ひろこ先生と家族を考えるラジオ

ひろこ先生&まっつー&シホっぴ
ひろこ先生と家族を考えるラジオ

家族支援の専門家・渡辺裕子先生(家族看護学)のお話しを聴きながら「家族」について考えるラジオです。 「家族」であるがゆえの問題。 家族に何か起こってもなかなか外では話しにくい。 「誰にも相談できない」と思っている方も少なくありません。 そもそも「家族」ってなんでしょうか? 家族支援の専門家の視点から 一般のご家庭に起こる様々な「家族の問題」に 解決の糸口が見つかることを願ってお届けします。 インタビュアー / まっつーの回ではより深く。 インタビュアー / みーちゃんの回ではより分かりやすく。 この番組を通じて、一緒に「家族」について考えていきましょう。 ご意見・ご感想もお待ちしています。 ▼番組へのお便りはコチラに https://forms.gle/nDWmAW7X5qwpdVSa7 ▼番組補足note https://note.com/hiroko_sensei/ ※毎週火曜日配信 #家族関係リテラシー #人間関係リテラシー #家族支援 #人間関係見える化シート

  1. s2-#32 s2エピソード16 ベガスの夜

    6月30日

    s2-#32 s2エピソード16 ベガスの夜

    ケイトとトビーは結婚秒読み。独身最後のバチェラーパーティー・バッチェロレットパーティのため、ラスベガスに集まる兄弟・友人。パートナー抜きの男女別の夜が始まります。義兄弟と親睦を深めたいトビー。断酒と向き合うケビン。デジャを気にするランダル。非日常を楽しみたいベス。義妹ベスとまともに話すのが初めてだというケイト。どんな夜になるのでしょうか。 ●結婚記念日って何だろう 毎年お互いを思い遣ったプレゼントやロマンチックなサプライズで結婚記念日を祝ってきたジャックとレベッカ。親になっても、年齢を重ねても、少し力を抜く年があったとしても、夫婦関係を丁寧に育てる様子は学びが多いのでは。 ●虫の知らせ  関わりのできた里子が実親のもとへ帰ったあと、里子と里親の距離感はどうあるべきか。監護者ではないとはいえ、気になるその後の生活。実母との関係を尊重し距離を取ろうと努めるベス。一方、何か不穏なものを感じ、居ても立っても居られないランダル。デジャは無事に生活できているのでしょうか。 ●ベスのリフレッシュ ベスは、ラスベガス行きをとても楽しみにおり、母であること・妻であることとは別の”自分を取り戻す時間”を取る様子が印象的です。日本では子供達を預けて夫婦で飛行機に乗って旅に出ることは一般的ではありません。リフレッシュの必要性や個としての回復の大切さ、それを主張する権利が描かれていると思いました。 今回もいろいろなテーマが入っていましたが、最後は、日本も、いい大人が遊べる場所、社交場のようなものが充実してほしいな、といった話になりました。  【おまけ】ラスベガスって‥ What happens in Vegas, stays in Vegas. Wedding capital of the world. 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    49分
  2. s2-#31 s2エピソード13 忘れられない日

    6月17日

    s2-#31 s2エピソード13 忘れられない日

    高校卒業を控えた年の2月のスーパーボウル。三つ子たちそれぞれ思春期真っ只中。進路に思い悩む者、挫折を味わう者、恋煩いをする者も。外の世界に触れ、自分について考え、親との関係性も変化させながら、アイデンティティ形成をしている子供達。ジャックとレベッカは子供たちの巣立ちを一気に迎えているんだと思い知らされます。●思春期の子供の父としてのあり方ファーストキスを報告するランダルにジャックは極めて真剣にそして当然に「紳士でいたか?」と声をかけます。母親に悪態をつくケビンには、厳格に強い言葉で、諌め、レベッカを守ります。プリンセス扱いを喜んでくれた1人娘は、もういなくなったようですが、愛娘が変わらず可愛いと、記録に残すという形で愛情表現を続けます。●パートナーとの出会い直し子供たちそれぞれが友達や恋人との予定を優先し、お家でのアメフト観戦は、夫婦2人だけ。ジャックは、夫婦それぞれの持ち味を生かして、一緒にビジネスを始めないかと誘います。レベッカは、新しいチャプターを開始する提案に、夢心地に。●父を亡くして20年老後のイメージが湧かない、父と過ごしていない時間の方が長くなった、とランダルは焦燥感に駆られますが、新しいプロジェクトを見つけ、邁進します。依存症からの回復中のケビンは、ランダルへの借りを返したいと、手伝いに名乗りをあげます。ジャックがそうしたように、ケビンもまた、手を動かすことで紛れるからとDIYに勤しみます。【お便りはコチラから】https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】https://famirela.com/【医療的ケア児ママの子育てブログ】https://shihoppi.com

