ごきげんママのMamiliaラジオ ~心の力を抜いて、子育てを楽しもう♪~

Leina A Kamada (鎌田怜那)

『タッチするたびに親子は仲良くなれる』 臨床心理士で公認心理士、3児の母でもあるLeina A Kamada(鎌田怜那)が、もっと育児がラクで楽しくなる考え方や、今すぐ試したくなる面白いテクニックをご紹介します♪ 私自身が母になって感じたことは、『知識だけでは子育てはできない』ということ。 知識だけでは不十分。 …でも、知識があったから助かったこともたくさんあります。 頭で“正解”がわかることと、心の“こうしたい”を一致させることは簡単ではありません。 ですが、育児大変だと感じる全てのお母さんに向けて、何か一つでもヒントになるような情報をお届けできたらと思っています。 番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪ contact@mamilia.jp ■WEB ・WEB Site:https://www.mamilia.jp/ ・Instagram:https://www.instagram.com/mamilia55/ ■経歴 ・児童養護施設にて子どものトラウマケアセラピー ・小中学校でスクールカウンセラー ・精神科クリニック、病院などにおけるカウンセリング業務 ・保健所における、発達支援 ・大学、短大における講師 ・児童家庭支援センターにおける相談業務 ・行政委託による就学準備支援(4歳児就学準備事業) ・幼稚園、保育園での保護者対象の講演(子育てについて) ・中学校の保護者対象の講演会(思春期について) ・保育園職員研修

  1. 2D AGO

    110.あなたのモヤモヤ、イライラの原因は…

    〜子育て中の感情と上手に付き合う方法〜🤱 親になって初めて感じる感情多くの保護者が体験すること• 「親になって、こんなにイライラするとは思わなかった」• 「今まで感じたことのない怒りを感じる」• 心穏やかでいられる時間がとても少ない👆 これは決して珍しいことではありません! 🧒 なぜ子どもには今までの対処法が通用しないの?大人の社会との違い• 大人同士:話せばわかる、相手に配慮する、喧嘩を避ける• 子ども:遠慮がない、理屈が通じない、好き勝手に行動する特に我が子だと難しい理由• お互いに「遠慮」がないから• 特に乳幼児期は、遠慮という概念がまだわからない 💭 イライラの根本的な原因1️⃣ 感情に慣れていない• 理不尽な思いをする経験が大人になってから少ない• 子ども時代の記憶にない体験を毎日させられる• 「なんで言ってるのにわからないの?」という怒りが込み上げる2️⃣ 完璧主義の傾向• 親になったことで責任感が強くなる• 今まで気づかなかった完璧主義な面が出てくる• 子どもは「ぐちゃぐちゃした存在」なので、完璧を求めると苦しくなる3️⃣ 自分の育てられ方の影響(インナーチャイルド)• 親に反発したことがない人 → 我が子の反発に強い怒りを感じる• 厳しく叱られて育った人 → 叱りたくないのに叱らざるを得ない場面でパニックに 🌟 対処法とマインドセット✅ まず理解すること• 子育てにイライラは付き物• イライラする自分を責める必要はない• 大人の社会性が通用しないのが子ども• 子どもは今、あなたとの関わりで社会性を学んでいる最中🤝 不快感とお友達になる• イライラしないようにする → 新たな問題が発生• 叱らないようにする → 子どもが育たない• 解決策:自分に生じる不快感と「お友達になる」🏠 完璧主義への対処• 親としての責任感が芽生えた自分を褒める• 「向こう5年は家が汚くても仕方ない」と割り切る• 子どもには遊び心が大事だと理解する🪞 自分を振り返る時間を作る• 自分が子ども時代をどう過ごしたか• どういう場面でイライラしやすいか• 自分の感情のパターンを知る 🍀2人目・3人目のお母さんが「肝が座っている」理由→ そういう感情に慣れてきたから新米ママ・パパや一人っ子の保護者へ• いろんなパターンを体験する機会が少ない• 「あなたが問題」「私が問題」と思いがちだが、そう思わなくていい環境の変化が多い時期だからこそ• 大人も子どもも心身が不安定になりやすい• 誰も責める必要はない• 深呼吸をして、その感情に慣れていく• 感情と「お友達になっていく」🎯 まとめ子育て中のイライラやモヤモヤは、あなただけの問題ではありません。親になることで新しい感情と向き合うことになるのは自然なことです。大切なのは:• 自分を責めないこと• 感情を受け入れること• 子どもとの時間を通して一緒に成長していくこと一人ひとり背景が違うので、自分なりのペースで向き合っていきましょう♪ ーーーーーーー番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪メール: contact@mamilia.jpWEB: https://www.mamilia.jp/Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ーーーーーーー

