2020s

一般社団法人デサイロ

2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? 「2020s -twenty-twenties-」は、哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。 ▼出演 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。一般社団法人デサイロ代表理事。研究者やアーティスト、クリエイターと協働し、人と社会の深い理解に根ざしたイノベーション創出に従事。 柳澤田実(哲学者) 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 ▼De-Siloについて 一般社団法人デサイロは、​​人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​​イノベーション創出や​​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​アカデミックインキュベーター/シンクタンクです。本Podcastでは、「いま最も考えるべき重要なテーマや問い」を研究者の皆さんと掘り下げていく番組をお届けします。

エピソード

  1. Palantirはなぜ「国家のための軍事技術」に向かうのか?──『テクノロジカル・リパブリック』を読み解く【2020s #2】

    1日前

    Palantirはなぜ「国家のための軍事技術」に向かうのか?──『テクノロジカル・リパブリック』を読み解く【2020s #2】

    Palantir共同創業者による話題の書『テクノロジカル・リパブリック』日本でもついに発売/「体調悪くなる本」という感想/消費者市場ではなく、国家のために才能を奉仕せよ/「アレキサンダー・カープと一緒の乗り物に乗っちゃったかもしれない」/スタンフォード・ロースクールでのピーター・ティールとカープの出会い/ユダヤ系とアフリカ系というカープの出自/フランクフルト大学の哲学者ユルゲン・ハーバーマスのもとへ/戦後ドイツが失った抑止力と、ロシアのウクライナ侵攻/集合的アイデンティティへの不安はもう忘れるべきだ/「Palantirの意義はシリコンバレーにナショナリズムを取り戻したこと」/グローバルではなく、アメリカのために奉仕するエリートへ/歴史学者ルトガー・ブレグマン『倫理的野心』におけるテーマ「現代で最も消費されているのは才能」/グローバリゼーション後の「狭さへの憧れ」/「将来世代のため」も、「国のため」もリアリティをもてない/哲学者マイケル・サンデルと「価値の空洞化」/公私の分離が、信念を語れない公共を生んだ/経済学者マリアナ・マッツカート『企業家としての国家』/iPhoneを構成するGPS、Siri、タッチスクリーンはいかにして生まれたか?/高市政権の「17の戦略分野」/日本における戦後の産業育成政策と、「発展志向型国家」の考え方/マッツカート『ミッション・エコノミー』における事前分配と公的ファンドの考え方/NVIDIA・OpenAI・Anthropicの初期フェーズで国家が投資し、株式を取得していたらどうなったか?/マッツカート『ビッグコン』とDOGEに通じる政府の空洞化/ナショナリズムさえ「リバタリアン的自由」の道具に?/a16zキャサリン・ボイル「軍事を国任せにしない」/私たちは本当に、前に進んでいるいるのか?/ブレグマンの「モラルサークルを広げる」議論/2026年7月、米国建国250周年式典では何が語られるのか/イタリア・デンマークに残る選択的宗教教育/価値の問題を公的な場で語る訓練の不在/強いコミットメントへの渇望が軍事に向かう恐ろしさ/「殺すな」と言える人が、なぜローマ教皇しかいないのか ▼「2020s」とは 2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? 「2020s -twenty-twenties-」は、哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。 ▼出演 柳澤田実 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 https://x.com/tami_yanagisawa 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。一般社団法人デサイロ代表理事。研究者やアーティスト、クリエイターと協働し、人と社会の深い理解に根ざしたイノベーション創出に従事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。 ⁠https://x.com/ktrokd ▼関連コンテンツ 番組内で紹介したテーマをより深く理解できる、オリジナル資料やブックガイドリストなどを配信・投稿中。De-Silo公式ニュースレターやXをフォローして、ぜひチェックしてください。 ・ニュースレター:https://desilo.substack.com/ ・X:https://x.com/desilo_jp ▼参考資料 番組内で紹介したテーマをより深く理解できる、オリジナルスライドです。以下のURLから、閲覧・DLできます。 https://drive.google.com/drive/folders/1N8EiF3arMvgV4S6tZXmbg30oPkGLhAyb?usp=sharing ▼参考文献 アレクサンダー・C・カープ・ニコラス・W・ザミスカ(村井章子訳)『テクノロジカル・リパブリック──国家、軍事力、テクノロジーの未来』日経BP/日本経済新聞出版、2026年3月 ルトガー・ブレグマン(野中香方子訳)『倫理的野心を持て──あなたの才能を浪費せず、変化を起こすための10章』文藝春秋、2026年4月 マリアナ・マッツカート(関美和・鈴木絵里子訳)『ミッション・エコノミー──国×企業で「新しい資本主義」をつくる時代がやってきた』NewsPicksパブリッシング、2021年12月 マリアナ・マッツカート(大村昭人訳)『企業家としての国家──イノベーション力で官は民に劣るという神話』薬事日報社、2015年9月 井上弘貴『アメリカの新右翼──トランプを生み出した思想家たち』新潮選書、新潮社、2025年6月 シャロン・ワインバーガー(千葉敏生訳)『DARPA秘史──世界を変えた「戦争の発明家たち」の光と闇』光文社、2018年9月 ▼クレジット イラスト:髙橋あゆみ アートディレクション:畑ユリエ 企画・制作:一般社団法人デサイロ └プロデュース:栗村智弘 └リサーチ:古島海 収録:Unknown Unknown ▼De-Siloについて 一般社団法人デサイロは、​​人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​​イノベーション創出や​​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​アカデミックインキュベーター/シンクタンクです。本Podcastでは、「いま最も考えるべき重要なテーマや問い」を研究者の皆さんと掘り下げていく番組をお届けします。 公式サイト:https://de-silo.xyz/

