11本のエピソード

音楽家・坂本龍一は1995年、インターネットこそアレやんけ!と誰よりも早く気づき、自らの活動を積極的にネットで展開してきた。この番組はそのような活動に当時直接関わったメンバーが、その時、その現場で経験したことを可能な限り詳細に話して記録しておくことで、坂本龍一がインターネットにもたらした文化現象とは何だったのかを、聴取者の頭の中にイメージとしてレンダリングされることを目的としている。発起人は、1995年からの黎明期を疾走したエンジニア・竹中直純、2010年前後のソーシャルメディア期を伴走したプロデューサー・平野友康、そしてエクソシスト見習い・中村祥一。きっかけは平野と竹中で雑談していた時に坂本龍一が切り拓いたネットライブを中心とする活動がまとまった形で解るサイトも本も何もない!ということに気がついて、我々がボケる前に話せるだけ話してしまおう!という話になり、中村祥一がRADIO SAKAMOTOに関わっている期間を足し合わせると全期間をカバーできるということも発覚し、この三人なら!ということで収録まで漕ぎ着けました。できるだけep1から聴いてください。全ての音源は中村祥一が編集しています。

まずは耳からはじめ‪よ‬ #HAJIMEY0 まずは耳からはじめよ。

    • 社会/文化
    • 4.9 • 12件の評価

音楽家・坂本龍一は1995年、インターネットこそアレやんけ!と誰よりも早く気づき、自らの活動を積極的にネットで展開してきた。この番組はそのような活動に当時直接関わったメンバーが、その時、その現場で経験したことを可能な限り詳細に話して記録しておくことで、坂本龍一がインターネットにもたらした文化現象とは何だったのかを、聴取者の頭の中にイメージとしてレンダリングされることを目的としている。発起人は、1995年からの黎明期を疾走したエンジニア・竹中直純、2010年前後のソーシャルメディア期を伴走したプロデューサー・平野友康、そしてエクソシスト見習い・中村祥一。きっかけは平野と竹中で雑談していた時に坂本龍一が切り拓いたネットライブを中心とする活動がまとまった形で解るサイトも本も何もない!ということに気がついて、我々がボケる前に話せるだけ話してしまおう!という話になり、中村祥一がRADIO SAKAMOTOに関わっている期間を足し合わせると全期間をカバーできるということも発覚し、この三人なら!ということで収録まで漕ぎ着けました。できるだけep1から聴いてください。全ての音源は中村祥一が編集しています。

    狼煙からはじめよ

    狼煙からはじめよ

    日本の教育の俯瞰→社会を変えるじゃなくて自分が変わる→それぞれが良くなる→個人には希望、全体には絶望→苦言を呈する=愛がある→作品を可能な限り長く保存するには→国家と使役と貨幣→糸島での餅つきで生まれたもの→移動の自由が重要→まだらな社会とエンディング→国家とかどうでもよくない?→のどかが人を殺す→坂本さんに言い返しておきたかった→エンディング

    サイケ登場

    サイケ登場

    急に初ゲスト斉藤賢爾(サイケ)の登場→ICCキュレーターによるICC事情説明→2000年以降の地域通貨ブームからの繋がり→2009年以降の暗号通貨へ→「坂本龍一と人類」観→「万物の黎明」と10万年の流れ→芸術表現と(自分の脳の外に出るための)インタラクション→津波のピアノ→コラボの難しさ∴ひとりでやると開かれる→作品責任と民主主義→残されたものは技術課題と負の感情の連鎖だった→支配ツールとしての貨幣→THE INTERNETの意思決定は民主主義ではない→共有される有益さとGNU基盤とネットの基盤思想の違い→人の繋がりがネットに載ったこと自体は素晴らしい→社会が変わらない状態でテクノロジーが合わせるより、社会そのものが変わる必要→ネイティヴアメリカンのサポーティヴ社会

    お便り

    お便り

    お便りが→1980年代 (Sony, Global Village)→1990年代初頭 (伊藤穰一とWeb黎明期)→1995年の修正→StreamWorksの名前が出てこない!→坂本龍一は世界最初のデジタルノマドだった

    トリビュート展

    トリビュート展

    月→シーズン1収録に至る経緯→坂本龍一トリビュート展@ICC→当日、平野は→高谷さん、真鍋さんとの表現→究極形→ユザーンと→展示内にある年表→素材としての坂本龍一→残っているデータ→未来への責任なのかも

    まずは耳からはじめよ

    まずは耳からはじめよ

    エンジニアを育てる必要性→お祭りを起こしてほしい→それぞれの思考を切り替えることが最大の祭りになる→お互いに自立した個人であろうとする姿勢→マスクをしないと不安→周辺から変えて行こう病→祭りが仕事になるといい→いつも祭りは音から始まっていた→まずは耳からはじめよ

    超個人主義

    超個人主義

    インターネットは知恵の結晶→人類はバカになった?→効率化と車輪の再発明→我々は情報化社会の「練習」ができていない→プリミティブな喜びを得られる仕掛けを考えたい→大企業に「使わされている」わたしたち→個人レベルで面白いことを始めればいいんじゃん?→音の環世界→1分無駄なUXだと全人類で70億分の無駄→ハイレゾPodcast→まずは音をやろう

カスタマーレビュー

4.9/5
12件の評価

12件の評価

友康

全員参加のインターネット

人はどんなにささやかであろうとも「自分の世界が広がること」自体に大きな喜びを感じるし、その喜びを他の人と共有できる。

僕のこの2年の裏テーマは「年齢の関係ない青春」なのだけど、最初、変化・成長することが青春の正体なのかと思っていた。
ところがどうやら「知らなかった自分と出会うこと」が、人間が生きていく上での豊かさらしい。

先月から坂本龍一さんのインターネットの文化を振り返るポッドキャストを竹中直純さんと中村祥一さんの3人でコツコツと趣味でつくってるのだけど、そこで何度となく現れるテーマがこれだ。

例えば、12年ほど前に坂本龍一さんのコンサートの中継をしていたとき、最初は汚い音のモノラルだったのに、翌日はバランスケーブルを使ったステレオに進化した。するとみんながパソコンをスピーカーに繋いで視聴するようになった。ピアノの調律タイムでは、ピアノの弦がどう言う仕組みになっているのかをみんなで学んだ。
その瞬間から、それぞれの人生において少しだけ世界が広がり、ピアノを見た時に「あ!」とその時のことを思い出す。それは知識とかじゃない。
ポッドキャストでその話をしている時、竹中直純さんはニコニコで「世界が広がった瞬間だね!」と笑った。そう、そういうことこそがアレやんけ。
それは「自分の世界が広がる喜びに包まれる」と言う初期衝動だ。そしてそれを誰かと一緒に体験したり、分け与えたりすることで、その時その場所において、ものすごくパワフルな喜びになる。

これが日常に広がる方法を見つけたら、毎日が学びの喜びで満たされる日々の中で生きていくことができる。認められる必要も、立派である必要もない。ただふと気がついたら成長してた。それってかなりええやんけ。

ffffff88888888

日付け

当時の教授の生配信に釘付けだったので興味深い裏話の数々です。
日付けが2022年10月13日のままなのは理由があるのでしょうか。
追記:日付けが修正されたとのことです。ご対応ありがとうございます。

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