明治産業 presents「OUR CULTURE, OUR VIEW」

#255 城一裕 展「木、紙、金属、磁器 – 予め吹き込まれた音響のないレコード」【前編】

城一裕(じょう・かずひろ)さんは、九州大学芸術工学研究院准教授、山口情報芸術センター(YCAM)専門委員などをつとめるかたわら、ご自身もメディア・アートに取り組むアーティスト。これまで音や音響にまつわる様々な作品や研究を重ねながら、色んな素材をつかってレコードを作ることを作品として発表してきました。2/14より福岡・大手門のギャラリーEUREKAで開催される「木、紙、金属、磁器 – 予め吹き込まれた音響のないレコード」(〜2/26)は、そんな城さんのレコードにまつわる十数年の実践を通覧できる展示となります。
今回の放送では、前半に城さんがアーティストになるまでのお話をお聞きし、後半では本展の紹介として、城さんがどのようにしてひとつ一つの素材で音の鳴るレコードを作り出してきたかについて、詳しく紐解いていきます。