観光経済新聞

国交省、貸切バス運賃を改定 運転者の賃金引上げにむけた原資を確保

「国交省、貸切バス運賃を改定 運転者の賃金引上げにむけた原資を確保」 国土交通省は9月26日、貸切バスの新たな運賃・料金額を公示した。運転者の担い手不足を解消するため、全産業平均に比べて低水準にある年間賃金を引き上げることが不可欠との考えのもと、引き上げのための原資を確保することがねらいだ。 9月26日、地方運輸局長(沖縄総合事務局長を含む)が当該地域の経済状況や事業者の経営状況を参考にした運賃・料金の基準額を公示したところ。基準額の値上げ率は、大型車での実際の運行に当てはめた場合、7%から8%となった。