あっ!司法書士に聞いてみよう! ー 宮城県司法書士会 -

【2024.11月】働く女性と子育てについて(佐々城翠会員)

『あっ!司法書士に聞いてみよう!』は宮城県司法書士会が毎月第4木曜日の14時からエフエムたいはく(78.9MHz/仙台市)で放送している30分のラジオトーク番組です。

このブログでは番組で放送された音源を掲載し、前半と後半の出だしのトーク(一部)を要約してご紹介しています。

2024年月11月28日㈭は、宮城県司法書士会の佐々城翠(ささき みどり)さんが、「働く女性と子育てについて」というテーマでお話してくださいました。

 前半のお話  常に悩みながら子育てをしています

ー 佐々城さんとは12年前に一度お会いしているんですよね。今日は「働く女性と子育て」がテーマですね。

佐々城 子育てをしながら仕事をされている女性はたくさんいらっしゃると思うんですけれども、私自身も小学校4年生と小学校2年生の子どもを子育てしながら司法書士をしているというところで、感じるところなどを少しお話できれば、と思っております。

ー そういうことなんですね。大変だと感じるところから伺ってもいいですか?

佐々城 そうですね、これは特に司法書士だからというわけではなく、働くお母さんたちが皆さん感じてることだとは思うんですけれども、例えば、今は小学校に上がりましたけど、子供たちが保育園の頃は、子どもが風邪をひいたというようなことがあれば保育園から呼び出しがあったり、急な呼び出しのときは仕事の方をどうしようかとか、そんな風にずっと悩みながら働いてきたという経緯があります。

ー 仕事はおひとりでされているのですか?

佐々城 私は事務所が共同事務所で司法書士法人の形でやっているので、私のほかにも司法書士が数人所属しているので、そういった面でシフトの融通がつきやすいという意味ですごく助けられています。

ただ、基本的に担当しているお客様がいらっしゃるので、私が急にお休みになってしまうとご迷惑をかけてしまうことになるので、心苦しいな、という思いをしながらそういった中で子育てを今もしている状況はあります。

ー もう私は遠すぎて忘れてしまいましたが、通い始めはやはりお休みが多くなる?

佐々城 そうですね。上の子は1年間、育児休暇をとって家で育てていたんですけれども、そのあとから預け始めて、最初はすごくやっぱり病気を保育園でもらってくるんですね。

その中でどんどん適応力とかもついてきて、強くなっていくという経緯はあると思うんですけれども、その時期は本当に忙しくて、記憶もないぐらいです。どうやって突っ走ってたんだろう?みたいな。

ー 今は4年生と2年生ということで、だいぶ落ち着かれた感じですね?

佐々城 はい、落ち着いてまた違う悩みというか、風邪はあまりひかなくなりましたが、今度は宿題を見なきゃいけないとか、そういった・・・常に悩みながら子育てはしています。(以降のお話は再生プレイヤーでお聴きください ※続きは04:15前後からです。)

※音源はApple、Spotify、Amazon等の各Podcastでも配信しています。  
※番組の概要や最新の放送につきましてはトップページをご覧ください。

リクエストコーナー

 後半のお話  お休みをカバーしあえるいいメンバーの事務所です

宮城県司法書士会の佐々城翠さん(左)と番組パーソナリティの笹崎久美子

ー 後半は佐々木さんのお仕事についても伺いたいです。最近はどういうご相談が多いですか?

佐々城 最近は相続登記の義務化の関係で、相続に関するご相談をいただくことが多いなと感じています。あとは相続に絡んで遺言のご相談とかもあります。

ー 年間を通して相続のご相談が多いのですね

佐々城 そうですね。以前に比べて皆さん、相続が発生した時に動き出しが早いというか・・・。相続の名義変更もこれまでなら、少しちょっと置いておいてもいいかなというような感覚であったところが、今だと名義変更も義務化になったから早くやらなきゃいけないよねという感じで、不動産の名義変更も早めに動く方が多くなってきたように感じています。

ー 女の人もからのご相談もありますか?

佐々城 女性からのご相談もあります。ご年齢は私より少し上の方からのご相談も多いかなとは思います。

もう本当にいろんな方がいらっしゃって、今はインターネットでいろいろ調べられるので、事前に調べて来られる方もいらっしゃいますし、まだ本当に亡くなったばかりで何から手を付けていいかわからないという状況でおいでになる方もいらっしゃいます。

ー 相続のご依頼の中には時間がかかる事例もあると伺いました。残業はあるのですか?

佐々城 事務所によっていろいろだと思いますが、私の場合は子供のお迎えとかがあるので、臨時で帰らせていただいて、他の職員の方に残業してもらっているような状況なので、ちょっと申し訳ないです。

ー そこも助け合いなんですね

佐々城 はい、誰かがお休みになってもそれを誰かがカバーするという、お互いがそういう気持ちでいます。

私が休んだときに頑張っていただいているので、私も他の方がお休みのときは私頑張ろうと思いますし、本当に助け合いの気持ちでやっていけるいいメンバーが揃っていますので、本当に助けられています。(以降のお話は再生プレイヤーでお聴きください ※後半は12:27から。このお話の続きは16:50前後からです。 )

※音源はApple、Spotify、Amazon等の各Podcastでも配信しています。