    10 min
  2. AUG 28

    109.もうバトルはイヤだ!:夫婦の連携プレーはできてますか?

    <基本的な認識>👩‍👧‍👦 お母さんが生活の中心・実際のところ、日常の子育てはお母さんが主に担っている現実がある・お父さんの役割はサポーター・お母さんを支える立場として機能することが重要 🏠 各家庭で役割分担は異なる「お母さんは母性的、お父さんは父性的」という固定概念にとらわれる必要はない 😤 イライラの原因と解決策よくある状況• お母さんが子どもの生活切り替え(お風呂、食事、就寝など)でイライラしている時• そこにお父さんが「そんな言い方しなくても」「そんなに怒らなくても」と口出しする• 結果として夫婦げんかに発展 ✅ 父親の効果的なサポート方法・行動の切り替え時に助ける  遊びからお風呂、食事から次の行動への切り替えが最も大変・お父さんの存在効果を活用  子どもにとって新鮮な存在として、行動の切り替えを促しやすい・優しい声かけ  「じゃあ行こうか」程度の簡単な声かけで十分 💬 夫婦のコミュニケーション術👩 お母さんへ• 感情を抜いた具体的な指示を出す• 「これお願い」「今これしてるから、あれをやって」という明確な依頼👨 お父さんへ• アドバイスや提案は不要• お母さんの「手足」として指示通りに動く• 後から「あれでよかった?」と確認する ❤️ 大切な心構え前向きに捉えよう!• 夫婦関係がギクシャクするのは「あるある」で自然なこと• 「だんだん親になっている過程」として前向きに捉える家庭の平和の秘訣🌈  お母さんの気持ちの安定が家庭全体の安定につながる! パパもモヤモヤしたり、口出したくなることもあるでしょうが「まさにその時」だけはお控えを…😅ママだってパパを頼りたいんです!頼りやすい状況を作ってもらえると、夫婦の絆は自ずと深まりますよ☺️ ーーーーーーー番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪メール: contact@mamilia.jpWEB: https://www.mamilia.jp/Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ーーーーーーー

