BOOKS CALLING

Henge Inc.

リサーチャーの廣田周作と、メディアリサーチャー / 編集者の武田俊によるpodcast。まるで呼ばれるようにして手に取った本から得た気づきや疑問、ひらめきやときめきを、感謝目線で紹介しあいます。 -- ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください! https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 -- 廣田周作 NHKのディレクター、株式会社電通でのマーケティング、新規事業開発・ブランドコンサルティング業務を経て、2018年8月に、企業ブランド開発を専門に行うHenge Inc.を設立。独自のブランド戦略立案やイノベーション・プロジェクトに携わる。ヒップホップが好き。 -- 武田俊 KAI-YOU,LLC.の設立以降、「TOweb」「ROOMIE」「lute」「M.E.A.R.L.」などのWebマガジンにて編集長を歴任。多様なメディアを横断し、ナラティブで繋ぎ合わせる手法を探究中。野球、釣り、格闘技、ゲーム、人の日記が好き。現在はじめてのの子育て中。 -- 制作 Henge Inc. https://henge.co.jp ■ ロゴデザイン 畑ユリエ https://www.hatayurie.com ■ Special Thanks!! 村井智、鈴木歩積、水野蒼生、小平桃子

  1. 1月19日

    禁断の書を巡る歴史大河ドラマ パトリック・ヴェイユ『大統領の精神分析─フロイト幻の著作「ウィルソン」の真実』

    #57今回の感謝本:パトリック・ヴェイユ 著、大嶋厚訳『大統領の精神分析─フロイト幻の著作「ウィルソン」の真実』 【今回のトピック】芥川回に続く1920年代のお話欧米版/英題『The Mad Man in the White House』/第一次大戦期の米大統領・ウッドロウ・ウィルソン/アメリカ精神医学会(APA)によるゴールドウォータールールとは/主人公はウィリアム・ブリット/外交官でジャーナリストで小説家。ウィルソンの側近のひとり/フロイトにウィルソンの精神分析を依頼した張本人/アメリカ=モンロー主義により「欧州なんて知らんがな」/ドイツの無制限潜水艦作戦/国連創設とブリットの策略/理想主義に執着していたウィルソン/世界的分断を予感していたブリット、メディアに告発/ケインズ『平和の経済的帰結』での予言/米でフロイトの名がバズる/疲れて小説家になったブリット、フロイトと仲良しに/「ウィルソンの精神分析本出しません?」/ルーズベルトに招聘され現場復帰するブリット/スターリンにウォッカ50杯飲まされる/協力者のソヴィエト人の相次ぐ死/ナチの捜査対象になったフロイト救出作戦/1967年、満を持して出版かと思いきやフロイトの娘が拒否/フロイトの弟子・ライクの序文をつけ無理矢理出版/その他の弟子たちブチギレ/生原稿を見てみると…/トランプ政権と重ねてみると?/ブリットは何と戦い何を目指していたのか/フロイトとコカインと数秘術 ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9

    46分
  2. 1月13日

    創作を続けるすべての人へ 熊倉献『ブランクスペース』

    #56 今回の感謝本:熊倉献『ブランクスペース』(ヒーローズ) 【今回のトピック】マンガを読んでこなかったふたり/子育てを理由に○○できないっていいたくない/UFCのゲームを異常にやり込んでいた武田/2歳の娘の取得した「パパじゃま」/本が読めなくなった19歳の夏/中野のまんだらけで出会った古谷実『シガテラ』/創作にまつわる暴力と希望の物語/ネタバレしないで語るのむずくない?/構造を理解ができれば見えない道具を作れるという特殊能力/図書館通いのガールミーツガール/坂口安吾、西東三鬼、三島由紀夫、平出隆、中澤系……膨大な文学のオマージュ/撃つことのできる透明な空想の銃/舞台は多摩東部の架空の町・空代市/想像力が人を殺めかねないというテーマがそのまま現れる/見えない恋人はほんとうに恋人なのか/虚構による危機に虚構で対抗/虚実を越えたキャラクターたちによる大団円/空白、コマ割、マンガでしか描けないラストシーン!/書物全体への感謝があふれ出す/捨象することで得られるリアル/NHK「ねほりんぱほりん」をつくっていた廣田/匿名だからこそ語れるリアル/「なんで?」ではなく「そんで?」という問いかけ/武蔵野の偶然/創作を志したことのあるひと全員に激しくおすすめ ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!