    1時間21分
  2. 時代の転換点は、2003年にあった──ピーター・ティールの思想とその現在地【2020s #1】

    1日前

    時代の転換点は、2003年にあった──ピーター・ティールの思想とその現在地【2020s #1】

    「思想がリアルポリティクスを動かす時代」を象徴する人物としてのピーター・ティール/「ティールに会えました」のDM/急遽セットされた歴史学者エマニュエル・トッドとの対談/「ドクター・ストレンジラヴみたいな人間じゃない」/ティールのキャリアを振り返る/国家に左右されない決済手段としてのPayPal/「競争するのは負け犬、独占せよ」/2003年にパランティア創業、04年にFacebookの初期投資家に/9.11と集合的トラウマ/テック右派の台頭につながる20年がかりのプロジェクト/シリコンバレーにおけるキリスト教復興の仕掛け人/2025年3月の米国フィールドワーク/サンフランシスコの教会「Epic Church」におけるWork and Theologyのプログラムに参加/防衛テックにおける「最後の手段」/a16z「アメリカン・ダイナミズム」と正戦論/ルネ・ジラールの「模倣的欲望論」/スケープゴートとSNS炎上の構造/共同体は、暴力に基礎づけられている/「被害者」になることでのインフルエンサー化/反キリスト・ハルマゲドン・第三の道/Palantirの抱える矛盾/第五の信仰復興運動は起きるのか?/終末論とキリスト教における時間感覚/パーティーの話題は「終末にどのように備えるか」/『ファンタジーランド』としてのアメリカ/「空飛ぶ車を求めたのに手にしたのは140文字だった」/『ゼロ・トゥ・ワン』とスタートアップの熱狂/富裕層と技術者の混ざる場としての「教会」/アメリカでは金が唯一の共通言語になっている/次回は『テクノロジカル・リパブリック』解説 ▼「2020s」とは 2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? 「2020s -twenty-twenties-」は、哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。 ▼出演 柳澤田実 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 ⁠https://x.com/tami_yanagisawa⁠ 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。一般社団法人デサイロ代表理事。研究者やアーティスト、クリエイターと協働し、人と社会の深い理解に根ざしたイノベーション創出に従事。最近の関心は、エディターとしては「いま最も重要なテーマを提示すること」。デサイロ代表としては「持続可能な知のエコシステムを構築すること」。個人的には「東京という都市をもっと面白くすること」。 ⁠⁠https://x.com/ktrokd⁠ ▼関連コンテンツ 番組内容に関連するオリジナル資料やブックガイドなどを配信・投稿中。De-Silo公式ニュースレターやXをフォローして、ぜひチェックしてください。 ・ニュースレター:⁠https://desilo.substack.com/⁠ ・X:⁠https://x.com/desilo_jp⁠ ▼参考資料 番組内で紹介したテーマをより深く理解できる、オリジナルスライドです。以下のURLから、閲覧・DLできます。 