    10 min
  3. AUG 21

    108.もうバトルはイヤだ!:子どもとのバトルを回避する方法

    ⚠️まずは心構えを変えよう⚠️「子どもは言うことを聞かない」が基本• 子どもが言うことを聞かないのは普通のこと• 言うことを聞く子もいるけど、それは個性の違い• 聞いてくれたらラッキー!くらいの気持ちでOK• 上の子は聞いたのに下の子は聞かない…それも個性です解決の鍵は「生活の構造化」なぜ構造化が必要?• 学校や園には時間割がある → 家庭には構造がない• 子どもは「今何をしていい時間?」がわからずに困っている• 構造がないと親の顔色を伺う子になってしまう• みんなが楽になるために、家庭にもルーティンを作ろう! 年齢別!実践アプローチ👶 赤ちゃん期• ゆる〜い構造でOK• 「朝だね」「夜だね」程度の区別• 言うことを聞かせようとしなくて大丈夫🧒 幼児期(2〜4歳頃)特徴: 自分の気持ちを優先したい時期対処法:• 言葉で説得しようとしない(喧嘩になるだけ)• 手取り足取り行動に導く• 「お風呂の時間だよ」→ 手を繋いで浴室へ• 遊びの要素を入れる(「どっちが早く脱げるかな?」)• 選択肢を与える(「今一緒に入る?後で一人で入る?」)👦👧 年中・年長(4〜6歳)特徴: 構造があることを理解し、ルール通りに行動できる自分が嬉しい時期対処法:• 「今何時?」「そろそろ○○の時間じゃない?」• 時間を意識した声かけだけで動いてくれるように!🎒 小学校低学年特徴: できていたことができなくなる、ちょっとした嫌がらせっぽい行動対処法:• 諭そうとしない(反発されるだけ)• 「今やっとかないとね」と行動に導く声かけを継続• 間違いを指摘するより、行動を促すことに集中😤 ギャングエイジ(小3〜4年生)特徴: 悪態をついてなんぼの時期対処法:• 「はいはい、わかりましたよ」「お母さんは言ったからね」• 悪態に巻き込まれない• でも親は怖い存在であることは保つ• お父さんの存在感も効果的🧑‍🎓 思春期特徴: より複雑で、大人扱いを求める時期対処法:• 対等な関係で選択肢を提示• 「お風呂の時間だけど、どうする?」• 「お母さん先に入っていい?あなたが先に行く?」• 行動するまで言い続けるのは逆効果• 本人の自主性を尊重しつつ、必要なサポートは継続 今日からできること✅ チェックリスト• 我が家に生活リズム・ルーティンはある?• 子どもの年齢に合ったアプローチをしている?• 言葉で説得しようとしすぎていない?• 「言うことを聞かない=普通」という心構えができている?🌟 ポイント「構造化」は子どものためでもあり、親のためでもある• 子ども:何をすればいいかわかって安心• 親:毎回バトルしなくて済んでラク年齢に応じてアプローチを変える柔軟性が大切• 同じ方法がずっと通用するわけではない• 子どもの成長に合わせて声かけも進化させよう 毎日の子育て、お疲れさまです。完璧を目指さず、「今日はこれができた」を積み重ねていきましょう! ーーーーーーー番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪メール: contact@mamilia.jpWEB: https://www.mamilia.jp/Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ーーーーーーー

    11 min
  4. AUG 14

    107.夏休みの過ごし方④:通常モードを意識しよう!

    お盆が明けると、‘夏の終わり’を感じるようになります。 <子どもの心理・行動パターン> 時間感覚の特徴:夏休みは永遠に続くと思っている 準備不足:始業式が来ることは分かっているが心の準備ができていない 年齢問わず:小学校高学年や中学生でも準備できていないことがある 当日の現実:前日になって何も準備できていないことを発覚 <親がすべき具体的な対応>・生活リズムの調整 - 学校に行く時間に自然と起きられるよう徐々に調整・頭の切り替えサポート - 休みモードから学校モードへの意識転換を手助け・一緒に準備・プランニング - 宿題の残り具合の確認 - 学校用品の準備(ランドセルの場所確認など) - 始業式までの日数と親の在宅スケジュールを考慮した計画作り 親の心構え 「想定内」思考:準備不足やグズグズも当然のこととして受け入れる パニック回避:想定外が起きると親も子もパニックになるため 伴奏者の役割:子どもと同じ方向を向いて一緒に準備する 楽しみながら:「わー」「ギャー」と言いながら楽しく準備 準備不足のリスク 遊びモードの頭で授業を受けるのがきつい 宿題が終わってなくて登校がストレス 他の子の立派な作品を見て劣等感を感じる 学校生活そのものが楽しくなくなる <最後の1週間の重要性>長期的な効果 2学期以降の欠席日数減少 朝のバトル(起床時の親子げんか)の軽減 スムーズな学校生活のスタート 親の心の負担軽減 子どもたちが、学校の再開を楽しめるよう、一緒に準備を進めていけるといいですね♪ ーーーーーーー番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪メール: contact@mamilia.jpWEB: https://www.mamilia.jp/Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ーーーーーーー

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  5. AUG 7

    106.夏休みの過ごし方③:ファミリーヒストリーを伝えよう!

