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水戸の中心市街 アーケード完全撤去へ 街とともに歴史刻む 商店主や市民「寂しい」 惜しむ声 茨城

「水戸の中心市街 アーケード完全撤去へ 街とともに歴史刻む 商店主や市民「寂しい」 惜しむ声 茨城」 茨城県水戸市の中心街に1カ所だけ残っていた南町3丁目のアーケードの撤去作業が進んでいる。戦後復興の思いを託して設置され、昭和から令和の時代に至るまで訪れる人を雨風や強い日差しから守り、街とともに歴史を刻んできた。だが、老朽化や商店街の衰退で維持管理が困難になり、11月末までに撤去する。商店主や買い物客からは、「寂しい」などと惜しむ声が聞かれる。