僕らの係留所

k+h

小池宏明、羽田光の2人(ゆくゆくはゲストも!?)でお届けするPodcastです。 日々、さまざまな情報が通り過ぎていくなかで、信号待ちのひとときや喫茶店で交わされる会話のように、ふと耳に届く、そんな時間をお届けします。 毎日を一生懸命に過ごし、何かと奮闘する人たちが、明日をまた全力で駆け抜けるために立ち寄り、交流し、新たな気づきや発見の種を拾っていけるようなどこかの街の「係留所」のような番組を目指します。 日々や世界をより楽しみたいと願う2人のパーソナリティが「何かの気配の種」を探していくラジオです。 毎週土曜日午前中に更新を目指します!! ■公式Instagramはこちら↓ https://www.instagram.com/bokuranokeiryujo?igsh=YXJ4OHd0dnBldzlr

  1. 29M AGO

    #7_むしろ「感想」が聞きたい ~「論破」について思うこと~

    こんにちは! 今回は、いつものシリーズものではなく、気になっていることについて話す単発回となっています! 今後もちょくちょく一話完結回を挟んでいく予定です。 【テーマ説明】 第7回は、最近身近な場面で耳にする機会が増えた「論破」について、二人が感じていること思っていることを語り合います。 AIの発達によって、根拠や論理的整合性を示すことが以前よりも容易になった時代だからこそ、個人の感覚や価値観が乗った感想が、重みを増していく気もします(学術や専門の場は例外)。 日常の会話では、個人の感想によって紡がれる緩い論理こそがコミュニケーションの豊かさを生んでいる気がします。 もちろん、論理が求められる場では、論理破綻を指摘する必要がありますが、それはあくまでもより良い帰結へ向けての手段に過ぎないのではないでしょうか。 エンタメ的な"論破"が流行してしまうと言葉の暴力性が先行し、議論や対話の機が失われてしまうのではないか?そんな危機感・違和感について話す内容となっています。 「言葉は薬にもなれば、凶器にもなる」 (斎藤茂太) トーク内では一切言及されていな上記の文句ですが、今回の内容に通ずる部分があるのでご紹介。 ふとした一言に救われることもあれば、何気ない一言に深く傷つくこともあります。 今日、あなたは誰と会い、どんな言葉を交わしますか? 素敵な一日でありますように。いってらっしゃい!

    28 min
  2. AUG 2

    #4-3_読めない時代に生きている?~『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』~

    こんにちは! 「読めない時代に生きている?~『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』~」のパート3です。今回は、「持続可能な読書と労働」という観点から話していきます。 ---------- 今回は三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を取り上げながら話していきます。前回テーマの「#3_”花恋”を語りたい」も併せてお聞きいただくと、より内容が楽しめると思います! ※内容にも踏み込むので、未読の方は、読む前に聴くか、読んでから聴くか、お好きな順でどうぞ! 【テーマ説明】 2024年4月に集英社新書より出版された、三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を取りあげます。このテーマについて、①自分にとっての“読む”とは?/②ノイズを許容するためには?/③持続可能な「読書」と「労働」に向けて、といった観点から話していきます。 【作品紹介】 三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 “忙しい現代人にとって、読書とは『ノイズ』である”という指摘のもと、明治から現代までの読書と労働の歴史を重層的に紐解き、いかにして「読書」が教養から「ノイズ」へ転じたかを時系列で整理したうえで、「働きながら本が読める社会」へ向けての提言として「半身社会」を打ち出すという内容になっています。

    24 min

About

小池宏明、羽田光の2人(ゆくゆくはゲストも!?)でお届けするPodcastです。 日々、さまざまな情報が通り過ぎていくなかで、信号待ちのひとときや喫茶店で交わされる会話のように、ふと耳に届く、そんな時間をお届けします。 毎日を一生懸命に過ごし、何かと奮闘する人たちが、明日をまた全力で駆け抜けるために立ち寄り、交流し、新たな気づきや発見の種を拾っていけるようなどこかの街の「係留所」のような番組を目指します。 日々や世界をより楽しみたいと願う2人のパーソナリティが「何かの気配の種」を探していくラジオです。 毎週土曜日午前中に更新を目指します!! ■公式Instagramはこちら↓ https://www.instagram.com/bokuranokeiryujo?igsh=YXJ4OHd0dnBldzlr