    「お盆」は大事な行事です。夏休み中にこの行事があることは子どもにとって、とても大事な経験をするチャンスです。この時期を活用してファミリーヒストリーを次世代に語り継ぎましょう! ファミリーヒストリーを意識しない生活 普段の生活では「おばあちゃんがね」「あなたの祖先はね」といった話をする機会がほとんどない 「私が子供の頃は」という親自身の体験談もあまり話さない現状 お盆の帰省は、おじいちゃん・おばあちゃんから家族の歴史を聞く絶好のチャンス 子どもたちは特に親の小さかった頃の話や失敗談に強い関心を示すものです 戦争体験継承の重要性と現実 テレビで沖縄・長崎・広島の記念式典や特集番組を見る機会 子どもたちが「おばあちゃんの話を聞いて世界平和を考える」スピーチをする様子 単純に「喧嘩はダメ、戦争はダメ」と教えるよりも、血のつながった身近な人の体験談の方が心に深く残る 戦争経験者の多くは「語らないように生きてきた」現実 戦争を知らない世代が子育てをする中で、平和の実感や生きる実感の希薄化という課題 インディアンの知恵と現代への示唆 家族に問題が起きた時、インディアンの人々は「7世代前まで遡れ」と言う 現実的には、多くの人がせいぜい祖父母の世代(2世代前)までしか知らない ファミリーヒストリー継承の意義 現代では家族の歴史を語り継ぐ文化が希薄になっている 自分のルーツが分からないまま迷い悩んだ時、指針となるものがない状況 今の人間関係だけでは解決できない心の寂しさや安心感のなさ 先祖たちの見守りという不思議な感覚の大切さ 子どもの頃から「ちょっと悩んだらおばあちゃんに聞いてみたら」「もうお空の星になっちゃったけど」といった会話が日常的にできることの価値 番組からの具体的な提案 お盆の帰省タイミングで積極的に親や祖父母に話を聞く 親から祖父母世代へ「勇気を出して子どもたちに話してほしい」とお願いする 長年口を閉じてきたエピソードも含めて伝承することの重要性 家族の歴史を知ることで自分の生き方や行動を考えるきっかけになったり、子どもたちのアイデンティティ形成や価値観の確立に重要な役割を果たすことに繋がります。お盆という特別な時期を活用して、失われつつある家族の絆と歴史子どもたちに伝えてみませんか? ーーーーーーー番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪メール: contact@mamilia.jpWEB: https://www.mamilia.jp/Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ーーーーーーー

    11 min
  6. JUL 31

    105.夏休みの過ごし方②:ルールを決めよう!

    前回は「家族から離れる時間も大事」という話をしたが、「心配しすぎなくて大丈夫」とお伝えしましたが、夏休みは子どもたちが事故や事件に巻き込まれる危険性もあります。今回は、夏休みの日常生活において気をつけてほしいことをお伝えします。 <スマホ・ネットの深刻な危険性>子どもの[検索]の実態 小学校低学年の子どもが何を検索するか考えたことがありますか? ポケモンのキャラクター名かと思いきや、実際は「おっぱい」などの言葉を入力することも 悪気は全くなく、日頃友達同士でゲラゲラ笑い合っている言葉の延長線上で入力している 検索結果の衝撃的な現実 実際にそれらの言葉で検索してみると「ゾッとする」ような画像が出てきます そこから思いもよらない危険なサイトに簡単につながってしまうことも 海外のサイト、出会い系サイトなどに簡単にアクセスできてしまいます 現代の深刻な問題 素人が自分の体を映した動画を投稿する時代 日本の中高生の裸の動画を国内外の人が買うという現実 規制がかかっていないところで、子どもたちにとって身近なところでこうした問題が起きています 「知らないのは親だけ」という状況も… 中高生の危険性 中高生になると犯罪に巻き込まれる危険性が高まります 知らないうちに犯罪の手先になってしまうケースも 高校の説明会でも「子どものスマホは親の責任下に置くように」と指導されている <具体的な対策方法>ルール作りの重要性 暗黙のルール(「わかってるでしょ」)ではダメ ‘明確に分かりやすく紙に書き出す’くらいはっきりとしたルールが必要 家では規制をかけていても、友達の家では規制がかかっていないネット環境があるかもしれない 技術的な対策 検索履歴を必ずチェックする 子ども向けの設定や見守り機能を使う 規制をかけた端末を使わせる 使用時間をきちんと決める <生活リズムの管理>基本的な生活習 朝起きる時間、夜寝る時間は必ず決める 最近暑くて外遊びが難しいため、家の中での過ごし方が重要 ゲーム、YouTube、TikTokなどの動画視聴がメインになりがち 生活リズムを整えるコツ 夜が遅くなってきたら、朝早めに起こすのが効果的 眠たくないのに寝るのは辛いので、朝からリズムを整える 運動の取り入れ方 ラジオ体操の集まりがなくなっている地域も多い(少子化の影響) 家でラジオ体操をするのがおすすめ YouTubeにはいろんな方言のラジオ体操動画があって面白い 週替わりで違う方言のラジオ体操をやってみる ラジオ体操以外の運動動画も家族で取り組める 体を動かすこと、生活リズムを安定させることは夏休みでも頑張って維持してみてください。日中家にいる子どもについては、タブレットの使用時間を家族でしっかり話し合って決めることが重要です。ネット関連においては「低学年の子どもだから大丈夫」ではなく、最初は何気ないおふざけから衝撃的な世界を知ることになるため、この面では特に注意が必要となります。ご両親でワード検索を試してみてください。どんな画面が出てくるか一度見てみると、危機感が確認できると思います。楽しい夏にするためにルールがあるのです! ーーーーーーー番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪メール: contact@mamilia.jpWEB: https://www.mamilia.jp/Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ーーーーーーー