https://drive.google.com/drive/folders/1yQI5CLFHjIrGGOLseYyv3UJq1ncXHx3T?usp=sharing ▼参考文献 ルーク・バージス(川添節子訳)『欲望の見つけ方──お金・恋愛・キャリア』早川書房、2023年2月 ピーター・ティール・ブレイク・マスターズ(関美和訳)『ゼロ・トゥ・ワン──君はゼロから何を生み出せるか』NHK出版、2014年9月 『文藝春秋 2026年5月号』文藝春秋 ※特集「ジャングル時代の生存戦略はここにある!」内に「東京極秘対談 世界は終末を迎えているのか」(P・ティール×E・トッド)を収録。 カート・アンダーセン(山田美明・山田文訳)『ファンタジーランド──狂気と幻想のアメリカ500年史 上・下』東洋経済新報社、2019年1月 柳澤田実『現代思想 2025年11月号 特集「終末論」を考える 破局と救済のポリティクス米国の終末論の現在──ピーター・ティールや福音派はどのような「最後」のために戦っているのか』青土社 ジョージ・パッカー(須川綾子訳)『綻びゆくアメリカ──歴史の転換点に生きる人々の物語』NHK出版、2014年7月 マックス・チャフキン(永峯涼訳)『無能より邪悪であれ──ピーター・ティール シリコンバレーをつくった男』サンクチュアリ出版、2024年4月 トーマス・ラッポルト(赤坂桃子訳)『ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望』飛鳥新社、2018年5月 ジミー・ソニ(櫻井祐子訳)『創始者たち──イーロン・マスク、ピーター・ティールと世界一のリスクテイカーたちの薄氷の伝説』ダイヤモンド社、2023年5月 ルネ・ジラール(小池健男訳)『世の初めから隠されていること〈新装版〉(叢書・ウニベルシタス134)』法政大学出版局、2015年2月 ▼参考記事 柳澤田実「億万長者ピーター・ティールがかきたてる期待と疑い──競争のない世界へ」elabo、2021年5月 ⁠https://www.elabo-mag.com/article/20210514-05⁠ 「伝説的起業家、ピーター・ティール。その哲学思想と描く『理想の社会』とは」Forbes JAPAN、2024年1月 ⁠https://forbesjapan.com/articles/detail/68373⁠ 会田弘継訳・解説「ピーター・ティールのワンピース論」文藝春秋PLUS、2026年1月(2026年(『文藝春秋』2026年2月号掲載) ⁠https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h11390⁠ "Voyages to the End of the World" First Things、2025年10月(『First Things』2025年11月号掲載) ⁠https://firstthings.com/voyages-to-the-end-of-the-world/⁠ 柳澤田実「『管理』でも『破滅』でもない『第三の道を採れ』──ピーター・ティールの危うい思想が世界のリアルポリティクスを動かす」(『終末とイノベーション』をめぐる連載 #5)文春オンライン、2026年2月 ⁠https://bunshun.jp/articles/-/85917⁠ Trae Stephens, "The Ethics of Defense Technology Development: An Investor's Perspective" Founders Fund ⁠https://foundersfund.com/2023/06/the-ethics-of-defense-technology-development/ ▼クレジット イラスト:髙橋あゆみ アートディレクション:畑ユリエ 企画・制作:一般社団法人デサイロ └プロデュース:栗村智弘 └リサーチ:古島海 収録:Unknown Unknown

