「駅トイレ改装で武州正藍染を採用 伝統工芸の魅力発信 東武鉄道」 東武鉄道はこのほど、埼玉県羽生市と連携し、東武伊勢崎線羽生駅構内のトイレをリニューアルした。伝統技法「武州正藍染」(ぶしゅうしょうあいぞめ)をデザインに取り入れ、地域の伝統工芸の魅力を発信する。 武州正藍染は、明治時代に武州地域(現羽生市、加須市、行田市)で盛んだった藍染の技法で、かつて200軒以上の藍染職人「紺屋(こうや)」が存在した。化学染料の普及により一時衰退したものの、近年自然志向の高まりとともに再び脚光を浴びている。 リニューアルでは、武州染物工業協同組合および羽生市藍染振興協議会の協力のもと、トイレ内に藍染布を装飾。入り口の壁面には藍染の木材を装飾し、通常布や糸に用いられる藍染とは異なる表情を見せる。武州正藍染の紹介パネルも設置した。
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- FrequencyUpdated Daily
- PublishedOctober 5, 2025 at 12:30 PM UTC
- Length1 min
- RatingClean