風呂端会議

#153(その2)「滝野川稲荷湯」(北区・滝野川)

世代も仕事も育ちも違う風呂好き3人が、

いろいろな街のお風呂屋さんを、

遠回りしてご紹介する番組『風呂端会議』の第153回(その2)です。

ご紹介するのはJRの「板橋」駅から6分、

都営三田線「西巣鴨」の駅からも6分の好立地、

北区・滝野川の名銭湯、「滝野川稲荷湯さん」です!

サカ井は「なんであんなに懐かしい気持ちになるんでしょうね?」と語り、

オー山は「夕立の時に行っていたら号泣していた」という、

またしても謎の話しを始めます 笑

素晴らしく落ち着いた、昔ながらの”収まり”があり、

玄関正面の鏡が徹底的に磨かれた輝きがあり、

そこから矜持が溢れ出しているのでした。

が、2人とも「このまま風呂に入れない」

と感じてしまいます 笑

番台のお母さんに湯代を払って中に入ると、

外観からは想像がつかないほど、現代風のデザインで改装が為され、

玄関の雰囲気からも想像がつかない、広々とした脱衣所へ。

サカ井はそれを「理想的な銭湯の形」と表現します。

オー山が「フワッと硫黄の匂いがする」と語る浴室も、

明るく広々として清潔感が満点。絶妙な湯加減のカランやシャワーからも、

硫黄の匂いが漂うのでした。

熱いと書かれた深風呂は本当に熱く、

そこから番台の方を眺めたオー山は、

またしてもグッときてしまう風情。

真ん中のメイン浴槽も少し熱めで広々。

こちらも水が良くてよく暖まりますが、

2人とも「何故か出たくなくなる」お湯で、

気づけば体がボカボカです。

そんな体で辿り着く低温浴槽は、

一瞬冷たく感じますが、これまた体に沁み入って、

芯から暖めてくるのでした。

親子連れが沢山きている男湯では、

またオー山の涙腺を攻めるような情景が広がりました 笑

湯上がりは湿度が低めに保たれ、居心地の良い脱衣所で休めます。

サカ井はミニサイズのビール、オー山はコーヒー牛乳を楽しみましたが、

広い脱衣所ですが椅子は少なめ。

混んでいる時は場所を占領しないように、

少し気を配れると良いかも知れません。

帰りも玄関の美しさを感じさせる造り。

それでも気軽な空気を纏って、

質の良い井戸水を楽しませてくれる、

如何にも街場の銭湯なのでした。

サカ井が”稲荷湯長屋”の話しをしたのをきっかけに、

色んなイベントのアイデアが湧き出ます。

オー山の夕焼けの日は行かない宣言まで出た 笑

「滝野川稲荷湯さん」

を、皆さんも訪ねてみてください!

今回もお聴きいただき、

ありがとうございました!!

「さぁ、あなたもLet’s 銭湯!」

出演:

サカ井

オー山

声の出演・効果音収録:玉の湯さん(杉並区・阿佐ヶ谷)

テーマ曲:サカ井