まるっと!しあわせ川柳

#65 秋の色 森の息

桐子先生の赤い口紅の話題から始まった、今日の番組。秋は色の変化に敏感にさせてくれる季節です。

「暑くてもビールの缶には秋がくる」(坂の上のひこうき雲)

秋の彩りを感じるために、どこかの森や山など自然中に出向かずとも、日常の人工的なもので面白い発見ができますよね。変化は、目に見える色だけではありません。

「イヤホンを外して気づく森の息」(逆さ蛍)

虫や風の音も秋のものになります。それを森の「音」とせずに「息」としたことで、生命感が伝わってくるようですね。一文字を工夫するだけで効果絶大!あなたもどうぞ、秋の描写に一工夫を加えてみてください。(水野晶子)