    30分
  3. s2-#32 s2エピソード14 スーパーボウルの日

    6月17日

    s2-#32 s2エピソード14 スーパーボウルの日

    遂にジャックの死の真相が明かされる回がやってきました。自宅は全焼するのでした。火の中から家族アルバムを持って出てくるジャック、助かったかのように見えましたが‥。 ◯命日の過ごし方 人は人の死をどのように乗り越えられるのでしょうか。あるいは、乗り越えるというよりも、故人を想いながら、1日1日を乗り切るようなことなのかもしれません。自問自答しながら父を想いリアルな痛みを確認したいケイト、明るく努めるランダル、ジャックの存在を感じるレベッカ。ケビンは、酔い潰れる例年とは異なり、20年の節目に、木葬した木を訪れます。 ◯火災発生、その時どうする。脱出劇 マットレスを使って火の海に飛び込み、ベランダへ脱出。シーツで作った即席ロープで次々に家族を脱出させるジャック。戦争体験からくる機転なのか、圧巻でした。しかし、ケイトのヒーローになる決断が命取りに‥。 ◯コードブルー、死亡確認と死亡宣告 『死』を伝えるとは〜医療者の目線から〜 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    45分
  4. s2-#30 s2エピソード12 謎の恋人

    5月26日

    s2-#30 s2エピソード12 謎の恋人

    家族の助言も耳に入らないほどに、何かに注力、没頭、傾倒するとき、一緒に暮らす誰かを置き去りにしているということはないでしょうか。1人が未来を思い描き、前に向かう選択をするときにも、家族の揺らぎが起きています。 ◯新しい野望 ランダルはウィリアムの遺品から謎の女性の顔のスケッチと詩を見つけ、真相を知ろうとアパートの住民たちに聞き込みを始めます。実父の足跡を辿りながら、ランダルが人生をかけて取り組もうと考え始めた新たな道とは。 過去のシーンでは、独立するタイミングを見送ったことがあるジャックが、子育ての終わりが近づいてきた今、独立するということについて再考し始めます。 キーワード:ミッドライフクライシス、自分探し、やりがい、パートナーシップと働き方、ライフステージ、教育費と独立のタイミング、親の早期死別とその影響 ◯バウンダリー ケビンはリハビリ施設から出てきて、母親との思い出を作り直しをする名目でレベッカの家に。しかし再婚相手のミゲールのことが気に障ります。 ◯醜形恐怖症 ケイトとマディソンは、拒食や過食について、お互いが抱えている課題への理解を深めています。 キーワード: 拒食症、醜形恐怖症、嘔吐症、摂食障害、映画『渇愛』、ルッキズム、ボディイメージ 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    33分
  5. s2-#29 s2エピソード11 家族セラピー

    5月19日

    s2-#29 s2エピソード11 家族セラピー

    飲酒運転をしてしまい、リハビリ施設に入ることにしたケビン。親族は一同、家族療法に集められます。 ◯家族療法 アルコール依存の問題を抱えながらも、社会生活を営み家族サービスをするなど、一見問題行動がなかったジャック。そんな夫を偶像視し、抱えている問題について話題にすることを頑なに避けてきたレベッカ。この風通しの悪さこそが、家族全体の病いなのではないか。家族療法カウンセラーには、表出している依存体質(=症状)の根源はどこにあるように見えているのでしょうか。 日本で家族療法は成り立つか? ホワイトボードを使った渡辺式人間関係見える化シートについて触れました。カウンセラーの負担が少なく安全に介入できる、誰も悪者にしない、という特徴があります。 ◯記憶の正確性 人の記憶は、曖昧で時に客観性に欠けるものであるように思います。ケビンは疎外感を味わっていたし、レベッカはケビンをdifficult child(扱いにくい子供)だと思っていた。それも事実かもしれないけれど、ゆとりのない多児育児の渦中、レベッカはケビンにもしっかりと愛情を注いでいた嵐の夜の記憶を思い出します。 何事もタブーにしていては進まず、ひとつずつ、ラベル付けしていくことで、家族一人ひとりが前に進んでいきます。 ◯おまけ〜英語表現〜 No fly zone 立ち入り禁止ゾーン DUI 飲酒運転 the fifth wheel5番目の(余分な,いらない)車輪 misremembered 違って記憶される 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    38分
  6. s2-#28 s2エピソード10 ナンバー3

