2020s

De-Silo

🎙️月2回更新 2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。 ▼出演 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。一般社団法人デサイロ代表理事。研究者やアーティスト、クリエイターと協働し、人と社会の深い理解に根ざしたイノベーション創出に従事。 柳澤田実(哲学者) 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 ▼デサイロについて 一般社団法人デサイロは、​​人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​​イノベーション創出や​​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​アカデミックインキュベーター/シンクタンクです。最新情報はニュースレター(無料)でお届けしています ✉️

  1. 1d ago

    「政治の時代」におけるベンチャーキャピタルの思想と役割──ゲスト:中路隼輔(ANRI/時代社)〖2020s #7〗

    現代アメリカのダイナミズムやスタートアップの成長を下支えしてきたベンチャーキャピタル(VC)。2010年代以降、日本においてもスタートアップシーンの盛り上がりとともに、VCにも注目が集まっていきました。10年代が「経済優位」の時代だとすれば、20年代は「政治優位」の時代となるなかで、新産業の創出を支えるVCの役割はどのように変わりうるのか。ANRIジェネラル・パートナー、時代社代表の中路隼輔さんと率直に語り合いました。(岡田) ゲストはANRIジェネラル・パートナー、時代社代表の中路隼輔さん/「未来に投資する」という行為がキリスト教文化圏的?/2010年代は、新自由主義とテックの思想が重なっていた/2020年代における「政治優位」の感覚/小さな課題が解かれ、ビッグイシューだけが残った//高市政権の戦略17分野と官民投資計画/『通産省と日本の奇跡』リバイバル?自由主義的で経済優位な時代は“例外”だった/市場経済が広げてきた協力と、政治が引き寄せる「敵」/「無限に儲ける」インセンティブ構造の課題と「美学」/ファンドの運用期限と、スタートアップの成長の時間軸/急成長モデルから、時間をかけて価値を育てるディープテックへ?CVC、大企業による買収、日本なりのVCエコシステム/政府補助金をとるためにVCから調達する起業家/新たなる倫理を構築する「規範起業家」/Zenlyや培養肉はどのような価値観を書き換えたのか?/思想なき時代に「健康」と「お金」の価値が高まる/『テクノロジカル・リパブリック』における、権威主義に対置される「共和国」の意味//Availability Cascade(利用可能性カスケード)論/資本主義の最後にいる気がする//金融的身体感覚」/金融に「思想」は必要なのか?/社会にチャンスをつくる役割としてのVC/2020年代にどのような「大義」があるのか/現代において「才能」が集まる場所はどこに?インターネットが目指す思想の完成形としてのポッドキャスト/アンドリーセン・ホロウィッツの「ニューメディア」論/経済安全保障は日本のスタートアップの勝ち筋になるのか/インターネット鎖国批判からソブリンAIへ/バイオ、医療、気候変動、少子化などのビッグイシューにVCはどう向き合うのか/模索の時代と、思想的な連帯 ▼ゲスト 中路隼輔 1991年、香川県生まれ。ANRIジェネラル・パートナー、時代社代表、『FASTFORWARD』編集長、ANRI人文奨学金担当。早稲田大学在学時からスタートアップに関わり、新卒でGoogle Japanに入社。その後、LUXA、DCM venturesを経て、2018年からANRIに参画。シードラウンド中心に投資業務に携わる。不確実性が一番高いラウンドで、大きな変化をもたらせる企業への投資を挑戦中。 ▼出演 柳澤田実 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 https://x.com/tami_yanagisawa 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​イノベーション創出や​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。 https://x.com/ktrokd ✉️ 公式ニュースレター(無料) 番組のテキスト版や関連するオリジナル資料、ブックガイドなどを配信中。ぜひ登録してください! ⁠⁠⁠⁠⁠https://desilo.substack.com/⁠⁠⁠⁠⁠ ▼参考文献 トム・ニコラス(鈴木立哉訳)『ベンチャーキャピタル全史』新潮社、2022年9月 セバスチャン・マラビー(村井浩紀訳)『The Power Law(ザ・パワー・ロー) ベンチャーキャピタルが変える世界』日経BP 日本経済新聞出版、2023年9月 ウダヤン・グプタ(楡井浩一訳)『アメリカを創ったベンチャー・キャピタリスト──夢を支えた35人の軌跡』翔泳社、2002年2月 チャルマーズ・ジョンソン(佐々田博教訳)『通産省と日本の奇跡──産業政策の発展 1925-1975』勁草書房、2018年2月 ▼参考URL ANRI https://anri.vc/ja 時代社「時代編集会議」Substack https://www.wha2come.xyz/ 「戦略17分野の『主要な製品・技術等』における官民投資額」 内閣府、2026年6月24日 https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624_shiryo01.pdf The Palantir Foundation「The Republic」 https://therepublicjournal.com/ Marc Andreessen「On Availability Cascades」 Substack、2023年2月 https://pmarca.substack.com/p/availability-cascades-run-the-world 「New Media, One Year In」 Andreessen Horowitz、2026年6月18日 https://a16z.com/what-is-new-media-in-2026/ ▼クレジット イラスト:髙橋あゆみ ロゴデザイン:畑ユリエ 企画・制作:一般社団法人デサイロ └プロデュース:栗村智弘 └リサーチ:古島海 収録:Unknown Unknown

