シバタアキラのcafeでAIたい。

普遍的な法則を探す科学の手法はトップアスリートには当てはまらない、ほか

ゲストプロフィール:鹿屋体育大学教授 兼 スポーツトレーニング教育センター長 山本正嘉先生

今回のキーポイント: ・山本先生は「登山の運動生理学とトレーニング学」「トレーニング科学~トレーニングに普遍的な正解はない~」の著者 ・登山のコースタイムを標準化する研究は、登山者の幅が広がる今特に重要 ・体育大学では登山の研究は遊びと思われてしまう ・スポーツ種目の黎明期には科学的手法は重宝されない ・今やオリンピックは頭が良くないと太刀打ちできない ・スポーツ選手は「言葉を統一する」事によって成長を加速できる ・「エビデンスに基づいた」科学は「平均値の科学」で、トップアスリートには当てはまらない ・第二種の科学:万人に当てはまる科学ではなく、自分の体だけに当てはまる法則を見つける科学 ・AIは個別の法則を科学するための手法の一つになりうる ・なぜ山本先生は「IT嫌い」なのか ・ダイエットはITを使えばほとんど解決済みの課題、でも「わかってるけどできない」 ・登山者のデータに目を向けるとむしろやりすぎの傾向がある ・人気の山ほど登山者の歩く速度が早い