3K Podcast - 3人のKによる詩の朗読会のポッドキャスト

3K - 究極Q太郎、カワグチタケシ、小森岳史

3人のKによる詩の朗読会のポッドキャストをはじめました。究極Q太郎、カワグチタケシ、小森岳史の3人のおしゃべりです。詩についてだったり、そうでなかったり。定期的に朗読会も開催しています。 3kpoetryreading.substack.com

  1. 朗読 : 草上の昼食 Janis Joplinに カワグチタケシ 3K Podcast

    6日前

    朗読 : 草上の昼食 Janis Joplinに カワグチタケシ 3K Podcast

    3K Podcast、カワグチタケシ3の新しい詩集「過去の歌姫たちの亡霊について」の第3回をお送りします。今回は、カワグチさんの自作朗読です。作品名は「草上の昼食 Janis Joplinに」。 カワグチ:ミュージカルの中に出てくる字幕を、小屋の中でメモって。歌詞とか。全部はもちろんメモれないんで、印象に残ったセリフ、フィッツジェラルドとかって、セリフにあるので。あと「窓ガラスに額をつけて雨が降るのを見ていた」っていうのも、歌詞の一部なんですけど、『ボール・アンド・チェイン』っていう。そういうのを、あの、ちょっとずつこう、入れ込んであります。 小森:この「私はもう充分に大人だった」は最後のマチルダにも繋がってますよね。 カワグチ:そうですね。年老いた私っていうのがなんか書きたかったんですよ。もし死んでなかったら。 カワグチさんのこれからのイベント予定:ここで買えます! 9月15日(月・祝) 下北沢ポエトリーフェス「詩で自由になりやがれ2」新詩集物販で参加 https://x.com/shidejiyu 次回も朗読するぞォ〜。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit 3kpoetryreading.substack.com

    14分
  2. 詩集 過去の歌姫たちの亡霊について 3K Podcast

    9月7日

    詩集 過去の歌姫たちの亡霊について 3K Podcast

    3K Podcast、新しいエピソードの第2回をお送りします。今回は、カワグチタケシさんの新詩集をみんなで読んでいきます。 第2回の今回は詩集について。 カワグチ:カワグチタケシ詩集『過去の歌姫たちの亡霊』というタイトルなんですけど、この詩集が9月14日にプリシラレーベルっていう、自分でやってるインディーズ出版から出します。今日、刷ってたんですよ、昼間。1日に20冊しか刷れないんですよ、ホチキス留めまで入れると。でも、頑張って、プリンターが頑張ってくれて刷りました。 どういう詩集か、スーパーざっくり言うと、みんなが知ってるような有名な女性シンガーをテーマにした詩が10篇入ってます。古いところだと、ビリー・ホリデイっていう1915年生まれのアメリカのジャズ歌手。一番新しい人は2001年生まれの、これもアメリカ人ですけれども、ビリー・アイリッシュ。その間は、いくつかちょっと後で紹介しますが、10人の女性シンガーについて、というか、それをモチーフにして書いた詩集です。 カワグチさんのこれからのイベント予定:ここで買えます! 9月14日(日)カワグチタケシ新詩集レコ発ワンマンライブ『ノラバーお昼の生うたコンサート』 14:30開演 完全予約制 お食事、お土産付きのプレミアム・レイトランチタイム・ショー!ご予約受付中! https://b36s1.crayonsite.com/p/2/ 9月15日(月・祝) 下北沢ポエトリーフェス「詩で自由になりやがれ2」新詩集物販で参加 https://x.com/shidejiyu 次回は朗読するぞォ〜。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit 3kpoetryreading.substack.com

