本の惑星

もし「北欧、暮らしの道具店」が本屋をやるなら クラシコム青木耕平と話すアートとしてのビジネスの批評

▼内容

ビジネスってどんな印象ですか/どちらにも入れてもらえない問題/お金のことは不安です/コロナで意識が変わった/ビジネスの話は難しい?/営利活動と文化を分けない/ゲストはクラシコムの青木さん/なんと「本の惑星」リスナーの青木さん/クラシコムが本屋をやるなら/「Rethink Books」のスキームのかっこよさ/企業が広報予算でつくっていたドラマ/『洋酒天国』や『花椿』から生まれた才能/ニーズはあるがビジネスモデルがない/書店や喫茶店がなくていいと思っている人はいない/年間1000万円赤字でよいとしたら/1億円分のTV-CMでできること/倫理観や商道徳をグリップできるか/ログインしないと入れない喫茶店/信頼できる出会い/契約書にどう書けるか/ハコではなくソフトを/ビジネスモデルが確立していないものを企業が支える/牽制の仕方のアイデア/専門家に話を聞きに行く/出版社や取次が気にすること/ネーミングライツ/パートナーが現れるまで実行しない/つくりたい本屋の具体的なイメージ/ステークホルダーを傷つけないもの/どんなコンテンツも誰かを傷つける可能性がある/表現欲との相反/やっている人がテンションが上がっているか/確立しているからずれない/誰とやるかを常に選択している/うまくいかないとしたら経営的な仮説が間違っている/弓道の「正射必中」/指標としての売上利益は重要だけれど/測定や評価方法が違うのはナンセンス/誰にも目標数字を持たせていないからできること/気づきや学びが得られているかどうかだけ/成長すると面白い/人間としての自然な営み/生き物としての法人/会社はすべてが初めての品種/親にできるのはケアだけ/リスクヘッジと記録/作品としての会社/メディウムとしての営利企業/自治の自由度/動的な作品/支持体としてのステークホルダー/合理・倫理・審美/多層的なものの調和という美しさ/美しさでPERが上がれば資本主義の問題は解決する/有価証券報告書は国会図書館に収蔵される/「企業芸術論」を構築したい/長期連載のマンガに近い感覚/架空の朝ドラ「もこ姉ちゃん」が面白くなるか/『物語思考』/経営者でなくても鑑賞できる?/鑑賞の仕方を定義する必要/美術の鑑賞法は文芸から援用された/美学の先生が続きをやってほしい/建築にあるくらいの批評/『Magazine B』が近い?/椅子に近い/ピクチャレスク/柳宗悦は陶芸をやっていない/誰が小林秀雄になるか/まずは自己批評から/経営だけを特別視しすぎなのでは/黎明期のアニメ批評/批評家が果敢にリスクを取ること/2020年代の批評の読者はビジネスマン/企業側はアートや人文知に越境している/ビジネスマンは悩んでいるから越境する/お金に対するトラウマに近いもの/お金を稼げる人への怖さ/初手は批評でなく対話/営利企業に興味を持ってほしい/「クラシコムという会社を批評する」/「日本近現代ビジネス美術館」に行きたい/スピードという概念/お金は速度を上げるための道具/成長スピードと倫理を見誤らないか/スピード感も美になり得る/作風のバリエーション/難しくないと美しくない/多様なものさしを持ち込みたいだけ/桁が違っても難しいことはある/無理ゲーにコミットしている作品性/コンテクストからの分岐に作品性がある/大谷へのリスペクトと草野球の面白さは相反しない/言語体系が欲しい/大企業の社長が町の定食屋に感動すること/プレイヤー同士は見れるが第三者がいない/誌面で「代官山蔦屋書店」と「本屋B&B」が並ぶこと/うどんも会社も特集する『BRUTUS』のように/経営をし始めてからの東浩紀氏の面白さ/会社を作品だと思っている人/「山田玲司のヤングサンデー」が好き/経営者になったあとの村上隆氏/越境している人の面白さ/バリューブックスで得られた学び/作家はわからないから作品をつくる/代表の魅力で入った/越境している人ばかりゲストに招いている/「こういう人いるんだ」にたくさん気づく人生でありたい/越境者が支持されている/大きい作品になるパターンを示したい/「ほぼ日」の存在による励まし/リスペクトする作家には「もっと見せてくれよ」しかない/次回は

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▼クレジット

#30「もし「北欧、暮らしの道具店」が本屋をやるなら クラシコム青木耕平と話すアートとしてのビジネスの批評」

Hosted and edited by 内沼晋太郎 @numabooks

ブック・コーディネーター。1980年生まれ。古本の買取販売を行うバリューブックス取締役、新刊書店「本屋B&B」などを運営するNUMABOOKS代表取締役、下北沢「BONUS TRACK」などを運営する散歩社代表取締役、日記を専門に活動する日記屋月日代表取締役。長野と東京の二拠点。二児の父。

Artwork by Koji Mizuno, incorporating a photograph by NASA.