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ガザ戦闘開始から2年…「人道支援している人も失神する」現地で活動する日本人国連職員が食糧不足の深刻さ訴える 停戦交渉始まるも隔たり大きく

「ガザ戦闘開始から2年…「人道支援している人も失神する」現地で活動する日本人国連職員が食糧不足の深刻さ訴える 停戦交渉始まるも隔たり大きく」 ガザでの戦闘開始から7日で2年、イスラエルとイスラム組織ハマスは6日、エジプトで停戦交渉に臨みましたが、溝は深く、予断を許さない状況です。現地の状況について日本人の国連職員が取材に応じました。戦闘開始から2年となるパレスチナ自治区ガザでは6日もイスラエル軍による空爆が続き、ガザ保健省は戦闘開始以降、6万7000人以上が亡くなったと発表しました。イスラエルとハマスの停戦交渉は6日にエジプトで始まりましたが、ガザの統治のあり方や武装解除の是非などで隔たりは大きく、合意できるかは不透明です。こうした中、人道支援活動を行う国連機関の清田保健局長が取材に応じ、食糧不足の深刻さを訴えました。UNRWA・清田保健局長:ご飯を食べていないので仕事をやっていて空腹で失神するという例が結構あがっている。人道支援をしている人も今、非常に厳しい状態にある。また、栄養失調のため子どもが亡くなっているとして早期の停戦実現の必要性を訴えました。