また会えたときに

また会えたときに【歌詞朗読】

朗読/藤田朋子

「また会えたときに」   作詞/祥子 作曲/KUMA  

あなたが作ってくれた 

フェルトの人形は 

今でもカバンにつけてるよ 

錆びた鈴は鳴らなくなったけど

揺れて笑ってくれている

その艶やかな髪

小さなくちびる 

かた頬のえくぼ 

細い目と長いまつげ  

想い出は繰り返し波のように  

私の中で押し寄せては引いていく   

消えないで消えないで  

あなたと一緒に見たい世界があるんだから  

あなたと一緒に感じたい喜びを  

あなたと一緒に夢を見る時間を  

たくさん作れるとおもっていた  

あなたが作ってくれた 

フェルトの人形に 

今日も話しかけてるよ 

あなたは何にも答えてくれないけれど 

静かに聞いてくれている  

そう誰からも愛されて 

少しわがままで でも憎めない仕草で 

全部許せてしまう  

想い出は繰り返し波のように  

私の中で押し寄せては引いていく  

醒めないで醒めないで  

あなたと一緒に見たい世界があるんだから  

あなたと一緒に感じたい切なさを  

あなたと一緒に思い悩む時間を 

あなたと一緒に抱きしめたかった  

人形を両手で包み込み 

あなたを感じながら 

今日も誓います  

どんなに辛くても  

どんなに悲しくても  

どんなに苦しくても  

私は 生きます   

生きて 笑顔で 生き切って 

いつかまた会えた時 

人形の背にある言葉を 

直接言って欲しいの  

「大好きだよ」って  

「私もあなたが大好きよ」