    22分
  3. 8月10日

    続・社会とか詩とか 3K Podcast :Love & Peace! Pt.6

    3人のK(カワグチタケシ、究極Q太郎、小森岳史)による3K Podcast、ラブ&ピースの最終回(第6回)をお送りします。 今回は、ベンヤミンから話が広がります。そして驚きのエンディングへ…! 究極:ベンヤミンは好きです。すごく影響を受けたというか、やっぱり暴力批判論。暴力批判論を、2001年の911の時に読書会をあかねでやったんですけど。そういった思い出があって、よく読み返しますね。 要は、破局的なマシンっていうか、どう止めるのかっていうお話なんですよね。 破局的なマシンってもうそのまま、破滅に向かって突き進む。さっきの進歩の話しじゃないけれど、止まらない。 そうした時に何が止めるのかっつったら、放棄することっていうか。仕事放棄すること。止めることみたいな。 小森:だめ連的な。 究極:そうそう、一気に止めちゃうみたいな。神的な暴力とかって。要するに神、その神の所業として止める。 例えばま気候変動もそうだし、戦争どうやって止まるのかなとか言ったら、一気に何かが止まるっていう、何かが起きるのではないかということに期待をかけるしかない、止まらないんじゃないか。 小森:止まる止まらないで言ったら僕は止まらないと実は思っていて、安吾じゃないですけど、もう落ちるところまで落ちるとは思ってるんです。大変だよね、それはそれでね。 ラブ&ピース回は今回で終了です。 次回もお楽しみに〜。 リクエストや御感想、お待ちしています。3k.reading@gmail.comまで。 3K詩の朗読会について、詳しくはこちらhttps://note.com/3k_reading This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit 3kpoetryreading.substack.com

    23分
  4. 8月3日

    ベンヤミン「歴史の概念について」を小森岳史が読む 3K Podcast: Love & Peace! pt.5

    3人のK(カワグチタケシ、究極Q太郎、小森岳史)による3K Podcast、ラブ&ピース第5回をお送りします。 今回は、小森岳史さんがワルター・ベンヤミンの「歴史の概念について」のテーゼ8、現代語訳を朗読します。 虐げられてきた人たちの歴史を振り返ると分かるんだけどさ、俺らが今生きてるこのやばい状況って、実はレアケースなんかじゃなくて、いつもの通常運転なんだよね。 まず、世の中ってそういうもんだっていうこの現実をちゃんと分かった上で歴史を見ないとだめだ。 そうすれば、今度はこっちからマジのやばい状況を仕掛けてやることが俺たちの役目だってはっきり分かる。 それができればファシズムみたいなやつらと戦う時にこっちが有利に立てるんだ。 そもそもファシズムみたいなのがのさばる理由の 1 つって、それに反対している人たちでさえ、世の中は進歩してるんだからなんて言って、ファシズムを歴史の進歩からちょっと外れた一時的なバグみたいに軽く見ちゃってるからなんだよ。 21 世紀にもなって、こんなひどいことがまだ起こるなんて信じらんないみたいな驚きって、全然クールじゃないし、本質を付いていない。そんなことで驚いてたって何も分かりはしない。 まあ、その驚きのおかげで、もしかして歴史はどんどん良くなるって俺らが信じてたこと自体がもう時代遅れの考え方だったんじゃねって気づけたんなら、それが本当のスタートだけどね。 (ベンヤミン 歴史の概念について テーゼ8より) 来週も、もう少しだけ話は続きます。 リクエストや御感想、お待ちしています。3k.reading@gmail.comまで。 3K詩の朗読会について、詳しくはこちらhttps://note.com/3k_reading This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit 3kpoetryreading.substack.com

