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AI時代にこそ「物語」を。旅・食・エンタメの未来戦略とは? 【浜田岳文×山田早輝子】

あすか会議2025 第7部 分科会S(社会・文化)

「旅・食・エンタメを語る!~世界の今とこれから大放談~」浜田岳文×山田早輝子

(2025年7月6日開催/水戸市民会館)

世界の食と旅を知り尽くしたフーディー浜田岳文氏が、今、そしてこれから注目すべき旅・食・エンタメの潮流を語る。美食の追求から生まれる新たなビジネス機会、デジタルが変える消費体験、そして持続可能な食の未来まで、FOOD LOSS BANK山田早輝子氏とグローバルな視点で大いに語る。

【登壇者】

浜田岳文(フーディー/株式会社アクセス・オール・エリア 代表取締役)

山田早輝子(株式会社FOOD LOSS BANK 代表取締役社長/SPORTS DOCTORS NETWORK アジア代表/Splendent Media CEO)

※肩書は登壇当時のもの

【タイムスタンプ】

※タイムスタンプは生成AIで作成しているため、一部誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。

00:01 オープニング:世界の向かう先

「旅・エンタメ・文化」をテーマに、世界がどこへ向かっているかを議論するセッションの開始。

00:55 ポストパンデミックの旅:本質と体験へ

SNS映えから、本質的な物語やサステナブルな体験を重視する旅への価値観の変化。

03:11 日本のインバウンドと地方観光の課題

クールジャパンやデスティネーションレストランの取り組みと、地方が抱える観光課題。

06:22 新たな観光:リジェネラティブツーリズム

地域性を再生・融合させる「リジェネラティブツーリズム」の観点と、その重要性。

07:12 テーマ「食」:世界の動向と日本の位置

インバウンド客の最大の目的である「食」と、世界のベストレストラン50から見る最新動向。

10:29 日本食の海外展開:伝統とローカライズの均衡

海外で評価される日本食が、伝統的な割烹料理よりもローカライズされたものである現状の分析。

15:22 食の未来:物語性とパーソナライズ

ただ美味しいだけでなく、トレーサビリティやシェフの物語(人)が問われる時代への移行。

16:37 日本の食市場:予約困難と価格高騰

インバウンド需要による予約困難店の増加、価格高騰、客層の変化など日本の食市場の現状。

20:21 テーマ「エンタメ」:AIが変える映画制作

ハリウッドのストライキの論点となった配信モデルの変化とAIの台頭が映画制作に与える影響。

24:32 音楽業界の変化:日本アーティストの世界進出

TikTokやSpotifyなどSNSやストリーミング経由で、日本のアーティストが世界で評価される背景。

28:39 日本独自の「未完成」の応援文化

欧米とは異なる、成長過程を応援する日本のアイドル文化と、完成度で勝負するXGの比較。

33:24 物語のDX:参加型・インタラクティブへの移行

ユーザーがコンテンツを選択し物語に参加するインタラクティブな体験へ。

35:26 ナラティブの重要性:価値基準の創造

機能性だけでなく「物語性」によって新たな価値基準を作り出す戦略。

40:05 事実を超える「感情」と物語の力

事実や本質だけでは勝てない時代に、いかに感情を揺さぶる強いナラティブで対抗していくか。

43:42 Q&Aセッション

二重価格問題、未完成の文化、地方のブランド確立、医療DX、ナラティブの作り方などに関する質疑応答。

#インバウンド #コンテンツ #ガストロノミー