    1h 48m
  2. Jun 25

    「防衛テック」の倫理とナラティブ(物語)──日本の防衛政策、VCの論理、テクノ終末論〖2020s #6〗

    国際情勢の不安定化を背景に、米国のみならず日本の防衛政策も急速に転換が進んでいます。防衛産業が再び立ち上がろうとするなか、2020年代は「国家とイノベーションが強く結びついた時代」として記憶されていくのかもしれません。2010年代、アメリカという国のダイナミズムやイノベーションに惹かれてきた私たちは、こうした状況にどう向き合えばいいのでしょうか?「防衛テック」の現在地を、倫理とナラティブという観点から考えました。(岡田) ▼ハイライト 2010年代の米国西海岸発イノベーションは楽しかった/国際情勢、AI、イノベーションを考える結節点としての「防衛テック」/パランティアのグッズを身につけることの意味/パランティアCTOによるナラティブ──「最後の晩餐」から「最初の朝食」へ/ゼミ生も就職先として防衛産業の企業を考えている/日本における防衛政策とテクノロジーの歴史を振り返る/デュアルユース・スタートアップのエコシステム構築、ファストパス調達、防衛省版SBIR制度/米国のVC「アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)」共同創業者ベン・ホロウィッツと高市首相の面会/『軍事研究を哲学する』/自律型兵器の責任は誰が負うのか?/「日本はいかにしてアメリカの防衛テック再建を推進できるのか」という論考/兵器の製造と、防衛産業のサプライチェーンに組み込まれて素材や部品を供給することでの責任の差異/アンドゥリル・インダストリーズが製造する日本製部品のみで製造されたドローン「キズナ」/南デンマーク大学 戦争研究センターにおける様々な研究/米国の防衛AIスタートアップの言説分析から見えてくること/国家が私企業プラットフォームに依存する危険性/人類学者ジョセフ・ヘンリックによる、ドミナンス型、プレステージ型のフレームからシリコンバレーを捉えてみる/政治理論研究者のエルケ・シュワルツによるテクノ終末論/a16zのテクノオプティミスト宣言はどのように分析されるか/AGIピルを飲むか、飲まないか/「偉大な企業とは世界を変えるための共謀である。秘密を共有すれば、受け手は共謀者となる」/世界価値観調査で「国のために戦わない」と答える日本人 ✉️ 公式ニュースレター(無料) 番組のテキスト版や関連するオリジナル資料、ブックガイドなどを配信中。ぜひ登録してください! ⁠⁠⁠⁠https://desilo.substack.com/⁠⁠⁠⁠⁠ ▼出演 柳澤田実(関西学院大学神学部准教授) ⁠⁠⁠https://x.com/tami_yanagisawa⁠⁠⁠ 岡田弘太郎(一般社団法人デサイロ代表理事) ⁠⁠⁠https://x.com/ktrokd⁠⁠⁠ ▼参考文献 アレクサンダー・C・カープ、ニコラス・W・ザミスカ(村井章子訳)『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』日経BP 日本経済新聞出版、2026年3月 シャム・サンカー、マデリン・ハート『Mobilize: How to Reboot the American Industrial Base and Stop World War III』Bombardier Books(Simon & Schuster配給)、2026年3月 ※日本語版未刊 出口康夫・大庭弘継編『軍事研究を哲学する 科学技術とデュアルユース』昭和堂、2022年8月 大庭弘継『軍民両用化する技術 「デュアルユース問題」とは何か?』光文社新書、2026年3月 ジョセフ・ヘンリック(今西康子訳)『文化がヒトを進化させた 人類の繁栄と〈文化−遺伝子革命〉』白揚社、2019年7月 Anna Nadibaidze, Riccardo Vanderborght「Beyond Prototypes and Products: The Influence of Defence Startups in Military AI Governance」(Anna Nadibaidze, Justinas Lingevicius eds.『Geopolitics of AI Governance: Actors, Norms and Trends』所収)Center for War Studies, University of Southern Denmark、2026年 ※日本語版未刊 Anna Nadibaidze「Startups Envisioning Algorithmic Warfare: The Discourses of US Tech Companies in Defense AI」『Global Policy』第16巻、487–493頁、2025年 ※日本語版未刊 ▼参考URL Katherine Boyle、David Ulevitch、Erin Price-Wright、Ryan McEntush「The American Dynamism 50: Companies Shaping the Fight of the Future」 Andreessen Horowitz (a16z)、2025年3月 https://a16z.com/american-dynamism-50-2025/ Marc Andreessen「The Techno-Optimist Manifesto」 Andreessen Horowitz (a16z)、2023年10月16日 https://a16z.com/the-techno-optimist-manifesto/ 「First Breakfast」 Palantir Technologies https://www.palantir.com/first-breakfast/ 「デュアルユース・スタートアップのエコシステム構築に向けて」 防衛装備庁・経済産業省、令和6年(2024年)9月 [PDF] https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/aerospace/5_startup.pdf 「スタートアップイベント Defense Innovation Meeting (DIM)」 防衛装備庁、2026年4月10日開催 https://www.mod.go.jp/atla/defense_innovation_meeting/ 「米VC大手が夏までに都内で拠点開設 首相に伝達、新興へ投資拡大」 日本経済新聞、2026年5月14日 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA143850U6A510C2000000/ 「三菱重工とPreferred Networks、ミッションクリティカル領域における国産AI技術の共同開発で業務提携」 三菱重工業・Preferred Networks、2026年6月2日 https://www.mhi.com/jp/news/260602.html Rie Yano「How Japan Is Driving America's Defense Tech Rebuild」 Coral Capital、2026年5月6日 https://coralcap.co/2026/05/how-japan-is-driving-americas-defense-tech-rebuild/?lang=en James Riney、矢野莉恵「Andurilとともに、日本を未来へ進める」 Coral Capital、2026年6月10日 https://coralcap.co/2026/06/accelerating-japan-with-anduril/ 池田信太朗「米防衛テック・アンドゥリルは、なぜ秋田の未上場モーター会社を選んだのか」 実業之日本フォーラム、2026年1月26日 https://forum.j-n.co.jp/narrative/9160/ 「英議会委、公的部門のパランティアとの契約問題視 解除勧告」 ロイター、2026年6月3日 https://jp.reuters.com/world/us/24P34W6ZTZLNPMGIIWMRA2EHTQ-2026-06-03/ Elke Schwarz「Conjuring the End: Techno-eschatology and the Power of Prophecy」 Opinio Juris、2025年1月30日 https://opiniojuris.org/2025/01/30/conjuring-the-end-techno-eschatology-and-the-power-of-prophecy/ 松本和大「約1.2万円の帽子に渋谷で長蛇の列、CEOも登場。AI企業パランティアがファンを集める理由」 Business Insider Japan、2026年5月28日 https://www.businessinsider.jp/article/2605-why-palantir-attracts-passionate-fans-in-shibuya/ 「国のために戦うか「わからない」日本人 誠実か無責任か」 毎日新聞、2022年8月24日 https://mainichi.jp/articles/20220824/k00/00m/040/128000c