    36分
  3. 1月5日

    感謝の金貨 論争はマイニングと担保で解ける説

    #55 【今回のトピック】2026年初回!/知のマイニングとはなにか/お金のしくみを振り返る/毎年インフレ率2%を目指そうという基本スタンス/あらゆる貨幣には担保となるものがある/仮想通貨におけるマイニングとは/ラッパーは人生をマイニングし「リアル」を担保として「貨幣」=いい楽曲を発行する/アイドルラッパーは「リアル」ではなく「フォロワー数」を担保としている/ジャンル感の対立=担保としているものの違いで発生する/村上隆いわく「現代アート=ルールのあるスポーツであり、認知領域の拡大である」/西洋美術史をマイニングしたがゆえ、日本のサブカルチャーを接ぎ木できる/アートフォームにおける論争は担保先の変化によって起こる説/例題:ケータイ小説は文学なのか?/BOOKS CALLINGは何をマイニングする?/「何を担保にしてる?」という目線で社会を眺めてみる/ミュージシャンの才能と実績が担保にならない日本の銀行システム/CANTEENの実践する私募債/令和人文主義が批判される理由/令和感謝主義は本のおもしろさの外に出ない/SNSによって「数値」を担保にするひとが増えた/目立ちたいだけなら、貨幣発行量を増やせばいい/担保を掘るだけでは自閉的/担保と発行量のあいだで考え続けること/好きなインディーバンドが売れてつまらなくなった=どう解く?/ベンチャー企業と上場企業の経営観の違い/『ノルウェイの森』以前の読者10万人時代の幸福/「このpodcastいいよ」というオーガニックな口コミの重要性/「2回聞いてもおもしろい」にこだわりたい/感謝の金貨を発行する ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9

    36分
  4. 2025/12/15

    54|芥川は魔都・上海で何を見てしまったのか─藤谷浩悦『芥川龍之介の中国遊歴 光と影の軌跡』

    今回の感謝本: 藤谷浩悦『芥川龍之介の中国遊歴 光と影の軌跡』(春風社) 【今回のトピック】2025年最終回/連続鈍器読書で辿り着いた芥川/上海からの帰国後体調不良→「ぼんやりとした不安」へ/上海でなにを見てしまったのか?/村上春樹が書いた芥川評とは/歴史人類学者が調査した芥川の謎/当時の上海に新聞社と出かけた場合、かなりヤバいものを見てしまったのではないか/まずは当時の時代背景を振り返る/1921年=第一次大戦が終わって間もないころ/清から中華民国へ/革命と戦乱直前の魔都・上海/極東オリンピックを上海で/原内閣、東亜新聞記者大会を開催/キーマンは電通の光永星郎、大阪毎日新聞の/当時の電通=ニュースと広告を同じ会社がつくっていた/光永星郎、軍や諜報機関と結託した報道で大いに儲けた/当時の新聞社はほぼ諜報機関/軍や警察とズブズブ/当時の上海にはそんな記者=スパイがうろうろ/勃興しつつある社会主義や共産主義関係者を調査/新聞社以前、海軍学校で英語教師をしていた芥川/前任教師・浅野和三郎、大本教にハマって退職/その後不敬罪で一斉検挙など国内も争乱の季節へ/上海で芥川をアテンドした「村田くん」=孫文とコネのあるスパイ/中国共産党の創設者のひとり・李人傑と芥川の対談を設定/村田の目的は共産党関係者の調査/諜報機関に翻弄されていると知りながらの旅/精神を病み自死した母の秘密/母を知る鄭孝胥に上海滞在中2回も会いに行っている/帰国後すぐ短編「母」を執筆/「上海遊記」で何が書かれてないかが重要/大本教、上海、1920年代、電通、陰謀論/「ぼんやりとした不安」としか書けなかったのでは ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9

    45分
  5. 2025/12/08

    53|「パーン!」ってなる読書と“恨”の在りか─ ⁠⁠斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』

    今回の感謝本: 金原ひとみ『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』(朝日新聞出版) 『GOAT meets』(小学館) 斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』(イーストプレス) 【今回のトピック】再読せよと呼ばれてる/「パーン!ってなる」とは/「降りてくる」に近い「呼ばれてる」感/いいライブに行くと視覚が邪魔になる/皮膚も耳なんだから!/「パーン!」の流れを紹介しよう/金原ひとみ『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』から/いい意味で過去エッセイまとめ本と思えない編集方針/小説とエッセイが区別されず掲載されることでゆらぐ虚実の境界/オートフィクション、私小説、ノンフィクションノベル/何度も登場する牡蠣と白ワイン/金原、朝吹、イ・ラン鼎談目当てで手に取った『GOAT meets』往年のカルチャー誌のような豪華な企画/韓国独特の民族的情緒・“恨”に出会ったふたり/「ぼくも“恨”で書いてるかもしれない!」/からの、斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』/『82年生まれ、キム・ジヨン』の国際的ブームから遡っていく構成/作品から紐解く韓国の特殊な近現代史/パーン!後の読書はくらうこと確定/なぜ韓国では純文学や詩人の地位が高いのか/光州事件、IMF危機、セウォル号事故/“恨”はどこから生まれるのか/極端な二面性を持ちながら世界に魅力を放つ国 ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!

