文化系トークラジオ Life~社会時評&カルチャー

予告編「予約型社会の光と影」2025年10月26日(日)25時~TBSラジオで生放送

2025年10月26日(日)25時~TBSラジオで生放送する「予約型社会の光と影」の予告編です。

予告編の出演:塚越健司、速水健朗、斎藤哲也、谷川嘉浩、長谷川裕P メールテーマ→何をするにもスマホで事前予約、そんな時代にあなたが思う、「予約できるようになって良くなったこと、悪くなったこと」 life@tbs.co.jp まで

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塚越健司です。次回の放送は10/26(日)深夜1時~となります。

今回のLifeのテーマは「予約型社会の光と影」です。

みなさんは予約、してますか?ライブやホテル、新幹線は当たり前。友達とご飯に行くにも事前にお店を予約。ましてやマッチングアプリで会う時は予約が必須です。先日閉幕した「大阪・関西万博」でも、パビリオンには予約が必要だったことは、記憶に新しいですね。

予約は以前からあった習慣ですが、昨今は「予約」がさらに私たちの生活に深く浸透しています。病院から美容院、飲み会は「調整さん」で事前予約が当たり前になりました。有名店なら半年先の予約も当然です。

もちろん、予約によって待ち時間が減ったり、サービスの公平な利用、また行列の緩和ができる、といったメリットもあります。

それでも、仕事でも気づけばGoogleカレンダーには会議がびっしりと予約され、プライベートでは週末の予定も予約で埋まっている。つまり予約は「未来の先取り」となっています。

一方、予約が普及する社会では、予約なしでふらっと入ったお店や、偶然聞いた音に惹かれてライブをみるといった、「偶然の出会い」が減っていきます。また予約が面倒だと感じれば、外出の機会が減っていくのも当然です(私は映画の予約すら面倒になって、どんどん外出が億劫になっています)。さらに、気になったアーティストのライブに行こうと思い立つも、ファンは抽選(予約)の方法を熟知しており、素人がそうそう簡単にチケットを取ることも難しくなりました。

このように考えれば、「予約というテクノロジー」は、現代の時間管理や社会的ルール等に大きな影響を及ぼしています。予約アルゴリズムによって、私たちの行動や需要が予測される社会になりつつあるのかもしれません。放送では、こうした点も含め、幅広く議論したいと思います。

また今回のテーマについては、今回の出演者である速水健朗さんが、自身のポッドキャスト「これはニュースではない」の中で語っています。こちらもぜひ参照ください(「事前予約社会」がいつ到来したか)。

そこで今回もリスナーの皆さんからメールを募集します。テーマは

何をするにもスマホで事前予約、そんな時代にあなたが思う、「予約できるようになって良くなったこと、悪くなったこと」。他にも、こんな予約があったらいい、これは予約制にしてほしくないなど、あなたの考えもお聞かせください。みなさんからのたくさんのメールを、お待ちしています(ただし、長すぎると放送上読みづらくなるので、その点はご理解いただければ)。メールアドレスは life@tbs.co.jp

ぜひ、お早めにメールをいただければ幸いです!!放送は10/26(日)深夜1時~です。

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