自民党総裁選「対立あおる恐れ」選挙管理委員会が各陣営に厳重注意　立憲は「早期国会召集」を要求

「自民党総裁選「対立あおる恐れ」選挙管理委員会が各陣営に厳重注意　立憲は「早期国会召集」を要求」　自民党は、総裁選挙で陣営間の対立をあおりかねない事案があったとして、各陣営の責任者に厳重注意しました。自民党総裁選挙管理委員会の逢沢委員長は29日、「陣営間の感情的対立をあおる恐れのある事案に対し、陣営の選挙責任者に厳重注意を行った」とする声明を出しました。名指しはしていないものの、小泉農水相の陣営による配信動画へのコメント投稿要請などが念頭にあるものとみられます。こうした中、自民党と立憲民主党の幹部が国会内で会談し、立憲側は総裁選によって「政治空白が生まれている」として、新総裁が決まり次第召集日を決め、10月14日以降の早い時期に臨時国会を開くよう求めました。首相を指名する選挙では、野党がまとまらず、自民党の新総裁が選出される公算が大きくなっています。次の首相を目指す5人の自民党総裁候補者は、30日午後6時から党主催の討論会に出席します。