    1 hr
  3. Jun 17

    「ゲーム」は世界をどう形づくるのか?──行為主体性、ダンジョンズ&ドラゴンズ、デカダンス(退廃)をめぐって ゲスト:木原共(アーティスト/ゲーム作家)【2020s #5】

    「2020s」の収録場所でもあるUnknown Unknown(神保町)にはギャラリー機能もあり、5月上中旬にアーティスト/ゲーム作家の木原共さんによる作品《ありうる人生たちのゲーム》を展示しました。展示会期中には、木原さん、本ポッドキャストのパーソナリティである柳澤田実さん、岡田弘太郎の3名によるトークセッションも実施。トーク後にその勢いで収録したのが、このエピソードになります。行為主体性、デカダンス(退廃)、Anthropicの社食まで、木原さんと様々なテーマについて議論しました。(岡田) ▼ハイライト 今回のゲストはアーティスト、ゲーム作家の木原共さん/MOVO GALLERYでの品川はるなさんとの「もしも -What if-」展/「ありうる人生たちのゲーム」/Gemma3が生成する、現代日本に統計的に存在しうる誰かの人生/AIのバイアスを問う作品が、プレイヤー同士がお互いの価値観を知る作品に/「人生ゲーム」の歴史と、アメリカ独立戦争/「人生ゲーム」が定義する「成功」は時代を反映する。インフルエンサー、FIRE……etc/“ゲームマスター“としてのピーター・ティールと『ダンジョンズ&ドラゴンズ』/TRPG(テーブルトークRPG)の遊び方/ゲームマスターがもつ全能感/『指輪物語』におけるダークとホワイト/ゲームは行為主体性(エージェンシー)を媒体とする芸術である/AIを自動意思決定装置として捉えたとき、私たちは何を委ねているのか/人生ゲームのマス目には反映しきれない、人生の質や経験の深さ/『ニューヨーク・タイムズ』のコラムニスト、ロス・ドーサットの著書『Decadent Society(デカデント・ソサエティ)』が描く、西洋社会の現在地/進歩主義者たちの国は、いかにして停滞を打破しようとしているか?/「失われた30年」に生まれた私たちと、ダイナミズムへの憧れ/「デカダンス」を停滞ではなく成熟として捉え直す/日本はデカダンスを先駆的に乗りこなしているのか/パランティアCTOらによる著書『Mobilize(動員)』と「First Breakfast(最初の朝食)」のナラティブ/古くならないもとは何なのか?/2025年『Time Out』誌に世界で最もクールな街に選ばれた「神保町」は変わらずに残りづつけたことで、最先端になった/文化庁のプログラムで、ニューヨークに滞在/行き過ぎた資本主義への反動/Whole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)では万引きしてもいいという倫理?/Anthropicのニューヨークオフィスに行ってきた話/炭水化物がないランチと、AIを進化させるために最適化された人間/2000年後にも残る新しいルールをつくる ✉️ 公式ニュースレター(無料) 番組のテキスト版や関連するオリジナル資料、ブックガイドなどを配信中。ぜひ登録してください! ⁠⁠⁠https://desilo.substack.com/⁠⁠⁠⁠ ▼「2020s-twenty-twenties-」とは 2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。 ▼出演 柳澤田実 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 ⁠⁠https://x.com/tami_yanagisawa⁠⁠ 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​イノベーション創出や​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。 ⁠⁠https://x.com/ktrokd⁠⁠ ▼参考文献 ロス・ダウサット『The Decadent Society: How We Became the Victims of Our Own Success』Avid Reader Press / Simon & Schuster、2020年2月 ※日本語版未刊 シャム・サンカー、マデリン・ハート『Mobilize: How to Reboot the American Industrial Base and Stop World War III』Simon & Schuster、2026年3月 ※日本語版未刊 C・ティ・グエン『Games: Agency As Art』Oxford University Press、2020年 ※日本語版未刊 ▼参考URL 木原共「ありうる人生たちのゲーム」 tomokihara.com、2026年 https://www.tomokihara.com/ja/game-of-possible-lives.html 「神保町に新たなコンテンポラリーアートギャラリー「MOVO GALLERY」開廊。こけら落としとして、品川はるな/木原共による二人展を開催」 一般社団法人MOVO(PR TIMES)、2026年4月28日 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000182189.html 「人生ゲームFIRE」 タカラトミー、2024年10月発売 https://www.takaratomy.co.jp/products/jinsei/product/fire/ 「人生ゲーム+(プラス) 令和版」 タカラトミー、2019年6月発売 https://www.takaratomy.co.jp/products/jinsei/product/plus/ 「ダンジョンズ&ドラゴンズ日本語版公式ホームページ」 Wizards of the Coast https://dnd-jp.com/ Anne Diebel「The Dungeon Master」 The New York Review of Books、2022年2月10日号 https://www.nybooks.com/articles/2022/02/10/peter-thiel-the-dungeon-master-diebel/ 柳澤田実「ポップカルチャーと「聖なる価値」 第七回:頽廃(デカダンス)の王:ザ・ウィークエンド」 Real Sound、2026年5月13日 https://realsound.jp/book/2026/05/post-2391265.html ▼クレジット イラスト:髙橋あゆみ ロゴデザイン:畑ユリエ 企画・制作:一般社団法人デサイロ └プロデュース:栗村智弘 └リサーチ:古島海 収録:Unknown Unknown

