他者とぶつかる難しさとは…。家族や恋人、同僚や友人、そしてSNSの向こう側にいる「誰か」との意見の食い違いや口論。その背景には何があるのか。
今回はそんな「他者とぶつかることの難しさ」について、雑談の人の桜林直子さん&哲学者の谷川嘉浩さんをお招きし、お話ししていきます。
📝 こんな話題でお話しています
他者とぶつかることの難しさって?/ぶつかる派?避ける派?/Xは議論に向かない/議論のぶつかりと感情のぶつかりは違う/会うとすぐに終わるのにXでは終わらない/勝ち負けのあるぶつかり合いが嫌/ぶつかってよかったこととは/聞く耳を持たないと意味がない/適切にぶつかると新しい道が開かれることがある/ショーアップされる「ぶつかり」/話を聞いて欲しい人は多い/安全な場所だと話せる/言いたいことを言わないことの難易度/言えばよかった後悔とは?/上から目線が嫌われる時代/セクハラへの返し/人類みんな笛を持った方がいい/ウケのいい意見が注目される時代…?/意見とアイデンティティが結びつき過ぎている/距離の取り方、ぶつかり方が難しくなってきた?
⭐ ゲスト
桜林直子さん
雑談の人。1978年、東京生まれ。洋菓子業界で12年の会社員を経て2011年に独立。クッキーショップ「SAC about cookies」を開店。noteで発表したエッセイが注目を集め、ドキュメント番組『セブンルール』に出演。20年より「雑談の人」という看板を掲げ、マンツーマン雑談サービス「サクちゃん聞いて」を主宰。著書に『世界は夢組と叶え組でできている』『世界は夢組と叶え組でできている』『そもそも交換日記』『過去の握力 未来の浮力』『つまり“生きづらい”ってなんなのさ?』。
谷川嘉浩さん
1990年生まれ。京都市在住の哲学者。博士(人間・環境学)。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科講師。著書に、『増補改訂版 スマホ時代の哲学』(ディスカヴァー携書)、『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』(ちくまプリマー新書)、『信仰と想像力の哲学』(勁草書房)など。社会時評やカルチャー評論、エッセイなどで活動するほか、企業との協働多数。
ディレクター:おかけいじゅん
編集:中本光
情報
- 番組
- 頻度アップデート:毎週
- 配信日2025年10月1日 1:00 UTC
- 長さ42分
- シーズン1
- エピソード69
- 制限指定不適切な内容を含まない