    1時間23分
  3. “崩壊したアンサンブル”から立ち上がる「私たち性 we-ness」【ゲスト:柳澤田実 & んoon】

    2024/04/10

    “崩壊したアンサンブル”から立ち上がる「私たち性 we-ness」【ゲスト:柳澤田実 & んoon】

    4/13-14開催「DE-SILO EXPERIMENT 2024」に出演する哲学者・柳澤田実とバンド・んoonが登場。デサイロ・代表の岡田と、新曲「NANA」の制作プロセスについてお話しいただきました。 イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024  新曲「NANA」の配信・ダウンロードはこちらhttps://open.spotify.com/track/4B4Ryuajdgk2ofBBkRxjCV 【柳澤田実 × んoon】哲学者・柳澤田実の研究テーマ「私たち性 we-ness」に応答するかたちで、バンド「んoon」が生み出したのは「NANA」という楽曲だ。ボーカル、ベース、キーボード、ハープというユニークな編成で知られ、そのジャンルを定義しにくい同バンドは「崩壊したアンサンブル」と指摘されたことも。“バラバラでありながら、まとまっている”バンドのあり方と、「we-ness」というテーマが交差し、輻輳(ふくそう)する各パートの音が寄る辺なく並走していく楽曲が制作された。本イベントの「んoon」によるライブパフォーマンスと、柳澤を交えたトークセッションを通じて、「we-ness」の輪郭に迫っていく。チケット購入:https://artsticker.app/events/24852イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024  柳澤田実 1973年ニューヨーク生まれ。専門は哲学キリスト教思想。関西学院大学神学部准教授。東京大学21世紀COE研究員、南山大学人文学部准教授を経て、現職。編著書に『ディスポジション──哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて』(現代企画室、2008年)、『知の生態学的転回3 倫理: 人類のアフォーダンス』(東京大学出版会、2013年)ほか。2017年にThe New School for Social Researchの心理学研究室に留学し、以降、道徳基盤理論に基づく質問紙調査を日米で行いながら、宗教などの文化的背景と道徳性の関係について研究している。 んoon 2014年結成。バンド名の由来は感嘆(あるいは無関心)を表す日本語の擬態語「ふーん」から。(発音アクセントは「不運」と同じ。)「ん」は "h" であり、ハープのアウトラインでもある。直観と思いやりをコアコンセプトに、ジャンルを無駄にクロスオーバーさせるより、その境界面に揺蕩うことを重視する。2018年6月に1st EP "Freeway"、2019年6月に2nd EP "Body" 、2021年8月に3rd EP"Jargon"をFLAKE SOUNDSよりリリース。FUJI ROCK FESTIVAL '19 ROOKIE A GO-GO、全感覚祭 19、森、道、市場2022、台中ジャズフェスティバル2023(台湾)といった国内外の大型フェスにも出演するなど、精力的に活動している。

    29分
  4. 「生きているという実感」をめぐる対話とパフォーマンス ──長島愛生園、『生きがいについて』、火山というキーワードから【ゲスト:和田夏実&マイカ・ルブテ】