    1h 3m
  4. Jun 10

    教皇はテック業界に何を訴えたのか?──「AI時代における人間の擁護」をテーマとする回勅を読み解く【2020s #4】

    教皇レオ14世の最初の回勅『マニフィカ・フマニタス』が5月25日に公開されました。回勅のテーマは、「AI(人工知能)の時代における人間の人格の保護」。そこに書かれた「AIの武装解除」の真意やトランスヒューマニズム批判、シリコンバレーとバチカンの関係性について考えました。 ▼トピック 教皇レオ十四世の最初の回勅「Magnifica Humanitas(マニフィカ・フマニタス)」を読む/AI時代に「人格を守る」とは何か/レオ十三世『Rerum Novarum(レールム・ノヴァールム)』と労働者保護の継承/AIによって雇用が揺らぐ時代に、労働者保護をどう考えるか/バチカンとシリコンバレーをつないできた「ミネルバ・ダイアログ」/フランシスコ前教皇から続く社会問題への応答/Anthropic共同創業者クリス・オラーの声明に見る「外部の批判者」をAIガバナンスに組み込む発想/Anthropicとバチカンの連携は、IPO前のブランディング?/AI企業の自己批評性はどこまで信頼できるのか/かつて科学者を弾圧した教会が、テック企業に制御を求める21世紀/国家を超える力を持ったテック業界と「ヒューマンサイズ」/AIは設計されるのではなく「育つ」ものなのか/人間がエージェンシーを握り続けること/バベルの塔と、ネヘミヤ記におけるエルサレム再建/一つの言語、一元化、神に届こうとする塔としてのテック/グローバルビレッジ的理想はどこまで肯定できるのか/技術の問題ではなく、人間関係の問題として軍事を考える/ボトムアップの対話から立ち上がる「共通善」/AIによる中央集権とデジタル民主主義・プルーラリティ/政治哲学者マイケル・サンデル、政治学者パトリック・デニーン、共同体主義の現在/人間の弱さや有限性を肯定する/トランスヒューマニズム、無限性への批判/共通善の「共通」はどこまで広がるのか/アメリカ合衆国上院議員バーニー・サンダースの公共AI論と政府系ファンド構想/経済学者マリアナ・マッツカートの事前分配との接続/AIが生み出す富はテック企業のものなのか、人類が共有すべきものなのか/AGIを公共インフラとして考えることは可能か/「AIの武装解除」という言葉の真意/正戦論は時代遅れという発言/AI開発者は特別な倫理的責任を負う/技術そのものは否定しないというバチカンの姿勢/日本でも開発者、人文科学者、クリエイターが議論する場をどう作るか ▼「2020s-twenty-twenties-」とは 2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。 ▼出演 柳澤田実 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 ⁠https://x.com/tami_yanagisawa⁠ 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​イノベーション創出や​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。 ⁠https://x.com/ktrokd⁠ ▼関連コンテンツ 番組内容に関連するオリジナル資料やブックガイドなどを配信・投稿中。De-Silo公式ニュースレターやXをフォローして、ぜひチェックしてください。 ・ニュースレター:⁠https://desilo.substack.com/⁠ ・X:⁠https://x.com/desilo_jp⁠ ▼参考資料 番組内で紹介したテーマをより深く理解できる、オリジナルスライドです。以下のURLから、閲覧・DLできます。 ⁠https://drive.google.com/drive/folders/1q4og2D7BN2_H5AQfuUa3jw4YMQSBzlns⁠ ▼参考文献 田中明彦『新しい中世 相互依存の世界システム』講談社学術文庫、2017年8月 ケイト・クロフォード『Atlas of AI: Power, Politics, and the Planetary Costs of Artificial Intelligence』Yale University Press、2021年4月 ※日本語版未刊 ▼参考URL Bernie Sanders「The Public Should Own Half of the Big A.I. Companies」The New York Times、2026年6月1日 https://www.nytimes.com/2026/06/01/opinion/artificial-intelligence-bernie-sanders.html Elias Wachtel「Why Silicon Valley Is Turning to the Catholic Church」The Atlantic、2026年4月25日 https://www.theatlantic.com/ideas/2026/04/silicon-valley-catholicism-ai-leo/686948/ 教皇レオ14世 回勅「Magnifica Humanitas」Vatican.va、2026年5月15日(署名)・5月25日(公布) https://www.vatican.va/content/leo-xiv/en/encyclicals/documents/20260515-magnifica-humanitas.html 「『マニフィカ・フマニタス』教皇レオ14世の初の回勅」バチカン・ニュース、2026年5月25日 https://www.vaticannews.va/ja/pope/news/2026-05/magnifica-humanitas-la-prima-enciclica-di-leone-xiv.html ▼クレジット イラスト:髙橋あゆみ ロゴデザイン:畑ユリエ 企画・制作:一般社団法人デサイロ └プロデュース:栗村智弘 └リサーチ:古島海 収録:Unknown Unknown

