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震度6強地震で計35人けが 六ヶ所村・再処理工場の燃料プールから100リットル以上の水が溢れる 放射性物質の漏洩なし

「震度6強地震で計35人けが 六ヶ所村・再処理工場の燃料プールから100リットル以上の水が溢れる 放射性物質の漏洩なし」 青森・八戸市で最大震度6強を観測した地震で、これまでに35人がけがをするなど各地で被害が広がっています。8日午後11時15分ごろ、八戸市で最大震度6強を観測する地震がありました。この地震で八戸市内ではビルの外壁が剥がれて、地面に散乱するなどしました。青森市では地震の影響とみられる火事があり、男性1人が病院に運ばれたほか、青森・東北町では道路が陥没して車が転落する事故があり、男性1人が病院に運ばれました。また、青森・むつ市では病院のスプリンクラーが故障し、患者が救急車に乗せられて別の病院に相次いで運ばれました。FNNのまとめでは、これまでに北海道で10人、青森県で22人、岩手県で3人と、あわせて35人の負傷者が確認されています。また、震度5弱の揺れを観測した青森・六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場では、使用済み核燃料を保管する燃料プールから、放射性物質を含んだ水100リットル以上が床にあふれ出ているのが見つかったということです。日本原燃によりますと、プールの中の水の量は使用済み核燃料を冷やすのに十分な水位が確保できていて、外部への放射性物質の漏えいも確認されていないということです。