ドイツのメディアから

117. イスラエル=ドイツ関係の特殊な戦後史

8月8日、ドイツのメルツ首相はイスラエルへの武器輸出の一部停止を発表しました。これは、ナチス時代のユダヤ人虐殺への反省を国是としているドイツの対イスラエル政策の大きな方針転換を意味ました。では、ドイツはなぜここまで国際法違反を続けるイスラエルに対し国際社会の流れに反して支援を続けてきたのでしょうか?今回は、「ホロコーストへの反省」からもう一歩深掘りし、戦後西ドイツとイスラエルの賠償の歴史を紐解いて両国の特殊な戦後史を解説いただきました。

ドイツのメディアを通して世界の「今」を知る-「ドイツのメディアから」は、ドイツのメディア報道を紹介するポッドキャストです。ドイツや欧州を中心に、政治・経済・EU・気候変動などに関するニュースから、毎回一つのテーマを深堀り。長年ドイツに住み、日々ドイツメディアに触れ情報を得ている沢辺ゆりさんの解説を、東京に住む美濃部遊が聞き手となり配信します(隔週配信)。 

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