    1h 3m
  5. Jun 3

    Anthropicの哲学者は何をしているのか? ゲスト:下西風澄(哲学者)【2020s #3】

    ゲストは哲学者・下西風澄さん/LLM(大規模言語モデル)の思想と倫理/2026年に入り、アレクサンダー・カープ(Palantir CEO)の発言は過激化している?/権威主義・全体主義的な社会では自分のような人間が真っ先に標的になる、という認識/「生活世界における攻撃性」をテーマとしたカープの博士論文/暴力こそが国民を統合する/「世界は暴力に溢れている」というカープと、ピーター・ティールの共通認識/Anthropicに在籍する哲学者アマンダ・アスケルは何をしているのか/博士論文は「無限倫理(Infinite Ethics)」がテーマ/徳倫理学的アプローチ―義務論でも功利主義でもなく/Claudeの憲法は、実際は徳倫理的アプローチではない?/共同体主義と徳倫理の関係性/LLMは「倫理」を外注している/「弱いAI」が「強いAI」をアラインメントするという方向性/AI専用SNS「Moltbook」と、「人間がAIを詐欺する」ようなリアリティの出現/AIは道具か、環境か、他者か/天使とはAIである―中世の純粋知性体への想像力/ライプニッツの「普遍記号法」と百科全書/LLMそのものが、西洋思想の延長にある/老子・孔子・ブッダのような身体的・実践的知性をAIは扱えるのか/中国の「社会主義核心価値観」とAIの管理/LLMに現れる日本文化と学習データの偏り/日本語圏のつぶやきはAIの人格を形成するのか?/「自律分散」のためインターネットと、「中央集権」を強化するAI/リベラリズムの限界と「新しい中世」/「現代のテクノロジーをベースとした人間観の更新」は、哲学者の重要な仕事である/消去法的に存在感を増す、カトリックとローマ教皇/2020年代の重要なシグナルとしてのロシアによるウクライナ侵攻/国家AIの退屈さと、野良のエージェントが人間と混じり合う未来 ▼「2020s-twenty-twenties-」とは 2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。 ▼ゲスト 下西風澄(哲学者) 1986年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。哲学や文学を中心に執筆活動を行う。 著書に『生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる』(文藝春秋)。 執筆に「生まれ消える心─傷・データ・過去」(『新潮』2023.5)、「演技する精神へ─個・ネット・場」(『文學界』2023.6)、「ぼくは言語」(『群像』2023.8)、「青空を見つめて死なない」(『ユリイカ』2024.4)など。詩に「風さえ私をよけるのに」(『GATEWAY』)、「ぼくたちは死んでいく。」(朝日新聞)ほか。 ▼出演 柳澤田実 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 https://x.com/tami_yanagisawa 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​イノベーション創出や​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。 https://x.com/ktrokd ▼関連コンテンツ 番組内容に関連するオリジナル資料やブックガイドなどを配信・投稿中。De-Silo公式ニュースレターやXをフォローして、ぜひチェックしてください。 ・ニュースレター:https://desilo.substack.com/ ・X:https://x.com/desilo_jp ▼参考資料 番組内で紹介したテーマをより深く理解できる、オリジナルスライドです。以下のURLから、閲覧・DLできます。 https://drive.google.com/drive/folders/1q4og2D7BN2_H5AQfuUa3jw4YMQSBzlns ▼参考文献 下西風澄『生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる』文藝春秋、2022年12月 ウィリアム・マッカスキル(千葉敏生訳)『見えない未来を変える「いま」 〈長期主義〉倫理学のフレームワーク』みすず書房、2024年1月 ニック・ボストロム(倉骨彰訳)『スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運』日本経済新聞出版社、2017年11月 アレクサンダー・C・カープ、ニコラス・W・ザミスカ(村井章子訳)『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』日経BP 日本経済新聞出版、2026年3月 フィリッパ・フット『人間にとって善とは何か: 徳倫理学入門』(立花幸一ほか訳)筑摩書房、2014年4月 ▼参考URL Anthropic「Claude's Constitution」 https://www.anthropic.com/constitution Anthropic「Anthropic's philosopher answers your questions」 YouTube、2025年12月5日 https://www.youtube.com/watch?v=I9aGC6Ui3eE Berber Jin・Ellen Gamerman「Anthropic's Philosopher Amanda Askell Is Teaching Claude AI to Have Morals」The Wall Street Journal、2026年2月9日 https://www.wsj.com/tech/ai/anthropic-amanda-askell-philosopher-ai-3c031883 Amanda Askell「Pareto Principles in Infinite Ethics」 askell.io、2018年5月1日 https://askell.io/publication/pareto-principles-in-infinite-ethics Nick Bostrom「Infinite Ethics」nickbostrom.com https://nickbostrom.com/ethics/infinite.pdf 「「心」はひとつの「発明」である。科学と哲学、文学から「心」と「意識」の現在をひもとく|下西風澄」De-Silo公式ニュースレター、2023年3月 https://desilo.substack.com/p/kazeto-shimonishi-interview ▼クレジット イラスト:髙橋あゆみ ロゴデザイン:畑ユリエ 企画・制作:一般社団法人デサイロ └プロデュース:栗村智弘 └リサーチ:古島海 収録:Unknown Unknown

