)と同率1位の31%を得票するだけありますね。

    ケンカ別れしてしまったさわさんですが、まさかの「まひろ推し」だったことがわかり、たまはほっと胸をなでおろしたのでした。「筆を執らずにいられない」とまひろはつぶやきましたが・・・まだ一行も書いていませんね。もうすぐ5月ですけど???

    そして、ご覧になりましたか?塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)が公卿たちのボヤキを盗み聞きする際の表情を。若き帝はどれだけたくさんの人が周りにいても、孤独なものなのですね。塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)のお姿が美しいだけに、それが際立って悲しいものなのです。

    なによりもこんなにもあっけなく井浦道隆(藤原道隆・井浦新さん)が逝ってしまうとは・・・。え?あれ?枕草子に生き生きと描かれた中関白家の素敵なエピソードの数々は・・・?あっけないにしてもあんまりではございませんこと?

    さあ、今日もつぼねに集って友がたりをいたしましょう!



    <今回配信の注意>

    ★ 収録環境の問題により この回は音声がいつもより聞き辛くなっております。予めご了承下さい

    ※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。

    ※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。



    <おぎ注> 

    先の太政大臣の三の君:金田斉信(藤原斉信・金田哲さん)の妹。後々、伊周&隆家ととある人物との大喧嘩を引き起こす火種になった。(多分、本作でも出てくる!)

    七日関白(なのかかんぱく):井浦道隆(藤原道隆・井浦新さん)の跡を玉置道兼(藤原道兼・玉置玲央さん)が継ぐのだが、非常に短命政権だったことを揶揄する言葉。おそらく第18回で詳しく登場すると思われます。

    「声、明王の眠りを驚かす」:枕草子第313段「大納言殿参り給ひて」で登場するエピソード。伊周、定子、一条が夜中まで仲良く過ごした後、紛れ込んだ鶏が鳴いたことで柱に寄りかかって転寝していた一条天皇が目を覚ましたのを見て、伊周が得意気に歌う。おぎはこの一節をどや顔で朗じる三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)を妄想して楽しみにしていた。

    薫:源氏物語の登場人物で光源氏の息子(本当は若い正妻・女三宮が若い間男・柏木との間に産んだ子)。源氏物語第3部の宇治十条で登場する。とにかく煮え切らず、暗い感じのする男。

    忘れ路の行く末までは難ければ今日を限りの命ともがな:小倉百人一首第54番 儀同三司の母(=板谷貴子(高階貴子・板谷由夏さん)) →おぎ訳:あ~、幸せ!このまま死んでしまいたいほど幸せ!

    権記(ごんき):藤原行成が書いた業務日誌で、実資の小右記、道長の御堂関白記と並んで「三記(さんき)」と呼ばれる古記録の一つ。行成の人の好さがにじみ出ており、つい応援したくなる。



     <参考>

    「光る君へ」NHK 公式HP  https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/ 

    ・ダイジェスト映

    • 41 min

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