語り継ぐコトノハ ほのぼのRADIO Keigo Yoneda
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- 宗教/スピリチュアル
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浄土真宗本願寺派信行寺の老僧が語る仏教、念仏、そして人間とは。
父である前住職は広島県の瀬戸内海に浮かぶ島、浄土真宗の信仰を持つ在家の家庭に育ち、京都で仏教を学んで浄土真宗の僧侶となりました。そして、縁あって神戸市の信行寺住職を約40年務めました。自坊で法話を毎月続けてきた父である前住職の声を少しずつ届けていけたらと思います。
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孫に語る「和の世界」
今回は孫の問いに答えるかたちで浄土真宗の僧侶であるということの意味を語る。
仏様というのは「和の世界」に生きている人。
心が安らぐこと。
涅槃というのは「和の世界」が見つかったということ。
仏教は主義ではない。
「和をもって尊しとなす」聖徳太子
自信教人信 以外に何があるのか…
「これは何事ぞ」親鸞聖人の言葉
みんなに支えられての今を感謝する。
今日も一日ありがとう! -
初心にかえる
何故に 捨てける身ぞと おりおりは
姿を恥じよ 墨染めの袖
西行法師
初心にかえることの大切さ
善だと思っていることも続かないのが人間の悲しい現実
善だと思っていたものが、いつの間にか善ではなくなっていた…
全ては結局借りもの。手ぶらで生まれ、そして全てこの世に置いて死んでいく
しかし、借りものは粗末にしてはいけない。大切に使わせていただく。そして次の代の者に置いていく。 -
生きとってよかった!
如来さんにお礼して学校に行きんさい、と親に言われて育ったエピソードを振り返って、、。
新居に仏壇はありますか?
人間が育つという中で、植物の苗に添え木をするように、そばに支えるものがいる。
人間は動物であるけれども、動物を超えていく世界を見つけていく存在。
無明とは暗闇の中で出口が分からないようなもの。
人間は明かりがないと、生きていてよかったと思えない。
念仏の声が親の声となって、人生の支えとなった経験。 -
ほとけに成るために生まれてきたんだ
今日は4月8日花まつり、お釈迦様がご誕生された日をお祝いする日です。
生まれてすぐに7歩あるかれたというエピソードが物語るのは六道の迷いの世界を1歩出た悟りの世界を示されたということ。
私たちは何のために生まれてきたのか。
死んでいくためじゃない、迷いの世界を出て
仏に成るために生まれてきたんです。
先生がかつて言われた言葉「ご恩が身に染みるの〜」
その心が今ではよく分かるようになりました。
仏様の教えによって自分では見えない世界を知らせていただく。
有難いいのちを生きさせてもらったと
この世の最後に思うことが幸せな人生
そしてお浄土に生まれさせてもらって仏と成るのです。 -
「仏縁に育てられて」
広島で育った在家出身の前住職(老僧)の生い立ち、
そしてなぜ僧侶となったのか。
ご縁あって広島から神戸のお寺(信行寺)に入る。
住職としての勤めと法話を続けてきた想い。
人間の間(ま)とは人をいたわる心。
煩悩のこころ、欲と怒りと無明。