    1h 49m
  6. パランティアはなぜ「国家のための軍事技術」に向かうのか?──『テクノロジカル・リパブリック』を読み解く【2020s #2】

    May 20

    パランティアはなぜ「国家のための軍事技術」に向かうのか?──『テクノロジカル・リパブリック』を読み解く【2020s #2】

    パランティア共同創業者による話題の書『テクノロジカル・リパブリック』日本でもついに発売/「体調悪くなる本」という感想/消費者市場ではなく、国家のために才能を奉仕せよ/「アレキサンダー・カープと一緒の乗り物に乗っちゃったかもしれない」/スタンフォード・ロースクールでのピーター・ティールとカープの出会い/ユダヤ系とアフリカ系というカープの出自/フランクフルト大学の哲学者ユルゲン・ハーバーマスのもとへ/戦後ドイツが失った抑止力と、ロシアのウクライナ侵攻/集合的アイデンティティへの不安はもう忘れるべきだ/「パランティアの意義はシリコンバレーにナショナリズムを取り戻したこと」/グローバルではなく、アメリカのために奉仕するエリートへ/歴史学者ルトガー・ブレグマン『倫理的野心』におけるテーマ「現代で最も消費されているのは才能」/グローバリゼーション後の「狭さへの憧れ」/「将来世代のため」も、「国のため」もリアリティをもてない/哲学者マイケル・サンデルと「価値の空洞化」/公私の分離が、信念を語れない公共を生んだ/経済学者マリアナ・マッツカート『企業家としての国家』/iPhoneを構成するGPS、Siri、タッチスクリーンはいかにして生まれたか?/高市政権の「17の戦略分野」/日本における戦後の産業育成政策と、「発展志向型国家」の考え方/マッツカート『ミッション・エコノミー』における事前分配と公的ファンドの考え方/NVIDIA・OpenAI・Anthropicの初期フェーズで国家が投資し、株式を取得していたらどうなったか?/マッツカート『ビッグコン』とDOGEに通じる政府の空洞化/ナショナリズムさえ「リバタリアン的自由」の道具に?/a16zキャサリン・ボイル「軍事を国任せにしない」/私たちは本当に、前に進んでいるいるのか?/ブレグマンの「モラルサークルを広げる」議論/2026年7月、米国建国250周年式典では何が語られるのか/イタリア・デンマークに残る選択的宗教教育/価値の問題を公的な場で語る訓練の不在/強いコミットメントへの渇望が軍事に向かう恐ろしさ/「殺すな」と言える人が、なぜローマ教皇しかいないのか ▼「2020s」とは 2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? 「2020s -twenty-twenties-」は、哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。 ▼出演 柳澤田実 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 https://x.com/tami_yanagisawa 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​イノベーション創出や​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。 ⁠https://x.com/ktrokd ▼関連コンテンツ 番組内で紹介したテーマをより深く理解できる、オリジナル資料やブックガイドリストなどを配信・投稿中。De-Silo公式ニュースレターやXをフォローして、ぜひチェックしてください。 ・ニュースレター:https://desilo.substack.com/ ・X:https://x.com/desilo_jp ▼参考資料 番組内で紹介したテーマをより深く理解できる、オリジナルスライドです。以下のURLから、閲覧・DLできます。 https://drive.google.com/drive/folders/1N8EiF3arMvgV4S6tZXmbg30oPkGLhAyb?usp=sharing ▼参考文献 アレクサンダー・C・カープ・ニコラス・W・ザミスカ(村井章子訳)『テクノロジカル・リパブリック──国家、軍事力、テクノロジーの未来』日経BP/日本経済新聞出版、2026年3月 ルトガー・ブレグマン(野中香方子訳)『倫理的野心を持て──あなたの才能を浪費せず、変化を起こすための10章』文藝春秋、2026年4月 マリアナ・マッツカート(関美和・鈴木絵里子訳)『ミッション・エコノミー──国×企業で「新しい資本主義」をつくる時代がやってきた』NewsPicksパブリッシング、2021年12月 マリアナ・マッツカート(大村昭人訳)『企業家としての国家──イノベーション力で官は民に劣るという神話』薬事日報社、2015年9月 井上弘貴『アメリカの新右翼──トランプを生み出した思想家たち』新潮選書、新潮社、2025年6月 シャロン・ワインバーガー(千葉敏生訳)『DARPA秘史──世界を変えた「戦争の発明家たち」の光と闇』光文社、2018年9月 ▼クレジット イラスト:髙橋あゆみ ロゴデザイン:畑ユリエ 企画・制作:一般社団法人デサイロ └プロデュース:栗村智弘 └リサーチ:古島海 収録:Unknown Unknown ▼De-Siloについて 一般社団法人デサイロは、​​人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​​イノベーション創出や​​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​アカデミックインキュベーター/シンクタンクです。本Podcastでは、「いま最も考えるべき重要なテーマや問い」を研究者の皆さんと掘り下げていく番組をお届けします。 公式サイト:https://de-silo.xyz/