    5月12日

    s2-#28 s2エピソード10 ナンバー3

    三つ子の過去と現在を描くトリロジー、最後はランダルです。 ◯主体的な所属コミュニティの選択 黒人学生がマジョリティである名門ハワード大学に足を踏み入れ、えもいわれぬ気持ちに包まれるランダル。常に疎外感、違和感を抱えて生きてきたことを父に告白します。ジャックもまた、ベトナム戦争での壮絶な経験を誰にも言えずに孤独感、場違い感を持って生きていることを吐露します。自分と似通った経験をしている人が集まるコミュニティを見つけることと精神の安寧について考えさせられます。 ◯私は一体何者なのか who am I? デジャを実母のもとに戻す、という寝耳に水の提案に、動揺し、反発するランダルとベス。実母からデジャを引き離すことは妥当なのでしょうか。学童期のランダルを訪れたものの”決して踏み込めない”と悟り身を引いた、というウィリアムの告白を思い出すランダル。自分の常識を疑い、デジャにとって自分は一体何者なのか、デジャにとっての最善とは何かについて考え、結論を導きます。 ◯親の目が行き届かない デジャがきて、そしていなくなる、という短期間の一連の出来事は、姉妹として過ごしたテスやアニーにも影響を与えています。子供たち一人一人に目を行き届かせるのは、本当に大変です。飲酒運転スピード違反のケビンの車に乗っていたのは、なんと、テスでした。次回へ続く‥! キーワード:一時保護解除とケア、親子の再統合とリスク、親元への復帰の判断、ヤングケアラー、児童福祉 【お便りはコチラから】 https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7 【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv 【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】 https://famirela.com/ 【医療的ケア児ママの子育てブログ】 https://shihoppi.com

    35分
  7. s2-#27 s2エピソード9 ナンバー2

    5月5日

    s2-#27 s2エピソード9 ナンバー2

    妊娠初期で流産してしまう現在のケイト、それから高校卒業間際の進路選択の時期のケイト、その2つを見ていきます。共通していえるのは、夢や期待を思い描いてそれが叶わないときに自分自身が傷ついてしまうこと、また、誰かの期待を感じて期待に添えなかったときに自分が傷つくこと、いずれにも強い恐れを抱いているということ。ぬか喜びすることも、悲嘆することも、避けて、何もなかったかのように振る舞うことが、ケイトなりの防衛です。◯コーピング方法感情を表に出す代わりに、やけ食い(emotional eating)をしてコーピングしてきたケイト。一生懸命妊娠に向けて努力してきた甲斐なく、流産という結果になった今、どのように対応するのか見ていきます。◯パートナーシップお空に帰った赤ちゃん。ショック状態にあるのは、自分だけではないことが分からなかったケイト。トビーに諭されるうち、パートナーも当事者であることを初めて認識し、感情を思い切りぶつけながらも、傷ついた魂を癒しあいます。最後は2人で今後の未来への前向きな気持ちを伝え合い、信頼関係を構築する姿が見られました。◯母親についてケイトについて外せない大きなテーマは、母親レベッカとの関係です。流産の直後のケイトを訪ね、両手を広げて抱きしめてくれたレベッカについて考えます。◯子供の進路選択と親の介入情熱はなんなのか、自分のことをあまり表現しないケイトと気が気でないレベッカについて考えます。キーワード:母子密着、バウンダリー、親離れ子離れ、あなたのためを思って、子供の進路と親の介入、親は親の人生を生きる、母親の役割アイデンティティ、自己存在意義の押し売り、安易な”分かるよ”が傷つける?!”経験を話す”は時に差し控えてもいい【お便りはコチラから】https://forms.gle/XqDH45R214FPsFpa7【That was us 米国版ポッドキャスト】 https://youtube.com/@ThatWasUs?si=cDWfnkqxpM-8IcAv【NPO法人日本家族関係・人間関係サポート協会HP】https://famirela.com/【医療的ケア児ママの子育てブログ】https://shihoppi.com

    36分

評価とレビュー

4.2
5段階評価中
5件の評価

番組について

家族支援の専門家・渡辺裕子先生(家族看護学)のお話しを聴きながら「家族」について考えるラジオです。 「家族」であるがゆえの問題。 家族に何か起こってもなかなか外では話しにくい。 「誰にも相談できない」と思っている方も少なくありません。 そもそも「家族」ってなんでしょうか? 家族支援の専門家の視点から 一般のご家庭に起こる様々な「家族の問題」に 解決の糸口が見つかることを願ってお届けします。 インタビュアー / まっつーの回ではより深く。 インタビュアー / みーちゃんの回ではより分かりやすく。 この番組を通じて、一緒に「家族」について考えていきましょう。 ご意見・ご感想もお待ちしています。 ▼番組へのお便りはコチラに https://forms.gle/nDWmAW7X5qwpdVSa7 ▼番組補足note https://note.com/hiroko_sensei/ ※毎週火曜日配信 #家族関係リテラシー #人間関係リテラシー #家族支援 #人間関係見える化シート

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