暮らしのなかにしっぽがいる

「いいから書け。」師匠に言われて始まったノートの話

デジタルデトックス、って言葉がちょっと眩しく感じるときがある。スマホを手放すなんて無理。朝の天気も、仕事の連絡も、音楽を聴くのだって全部スマホ。意識高い系のライフスタイルが悪いわけじゃないけれど、もっと、今ここにいる自分のままで“ちょっとだけ整える”方法があってもいい。わたしにとってのそれが、「ノートに書くこと」だった。実は、自分で始めたわけじゃない。師匠・飯村先生に言われた「いいから書け。」のひとことがきっかけだった。最初は「は?デジタル人間に何を?」って思ったし、わざわざノートに?なにそれ?って本気で疑ってた。でも、書いてみたらびっくりするくらいスッキリして。書くことで、

  • 頭の中のごちゃごちゃが一旦出ていく
  • 自分の中で整理が始まる
  • 見たくなかった感情とも、ちょっとだけ向き合える

ノートは私にとって、“情報をまとめる場所”であり、“気持ちの一時避難場所”になっていった。スマホを閉じなくてもいい。ノートを開くだけで、ほんの少しだけ“私”に戻れる。そんな「整える」お話を、ゆるっと語っています。