観光経済新聞

「インバウンド受け入れ意向」が低下 JATA調査

「「インバウンド受け入れ意向」が低下 JATA調査」理由・課題は人手不足 日本旅行業協会(JATA)はこのほど、旅行会社、宿泊事業者などの観光関連企業・団体に向けて、インバウンド旅行客の受け入れに関する意識調査を行った。インバウンドを扱わない企業・団体に将来、インバウンド観光客を受け入れたいかどうかを聞くと、意向があるとした割合が33%と、昨年の調査に比べて11ポイント低下した。企業・団体は受け入れ予定がない理由や課題について「人手不足や人材不足」を主に挙げている。  将来のインバウンド観光客受け入れ計画について、「受け入れたいと思う」が11%(昨年調査19%)、「受け入れたいと思っているが、課題があると感じている」が22%(同25%)。合計33%(同44%)が受け入れに肯定的な回答だった。このほか「今後も受け入れの予定はない」が48%(同39%)、「分からない」が18%(同17%)、「未回答」が1%(同0%)。