「「強固な日米同盟」強調するトランプ政権の狙いとは?中国包囲網強化へトランプ大統領は米軍横須賀基地で演説へ」 トランプ大統領、6年ぶりの来日2日目。高市首相は28日朝、トランプ氏と対面で初めて会談しました。アメリカ側の会談の狙いについて、同行しているFNNワシントン支局長の千田淳一記者が中継でお伝えします。トランプ大統領としては、2日後に控えた中国の習近平国家主席との会談を意識したとみられます。会談の冒頭、トランプ大統領は高市首相に対し、「日本が軍事力を大幅に強化していることを承知している」と述べたうえで、日米は「最も強いレベルの同盟関係を結んでいる」と言及し、強固な日米同盟を強調しました。トランプ政権内の対中国・強硬派からは、高市首相との会談を、中国に対する抑止力の拡大に向けたチャンスと位置付けていて、最大の競争相手とする中国への包囲網を強化したい狙いがあります。政権内では軍事・経済などあらゆる分野で「中国の脅威はアメリカだけでは対処できない」との考えが共通の見解です。そのため、28日の日米、そして29日に予定される韓国との首脳会談で着実に連携強化を確認し、アジアでのアメリカ主導の中国包囲網の拡大を急ぎたい思惑もあります。トランプ大統領は首脳会談のあと、アメリカ軍横須賀基地で演説する予定です。一方、アメリカ国務省は、ルビオ国務長官が北朝鮮による拉致被害者家族会と面会すると発表しました。面会は午前11時半現在行われている模様ですが、トランプ氏が参加するかどうかは分かっていません。
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- FrequencyUpdated daily
- Published28 October 2025 at 02:55 UTC
- Length2 min
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