    10 min
  7. JUL 24

    104.夏休みの過ごし方①:家族から離れる経験

    <罪悪感を感じる必要はありません>夏休みに入り、仕事で子どもと一緒にいられない時間が増えることに罪悪感を感じている保護者の方も多いでしょう。でも実は、親から離れる時間は子どもにとって良い経験なんです。 <年齢による違い>小学校入学前のお子さん• 親といない時間が長くなると寂しさが膨らんでしまう• 一人でのお留守番は負担が大きい• 兄弟姉妹や祖父母と一緒なら大丈夫小学生以降のお子さん• 一人の時間を有効活用できる年齢• 自立への良いステップとなる <「不足」を感じることが成長のチャンス>普段の子どもの生活• 食事を作ってもらう• 食器を洗ってもらう• 洗濯をしてもらう• サービスを受ける「消費者」の立場親がいない時間の体験• お腹が空いた時はどうする?• 暇な時間はどう過ごす?• 「どうしよう」と考えることが脳にとって最高の喜び <自立を促す絶好の機会>今の子どもたちの特徴• 指示待ちが得意• 言われて動くことは上手• 主体性・積極性を育てる必要がある暇な時間の価値• 自分が何をしていることが好きか気づく• 何をしていることが楽しいかを発見する• 個性が現れる時間 <効果的なサポート方法>だらだらしてしまう子への対応1. 日中の過ごし方を一緒に考える2. 計画を立てさせる3. できた時にはしっかり褒める親の心構え• 出かける時と帰宅時で何も変わらなくても、すぐにイライラしない• 「お母さんが何時に帰ってくるから、それまでにこれをやっておいてね」と具体的な課題を与える• いつやるかは子どもに任せる(出かけてすぐでも、帰宅直前でもOK)• ミッションコンプリートできたことを称賛する<長期的なメリット>身につく力• 計画を立てる力• 行動を実行する力• 自立心将来への影響• 中学校生活が楽になる• 適度なメリハリのある生活ができるようになる 親が見ていない時間は、子どもにとっても親にとってもプラスです。程よい距離感を保つことで:• 子ども:成長の機会を得られる• 親:お互いのストレスが軽減される夏休みの「一緒にいられない時間」を罪悪感で捉えるのではなく、子どもの成長機会として前向きに捉えることで、お互いにとって有意義な夏休みにしましょう♪ ーーーーーーー番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪メール: contact@mamilia.jpWEB: https://www.mamilia.jp/Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ーーーーーーー