    33分
  6. 2025/11/04

    51|易から見るビジネス・近代・横浜

    今回の感謝本:高木彬光『「横浜」をつくった男 易聖・高島嘉右衛門の生涯』(光文社文庫) 【今回のトピック】田中純『磯崎新論』が出てくると思ったが/ネオダダにコミットしてた磯崎は建築ぎらい?/戦中派ゆえに感じる「建てることの不可能性」/反建築のまま建築すること/廃墟の絵からスタートしたつくばセンタービル/電通出身ながら広告をつくったことがほぼない廣田/反広告、反マーケ、反プロモーション/一番ラジカルなのはコンテンツ/財閥レベルの商才があったのに歴史から存在を消した男・高島嘉右衛門/ビジネスマンであり稀代の易者/嘉右衛門、14歳で南部藩の製鉄所事業見積もりを記す/易で地震を予想し的中/外国人相手の伊万里焼き屋を横浜でひらき大当たり/不良外国人とつるみ金銀のレート差を利用しボロもうけ/仲間に裏切られ逮捕/投獄中に本格的に易を学ぶ/語学堪能な若者(後の帝国ホテル支配人)を超高額で雇う/大使館を建てたい外国人から大量受注/和洋折衷の大旅館・高島屋をつくる/大隈重信や伊藤博文を占ってあげマイメンに/鉄道建築を進言し埋め立て事業を担当/日本初のガス会社も設立/陸奥宗光に陰陽論をベースに「横浜に遊郭をつくろう!」と進言/横浜は易でできた町/政局・戦況を常に占う/伊藤博文暗殺を予言してしまい個人を占うことを辞める/拡大路線をとらずすっぱり隠居/易で「見る」大局観のおもしろさと強さ/ずっと再魔術化の話してない? ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9

    47分
  7. 2025/10/27

    50|送り迎え後のウォーキングから世界を変える─池田光史『歩く マジで人生が変わる習慣』

    今回の感謝本:池田光史『歩く マジで人生が変わる習慣』(NewsPicksパブリッシング) 【今回のトピック】 「いい本ってどんな本ですか?」と聞かれたら/関心のジャストミート本と補助線本/読了後に行動が変わる本/自己啓発書が嫌いだった武田/憑依型人間にとって自己啓発書は劇薬!/習慣づけが難しい子育て世代とトレーニング/保育園送り後に始めた30分ウォーキング/ビジネス・自己啓発書に擬態した仲間集めの書/本は建築・目次は間取り図/メタ社屋上には東京ドーム規模の人工トレイルがある/テンセント本社で社員は歩きながら会議する/万歩計は日本のイノベーション/歩くと脳がフリーになる/若者が好むおしゃれな町=ウォーカブルな町/女性の歩数が少ない町とは/ベアフットシューズに出会って人生が変わったという著者/小股で足のセンサーで地面を味わって歩いていた人類たち/地面の情報を得て考えながら歩く楽しさ/歩くだけで楽しい靴らしい/再魔術化としての徒歩/感謝本が鈍器本を連れてきてくれた/番組でベアフットシューズ・BASHOつくりたいね ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9

    29分

評価とレビュー

5
5段階評価中
3件の評価

番組について

リサーチャーの廣田周作と、メディアリサーチャー / 編集者の武田俊によるpodcast。まるで呼ばれるようにして手に取った本から得た気づきや疑問、ひらめきやときめきを、感謝目線で紹介しあいます。 -- ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください! https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9 -- 廣田周作 NHKのディレクター、株式会社電通でのマーケティング、新規事業開発・ブランドコンサルティング業務を経て、2018年8月に、企業ブランド開発を専門に行うHenge Inc.を設立。独自のブランド戦略立案やイノベーション・プロジェクトに携わる。ヒップホップが好き。 -- 武田俊 KAI-YOU,LLC.の設立以降、「TOweb」「ROOMIE」「lute」「M.E.A.R.L.」などのWebマガジンにて編集長を歴任。多様なメディアを横断し、ナラティブで繋ぎ合わせる手法を探究中。野球、釣り、格闘技、ゲーム、人の日記が好き。現在はじめてのの子育て中。 -- 制作 Henge Inc. https://henge.co.jp ■ ロゴデザイン 畑ユリエ https://www.hatayurie.com ■ Special Thanks!! 村井智、鈴木歩積、水野蒼生、小平桃子

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