エコシステムの重要性|中国からみえた新しい社会モデル(1/2)

メタバースえとせとら / Metaverse etc.(齋藤精一・若林恵)

テクノロジーはスーパーローカライズできる強さを持っている。Episode15では、中国の最新テクノロジーの動向や産業発展に関する考察をもとに、データの扱いやビジネスモデルの変革について深く議論を行います。

第1回では、中国の製造業におけるイノベーション、特にBYDなどの注目企業の成長戦略や中国政府の産業政策と日本の現状とを比較しながら、新しい社会モデルについてディスカションしていきます。なぜ中国企業は市場原理を活用した柔軟な事業展開や多様なイノベーションを生み出せるのか。昨年11月に中国の上海・深圳を視察してきた若林の話をもとに考察します。

・ミドルウェア開発の優位性

・コンシューマーインターネットとインダストリーインターネットの区別

・中国内で醸成されているエコシステムの思想

・テクノロジーの評価基準であるレスポンシビリティ・GXの要はDXの実装

・ワントップフルフラットの組織体制

・『中華民族の多元一体構造』費 孝通 編著, 西澤 治彦 訳, 塚田 誠之 訳, 風響社,2008/06/18

 etc…

【この番組「メタバースえとせとら」とは】

メタバース・ファンダム・クリエイターエコノミー・NFT......Web2.0からWeb3へ急速に移行する流れの中で、次世代インターネットは今後どんな動きをみせるのか。パノラマティクス主宰の齋藤精一と黒鳥社の若林恵が、海外ニュースを通して読み解くポッドキャストです。

【出演しているのは】

齋藤精一|Seiichi Saito パノラマティクス主宰 1975年神奈川県生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。06年株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。16年から社内部門「ライゾマティクス・アーキテクチャー」を率い、20年組織変更では「パノラマティクス」と改称。行政や企業などの企画、実装アドバイザーも数多く行う。2018-2021年グッドデザイン賞審査委員副委員長。2020年ドバイ万博 日本館クリエイティブ・アドバイザー。2025年大阪・関西万博People’s Living Labクリエイター。

若林恵|Kei Wakabayashi  黒鳥社コンテンツ・ディレクター平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書・編集担当に『さよなら未来』『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』『GDX :行政府における理念と実践』『だえん問答 コロナの迷宮』『働くことの人類学【活字版】』など。「こんにちは未来」「blkswn jukebox」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。

【お届けしているのは】

黒鳥社は、いまの当たり前を疑い、あらゆる物事について、「別のありようを再想像(Re-Imagine)する」ことをミッションに、書籍、ウェブ、ポッドキャスト、イベント、旅などメディアを問わず、さまざまなコンテンツを制作しています。

Panoramatiksは、社会を良い方向に動かすクリエイティブアクションを続けていくため、これまで繋がらなかった領域を横断して組織や人、行政や業界を繋ぎ、新しい仕組みからつくり、実装しています。

企画制作:黒鳥社

音楽:HAIOKA(produced by Junichi Takekawa)

録音・編集:山口宜大(Magic Mill Studio)

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