    1h 21m
  7. 時代の転換点は、2003年にあった──ピーター・ティールの思想とその現在地【2020s #1】

    May 20

    時代の転換点は、2003年にあった──ピーター・ティールの思想とその現在地【2020s #1】

    「思想がリアルポリティクスを動かす時代」を象徴する人物としてのピーター・ティール/「ティールに会えました」のDM/急遽セットされた歴史学者エマニュエル・トッドとの対談/「ドクター・ストレンジラヴみたいな人間じゃない」/ティールのキャリアを振り返る/国家に左右されない決済手段としてのPayPal/「競争するのは負け犬、独占せよ」/2003年にパランティア創業、04年にFacebookの初期投資家に/9.11と集合的トラウマ/テック右派の台頭につながる20年がかりのプロジェクト/シリコンバレーにおけるキリスト教復興の仕掛け人/2025年3月の米国フィールドワーク/サンフランシスコの教会「Epic Church」におけるWork and Theologyのプログラムに参加/防衛テックにおける「最後の手段」/a16z「アメリカン・ダイナミズム」と正戦論/ルネ・ジラールの「模倣的欲望論」/スケープゴートとSNS炎上の構造/共同体は、暴力に基礎づけられている/「被害者」になることでのインフルエンサー化/反キリスト・ハルマゲドン・第三の道/Palantirの抱える矛盾/第五の信仰復興運動は起きるのか?/終末論とキリスト教における時間感覚/パーティーの話題は「終末にどのように備えるか」/『ファンタジーランド』としてのアメリカ/「空飛ぶ車を求めたのに手にしたのは140文字だった」/『ゼロ・トゥ・ワン』とスタートアップの熱狂/富裕層と技術者の混ざる場としての「教会」/アメリカでは金が唯一の共通言語になっている/次回は『テクノロジカル・リパブリック』解説 ▼「2020s」とは 2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? 「2020s -twenty-twenties-」は、哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。 ▼出演 柳澤田実 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 ⁠https://x.com/tami_yanagisawa⁠ 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​イノベーション創出や​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​一般社団法人デサイロ代表理事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。 ⁠⁠https://x.com/ktrokd⁠ ▼関連コンテンツ 番組内容に関連するオリジナル資料やブックガイドなどを配信・投稿中。De-Silo公式ニュースレターやXをフォローして、ぜひチェックしてください。 ・ニュースレター:⁠https://desilo.substack.com/⁠ ・X:⁠https://x.com/desilo_jp⁠ ▼参考資料 番組内で紹介したテーマをより深く理解できる、オリジナルスライドです。以下のURLから、閲覧・DLできます。 https://drive.google.com/drive/folders/1yQI5CLFHjIrGGOLseYyv3UJq1ncXHx3T?usp=sharing ▼参考文献 ルーク・バージス(川添節子訳)『欲望の見つけ方──お金・恋愛・キャリア』早川書房、2023年2月 ピーター・ティール・ブレイク・マスターズ(関美和訳)『ゼロ・トゥ・ワン──君はゼロから何を生み出せるか』NHK出版、2014年9月 『文藝春秋 2026年5月号』文藝春秋 ※特集「ジャングル時代の生存戦略はここにある!」内に「東京極秘対談 世界は終末を迎えているのか」(P・ティール×E・トッド)を収録。 カート・アンダーセン(山田美明・山田文訳)『ファンタジーランド──狂気と幻想のアメリカ500年史 上・下』東洋経済新報社、2019年1月 柳澤田実『現代思想 2025年11月号 特集「終末論」を考える 破局と救済のポリティクス米国の終末論の現在──ピーター・ティールや福音派はどのような「最後」のために戦っているのか』青土社 ジョージ・パッカー(須川綾子訳)『綻びゆくアメリカ──歴史の転換点に生きる人々の物語』NHK出版、2014年7月 マックス・チャフキン(永峯涼訳)『無能より邪悪であれ──ピーター・ティール シリコンバレーをつくった男』サンクチュアリ出版、2024年4月 トーマス・ラッポルト(赤坂桃子訳)『ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望』飛鳥新社、2018年5月 ジミー・ソニ(櫻井祐子訳)『創始者たち──イーロン・マスク、ピーター・ティールと世界一のリスクテイカーたちの薄氷の伝説』ダイヤモンド社、2023年5月 ルネ・ジラール(小池健男訳)『世の初めから隠されていること〈新装版〉(叢書・ウニベルシタス134)』法政大学出版局、2015年2月 ▼参考記事 柳澤田実「億万長者ピーター・ティールがかきたてる期待と疑い──競争のない世界へ」elabo、2021年5月 ⁠https://www.elabo-mag.com/article/20210514-05⁠ 「伝説的起業家、ピーター・ティール。その哲学思想と描く『理想の社会』とは」Forbes JAPAN、2024年1月 ⁠https://forbesjapan.com/articles/detail/68373⁠ 会田弘継訳・解説「ピーター・ティールのワンピース論」文藝春秋PLUS、2026年1月(2026年(『文藝春秋』2026年2月号掲載) ⁠https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h11390⁠ "Voyages to the End of the World" First Things、2025年10月(『First Things』2025年11月号掲載) ⁠https://firstthings.com/voyages-to-the-end-of-the-world/⁠ 柳澤田実「『管理』でも『破滅』でもない『第三の道を採れ』──ピーター・ティールの危うい思想が世界のリアルポリティクスを動かす」(『終末とイノベーション』をめぐる連載 #5)文春オンライン、2026年2月 ⁠https://bunshun.jp/articles/-/85917⁠ Trae Stephens, "The Ethics of Defense Technology Development: An Investor's Perspective" Founders Fund ⁠https://foundersfund.com/2023/06/the-ethics-of-defense-technology-development/ ▼クレジット イラスト:髙橋あゆみ ロゴデザイン:畑ユリエ 企画・制作:一般社団法人デサイロ └プロデュース:栗村智弘 └リサーチ:古島海 収録:Unknown Unknown

