観光経済新聞

取引先販路拡大狙う 北都銀・荘内銀、観光マッチング始動

「取引先販路拡大狙う 北都銀・荘内銀、観光マッチング始動 」 フィデアホールディングス傘下の北都銀行と荘内銀行は、取引先のビジネスマッチングを通じて秋田・山形両県の観光振興支援に着手。4月、両行に地方創生部観光支援室を新設した。2026年度にもインバウンド誘客など諸施策を本格化する。  コロナ禍後の国内観光需要をけん引する訪日外国人(インバウンド)訪問先として両県を中心に東北地方を売り込み、取引先の販路拡大や地域消費増加につなげる狙い。観光支援室(4人)は明日孝行氏が両行の室長を兼務し、荘内銀メンバーは山形と鶴岡、北都銀担当者も秋田の各市に駐在する。