デデデータ!!〜“あきない”データの話〜

第159回「ゲーム理論特集2:ビジネスのゲームを設計せよ ―― 戦略デザインとルールデザインの新思考」

【メッセージ募集】

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【今回の内容】

さて、前回はゲーム理論を使って、人間関係に潜む「構造的バグ」を解き明かしました。ビジネスの世界に目を向けても、同様のことが言えるのかもしれません。

「ライバルとの値下げ競争で疲弊する」「業界全体で協力すればいいのに、足並みがそろわない」。私たちは、こうした状況を当たり前の競争として受け入れがちです。しかし、もしそれらが、誰か他のプレイヤーがデザインした、必ずしも自分たちに有利ではないゲームの盤上で戦わされている結果だとしたら、どうでしょう。久米村さん、このビジネスというゲームのルール、複雑ですよね。

【今日の質問】

・協力の設計、信頼の設計、主導権の設計の考え方

・情報の設計、公平の設計、時間の設計の重要性

・なぜ人は「非合理」な選択をするのか

・AI時代のゲームデザイン三法則とは

・なぜ値下げ競争はゼロサムゲームではないのか

・市場競争におけるダイナミックゲームとは

【出演者】

■久米村隼人

ベネッセ、マクロミル、リクルート、日本経済新聞など複数の企業にて、データを活用する15の新規事業を創出。2018年に大企業のデータ活用支援・新規事業立ち上げ支援を行うFACTORIUMを設立し、70以上のDXプロジェクトを支援。2019年にデータサイエンススタジオDATAFLUCTを設立し、4年間で30以上のAIサービスをローンチ。これまで責任者としてローンチした新規事業は35を超える。

大阪府立大学大学院工学研究科修了、早稲田大学大学院商学研究科修了

■DJ Nobby

キャリア26年目のラジオパーソナリティ。経済ニュースパーソナリティとしてフォロワー10万人を超えるVoicyチャンネルを個人で運営する傍ら、ラジオ番組「週刊Nobbyタイムズ」「DJ Nobby's Tokyo LIVE!!」のパーソナリティ、ポッドキャスト「ながら日経」の土曜パーソナリティなどを務める。

大学卒業後はラジオパーソナリティと並行してシティバンク・エヌ・エイ、東京金融取引所、プルデンシャル生命、メットライフ生命に勤務。銀行・証券・保険の3分野に精通し、特にコンプライアンス分野のデータ分析に強みを持つ。

DATAFLUCTウェブサイト

https://datafluct.com