    1h 23m
  8. “崩壊したアンサンブル”から立ち上がる「私たち性 we-ness」【ゲスト:柳澤田実 & んoon】

    04/10/2024

    “崩壊したアンサンブル”から立ち上がる「私たち性 we-ness」【ゲスト:柳澤田実 & んoon】

    4/13-14開催「DE-SILO EXPERIMENT 2024」に出演する哲学者・柳澤田実とバンド・んoonが登場。デサイロ・代表の岡田と、新曲「NANA」の制作プロセスについてお話しいただきました。 イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024  新曲「NANA」の配信・ダウンロードはこちらhttps://open.spotify.com/track/4B4Ryuajdgk2ofBBkRxjCV 【柳澤田実 × んoon】哲学者・柳澤田実の研究テーマ「私たち性 we-ness」に応答するかたちで、バンド「んoon」が生み出したのは「NANA」という楽曲だ。ボーカル、ベース、キーボード、ハープというユニークな編成で知られ、そのジャンルを定義しにくい同バンドは「崩壊したアンサンブル」と指摘されたことも。“バラバラでありながら、まとまっている”バンドのあり方と、「we-ness」というテーマが交差し、輻輳(ふくそう)する各パートの音が寄る辺なく並走していく楽曲が制作された。本イベントの「んoon」によるライブパフォーマンスと、柳澤を交えたトークセッションを通じて、「we-ness」の輪郭に迫っていく。チケット購入:https://artsticker.app/events/24852イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024  柳澤田実 1973年ニューヨーク生まれ。専門は哲学キリスト教思想。関西学院大学神学部准教授。東京大学21世紀COE研究員、南山大学人文学部准教授を経て、現職。編著書に『ディスポジション──哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて』(現代企画室、2008年)、『知の生態学的転回3 倫理: 人類のアフォーダンス』(東京大学出版会、2013年)ほか。2017年にThe New School for Social Researchの心理学研究室に留学し、以降、道徳基盤理論に基づく質問紙調査を日米で行いながら、宗教などの文化的背景と道徳性の関係について研究している。 んoon 2014年結成。バンド名の由来は感嘆(あるいは無関心)を表す日本語の擬態語「ふーん」から。(発音アクセントは「不運」と同じ。)「ん」は "h" であり、ハープのアウトラインでもある。直観と思いやりをコアコンセプトに、ジャンルを無駄にクロスオーバーさせるより、その境界面に揺蕩うことを重視する。2018年6月に1st EP "Freeway"、2019年6月に2nd EP "Body" 、2021年8月に3rd EP"Jargon"をFLAKE SOUNDSよりリリース。FUJI ROCK FESTIVAL '19 ROOKIE A GO-GO、全感覚祭 19、森、道、市場2022、台中ジャズフェスティバル2023(台湾)といった国内外の大型フェスにも出演するなど、精力的に活動している。

    29 min

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🎙️月2回更新 2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。AIや防衛産業が立ち上がる米国テクノロジー業界の世界観や価値観を検証し、その戦略に「巻き込まれざるを得ない私たち」にはどのような選択肢や可能性があるのか? 哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、時にはゲストを招きつつ率直に話し合います。 ▼出演 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。一般社団法人デサイロ代表理事。研究者やアーティスト、クリエイターと協働し、人と社会の深い理解に根ざしたイノベーション創出に従事。 柳澤田実(哲学者) 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 ▼デサイロについて 一般社団法人デサイロは、​​人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​​イノベーション創出や​​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​アカデミックインキュベーター/シンクタンクです。最新情報はニュースレター(無料)でお届けしています ✉️

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