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  8. JUL 17

    103.夏休み計画を立てる時の大切なポイント

    覚えておきたい子どもの記憶のこと… 年齢が低いほど記憶に残りにくい ・小学校低学年(3年生)でも、去年の出来事はあまり覚えていない ・特に子どもがあまり関わっていない体験は記憶に残りにくい 記憶に残りにくい体験の例 ・移動時間が長く、ずっと座っていた ・1時間も列に並んで、ずっと立っていた ・親が一方的に決めた観光地巡り <子どもにとって意味のある計画を立てるために> 大切な視点1.子どもが実際に動けているか 2.子どもが本当にやりたいことか 3.子どもが主体的に関わっているか 避けたいパターン ・親の「やらせたい」「連れて行きたい」思いが先行 ・高額な費用をかけたのに子どもが覚えていない ・子どもが「親に付き合ってあげている」状態 <記憶に残る体験の作り方> 「消費側」から「作る側」へ 消費側の体験:用意されたイベントに参加するだけ 作る側の体験:計画段階から参加し、手足を動かして活動に参加 テレビ番組の実験;ある番組で、子どもたちに2種類のキャンプを紹介し、どちらを選ぶかという企画を紹介… グランピング:快適で全て用意されている 自然キャンプ:テント張り、火起こし、料理作り → 子どもたちはグランピングにテンションが上がってものの、最終的に「自然キャンプ」を選んだ 子どもたちの感想 ・「自分で火を起こしたのが嬉しかった」 ・「なかなか火がつかなくて悔しかったけど、完成した時すごく嬉しかった」(「消費者」ではない体験の一例として、とてもメッセージ性のある感想!) <年齢別のおすすめ体験> 小学校中学年以降 ・2〜3日のキャンプ ・子どもだけで参加するイベント ・冒険的な体験にトライ 年齢が低い子ども ・山に行ってみる ・川に足をつけてみる ・川辺の岩をひっくり返して探索 ・子どもが自分で探求できる環境を作る <親の役割> 大人がすべきこと ・安全を保証する ・危険がないように見守る ・子どもが自分で探求できる環境を整える 期待できる効果 ・子どもにとって思い出になる体験 ・経済的な負担が軽くなる ・大人も自然に触れてリフレッシュ 夏休みの計画を立てる時は、「刺激的な消費」から「体験型の活動」にチャンネルを変えることで、子どもにとって本当に価値のある時間を作ることができます。完璧に用意された体験より、子どもが主体的に関わり、試行錯誤できる体験の方が、長い記憶に残る素晴らしい夏休みになるでしょう♪ ーーーーーーー番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪メール: contact@mamilia.jpWEB: https://www.mamilia.jp/Instagram: https://www.instagram.com/mamilia55/ーーーーーーー

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『タッチするたびに親子は仲良くなれる』 臨床心理士で公認心理士、3児の母でもあるLeina A Kamada(鎌田怜那)が、もっと育児がラクで楽しくなる考え方や、今すぐ試したくなる面白いテクニックをご紹介します♪ 私自身が母になって感じたことは、『知識だけでは子育てはできない』ということ。 知識だけでは不十分。 …でも、知識があったから助かったこともたくさんあります。 頭で“正解”がわかることと、心の“こうしたい”を一致させることは簡単ではありません。 ですが、育児大変だと感じる全てのお母さんに向けて、何か一つでもヒントになるような情報をお届けできたらと思っています。 番組で扱ってほしいテーマがありましたら、お気軽にお問合せください♪ contact@mamilia.jp ■WEB ・WEB Site:https://www.mamilia.jp/ ・Instagram:https://www.instagram.com/mamilia55/ ■経歴 ・児童養護施設にて子どものトラウマケアセラピー ・小中学校でスクールカウンセラー ・精神科クリニック、病院などにおけるカウンセリング業務 ・保健所における、発達支援 ・大学、短大における講師 ・児童家庭支援センターにおける相談業務 ・行政委託による就学準備支援(4歳児就学準備事業) ・幼稚園、保育園での保護者対象の講演(子育てについて) ・中学校の保護者対象の講演会(思春期について) ・保育園職員研修

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