きくドラ 名作座

岡本かの子「夏の夜の夢」

結婚を控え、少々落ち着かない日々を過ごす歳子。

兄の家に訪れた夜、眠れぬ彼女は夜の散歩に出かけると、

そこで出会ったのは兄の友人と名乗る男であった。

ひと夏の経験が歳子にもたらしたものとは…。

岡本かの子の端正な筆致が光る名作。

1937年初出

■出演

歳子:五十嵐由佳

牧瀬:藤本隆行

兄:柏士文

章吉:呉圭崇

語り:尼子真理