僕らの係留所

#7_むしろ「感想」が聞きたい ~「論破」について思うこと~

こんにちは!

今回は、いつものシリーズものではなく、気になっていることについて話す単発回となっています!

今後もちょくちょく一話完結回を挟んでいく予定です。

【テーマ説明】

第7回は、最近身近な場面で耳にする機会が増えた「論破」について、二人が感じていること思っていることを語り合います。

AIの発達によって、根拠や論理的整合性を示すことが以前よりも容易になった時代だからこそ、個人の感覚や価値観が乗った感想が、重みを増していく気もします(学術や専門の場は例外)。

日常の会話では、個人の感想によって紡がれる緩い論理こそがコミュニケーションの豊かさを生んでいる気がします。

もちろん、論理が求められる場では、論理破綻を指摘する必要がありますが、それはあくまでもより良い帰結へ向けての手段に過ぎないのではないでしょうか。

エンタメ的な"論破"が流行してしまうと言葉の暴力性が先行し、議論や対話の機が失われてしまうのではないか?そんな危機感・違和感について話す内容となっています。

「言葉は薬にもなれば、凶器にもなる」

(斎藤茂太)

トーク内では一切言及されていな上記の文句ですが、今回の内容に通ずる部分があるのでご紹介。

ふとした一言に救われることもあれば、何気ない一言に深く傷つくこともあります。

今日、あなたは誰と会い、どんな言葉を交わしますか?

素敵な一日でありますように。いってらっしゃい!