■本日の資料
大阪府 アルコール関連問題のある人への簡易介入マニュアル ~ S B I R T S ~
https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/35271/manual.pdf
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
内科医たけお氏が、11月10日から16日までの「アルコール関連問題啓発週間」にちなみ、アルコール関連問題とその支援方法について解説しました。
**1. アルコール関連問題とは**
アルコール依存症だけでなく、多量飲酒や、それに伴う身体的・社会的な諸問題(人間関係の破綻、飲酒運転など)を含む広範な概念です。WHOによると、アルコールは200以上の病気や怪我の原因とされています。
**2. 適切な対応手順「S-BARTS(エスバーツ)」**
アルコール問題への対応として、以下の手順が紹介されました。
* **S (スクリーニング)**: 質問票(AUDITなど)で飲酒状況を評価。
* **BI (ブリーフインターベンション)**: 短時間の簡易的な介入。危険な飲酒には「減酒」、依存症には「断酒」を勧める。
* **RT (リファーラル・トゥ・トリートメント)**: 専門治療機関へ紹介。
* **S (セルフヘルプグループ)**: 断酒会などの自助グループへ紹介。
**3. 飲酒のリスクと関連疾患**
アルコールは肝障害、膵炎、脂質異常症、高血圧、さらには癌(口腔・咽頭・食道・肝臓など)のリスクを高めます。生活習慣病リスクを高める1日の純アルコール量は、男性で40g以上、女性で20g以上とされており、女性はより少ない量でリスクが高まる傾向にあります。
**4. 自己チェックツール**
自身の飲酒リスクを把握するために、世界的に用いられる「**AUDIT(オーディット)**」や、救急現場でも使われる4つの簡単な質問からなる「**CAGE(ケージ)質問票**」が紹介されました。これらを用いて客観的に自身の状況を評価することが推奨されています。
**5. 介入の考え方「ハームリダクション」**
必ずしも「断酒」だけが目標ではなく、本人の状況に応じて飲酒量を減らす「減酒」を目指すなど、害を最小限に抑える「**ハームリダクション**」というアプローチが重要であると述べられました。
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- FrequencyUpdated Daily
- PublishedNovember 10, 2025 at 8:55 PM UTC
- Length9 min
- RatingClean