    19分
  5. 7月27日

    Robert WyattのShipbuildingを究極Q太郎が朗読する 3K Podcast: Love & Peace! pt.4

    3人のK(カワグチタケシ、究極Q太郎、小森岳史)による3K Podcast、新しいエピソード第4回をお送りします。今回は、ロバート・ワイアットの「Shipbuilding」を、究極Q太郎さんが英語と自らの翻訳で朗読しています。 究極: なんかいろんな人にこういう歌があったんだよみたいな感じで伝えられたらいいかなみたいな感じで、取り上げました。 (この歌を)好きなところは、船乗りに、兵隊になったら、海に飛び込むのっていうのは船から逃げ出す時。だけど、本当はね、海に潜るっていうのは、例えば真珠を取りに潜るっていうことだってできるのにとかっていう歌詞があって。なんかね、これを聞くとすごい涙が出てくるんですよね。何か悲しさがあるというか、戦争の悲しさっていうものがこの真珠を取りに潜るっていうふうに我々が本当ならばそういうことができるのに、もう命からがらにこうやって船に飛び込まざるを得ないみたいな目にあってしまうというね、こういう世界に生きている我々の悲しさみたいなものをね、なんかよく歌ってるなあっていう。 あと、このルーモアって要は噂。町の噂、だから戦争が始まるっていう噂なんですよね。この造船所の町って要するに軍艦作ったりとかして、その戦争に加担させられる。けれども、その戦争に加担させられているって言った人が袋叩きにあっちゃったりとか。息子が兵隊に取られたりとか、なんかそういうなんていうかな、あの、噂の中に、カワグチさんがね、ハラハラとかって言ってましたっけ? カワグチ: ざわざわ。 究極: ざわざわね。なんかざわざわするっていうなんか、なんかそういったあの、ざわつきみたいなことがなんかこの歌の中に、直接的に、描かれてるわけじゃない。なんかこのざわついた感じっていうのが、この歌ってそういう雰囲気もよく捉えている。だから、ちょっとなんか普通の反戦歌よりもこれ、この方、こういう、えっと、もう直接的な表現の、あの、反戦じゃなくて、何かこのトータルでのなんかこの、あの、感情に訴えかけるものがあるような気がします。 来週は、小森さんの朗読です。リクエストや御感想、お待ちしています。3k.reading@gmail.comまで。 3K詩の朗読会について、詳しくはこちらhttps://note.com/3k_reading This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit 3kpoetryreading.substack.com

    24分
  6. 7月20日

    社会とか詩とか 3K Podcast: Love & Peace! pt.3

    3人のK(カワグチタケシ、究極Q太郎、小森岳史)による3K Podcast、新しいエピソード第3回。前回の「スターズ&ストライプス」(カワグチタケシ)の朗読から話は続いています。 一部を紹介します。 究極:割と批判的な眼差しというか、社会に対して。子供の頃からあったんだけど、今、とりわけ、介護の仕事とかもやっていると、この社会に対する違和感というか。 子供の頃に社会に対して違和感を持っていたからこそ詩に出会って。詩っていうものに活路を見出して、その延長線上に障害者と出会ったっていうね。なんかそんな感じがするんですよね。 障害者と出会ったっていうことの結果として、社会が設けている建前というか価値規範みたいなことに対する反感みたいなこともあるけれど、自分はなんかこのアナキストとかって人から言われてるけれど、あんまりなんかアナキストかなとかって思ってるところもあるんだけど。 カワグチ:デストロイとか言わないですもんね。 究極:言わないですね。好きですけどね。でも、そこまで言わないっていうか。 むしろ今こうやってなんか起きている出来事っていうものを、社会のニュースを読んだり新聞を読んだりするのが好きっていうのが大きいかもしれないですね。 そうするとね、この社会の中で起きているこの現象、出来事っていうものの背後に、何かある方向に進ませているような権力者達っていうのがいて、人々っていうのは権力者の扇動みたいなものに乗せられて動いているっていうように見えるわけですよ。 そういうことに対して、自分は何がしか、起きている出来事に対して働きかけができないかなっていうのが、根のところにあるんですよ。もしかしたら詩を書くことも、そん中で、自分の戦闘モードみたいなものの中で、ひとつの手段というか、武器として詩があるみたいなことはあるんじゃないかなと思って。 来週は、Qさんの朗読です。 3K詩の朗読会について、詳しくはこちらhttps://note.com/3k_readingリクエストや御感想は3k.reading@gmail.comまで。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit 3kpoetryreading.substack.com

    21分

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番組について

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