福島中央テレビ

「積極的に取り組んでいけたら」浪江町で水素自転車の実証事業スタート・福島

「「積極的に取り組んでいけたら」浪江町で水素自転車の実証事業スタート・福島」 浪江町は町内で作った水素の燃料電池を搭載する水素自転車の実証事業を始めました。 浪江町で作った水素を使うこの「水素自転車」は、トヨタ紡織が開発し住友商事の協力で3台導入されます。 職員が業務で町内を視察する際に使用するなど、約1か月かけて走行に問題がないかを確認し2028年度の本格導入を目指します。  浪江町産業振興課 藤坂浩暉さん 「原発の事故から少しでも着実に立ち直っていくという意味でも水素や再生可能エネルギーといった新しい未来のエネルギーについて町としても積極的に取り組んでいけたと考えています」 満タンの水素タンク1本で約100キロ走行できるということで、11月には一般の人向けの試乗会も町内で行われます。