    2024/04/04

    「生きているという実感」をめぐる対話とパフォーマンス ──長島愛生園、『生きがいについて』、火山というキーワードから【ゲスト:和田夏実&マイカ・ルブテ】

    4/13-14開催「DE-SILO EXPERIMENT 2024」に出演するメディア研究者・和田夏実と音楽プロデューサー/シンガーソングライターのマイカ・ルブテが登場。デサイロ・代表の岡田と、研究者 × アーティストがコラボレーションするおもしろさや当日のパフォーマンスについてお話しいただきました。イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024 情報保障の観点から、本Podcastの文字起こしを作成いたしました。https://drive.google.com/file/d/1_0YBbUaPan7369WvwxVposy9RHj1ZGCR/view?usp=sharing マイカ・ルブテが描く、 研究者・和田夏実との対話やフィールドワークから生まれた新曲「心象volcano」配信・ダウンロードはこちら https://lnk.to/ShinshoVolcano 【和田夏実 × マイカ・ルブテ】先鋭的な表現をつねに追求してきた音楽プロデューサー/シンガーソングライターのマイカ・ルブテは、メディア研究者・和田夏実の研究テーマ「生きているという実感」に応答し、このたび「心象volcano」という楽曲を生み出した。4月3日にリリースされ、同月13日の本イベントで初披露されるこの楽曲は、研究やフィールドでの出来事をどのように解釈し、生み出されたのか? マイカによるライブパフォーマンスと、その後の和田とのトークセッションにより、その全貌を解き明かしていく。チケット購入:https://artsticker.app/events/24852イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024 和田夏実インタープリター。ろう者の両親のもとで手話を第一言語として育ち、視覚身体言語の研究、感覚がもつメディアの可能性について模索している。LOUD AIRと共同で感覚を探るカードゲーム《Qualia》や、たばたはやと+magnetとして触手話をもとにした繋がるゲーム《LINKAGE》など。ミラノ工科大学研究員。手話通訳士取得。《an image of…》《visual creole》 "traNslatioNs - Understanding Misunderstanding", 21_21 DESIGN SIGHT, 2020 マイカ・ルブテ東京在住のSSW/音楽プロデューサー/DJ。幼少期から十代を日本パリ香港で過ごす。高校卒業後、ビンテージアナログシンセサイザーに出会う。先進的なエレクトロニックミュージックを基軸としながら、テクスチャーをはぎ取ったオーセンティックな「歌」そのものを重要視している。国内外のアーティストとのコラボレーションやサウンドプロデュース、CMへの楽曲提供、リミックスなど多岐にわたって活動中。2020年、自身の楽曲である「Show Me How」がマツダの新型車「MAZDA MX-30」のテレビCMに大々的にフィーチャーされ、自身も出演した。2023年、最新作「mani mani」リリース。

    42分
  5. 存在しない記憶としての景色。ノスタルジーと「私たちでいること」をめぐって【ゲスト:柳澤田実&Pennacky】

    2024/04/03

    存在しない記憶としての景色。ノスタルジーと「私たちでいること」をめぐって【ゲスト:柳澤田実&Pennacky】

    4/13-14開催「DE-SILO EXPERIMENT 2024」に出演する哲学者・柳澤田実と映像作家・Pennackyが登場。デサイロ運営統括で本イベントのプロジェクトマネジメントを担当する栗村智弘と、オファーの背景や一年以上にわたり対話を重ねるなかで、考えたことや変化したことについてお話しいただきました。イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024 ▼コラボレーションのきっかけにもなったPennackyさんの作品はこちらOmega Sapien - Happycore (Official Music Video)https://www.youtube.com/watch?v=8uQ3RNFP5Q4 【柳澤田実 × Pennacky / 荘子it】哲学者の柳澤田実、映像作家のPennacky、トラックメイカー・ラッパーの荘子itの三人は、長い時間をかけて対話を重ねた。いま、私たちはどんな時代を生きているのか──柳澤の研究テーマ「私たち性 we-ness」をもとに、互いの知や経験を交流させるなかで、自ずとたどり着いたのが「景色とノスタルジー」という着眼点だった。「共有された記憶」としての景色が、私たちが抱く「私たち」の実感にどう結びついているのか。イベントではPennackyが自らの記憶と原風景をたどる新作「実景集」の披露(展示)に加え、Pennackyと荘子itによる「音楽と映像」を用いた実験的パフォーマンス、柳澤、Pennacky、荘子itによるトークセッションが催される。チケット購入:https://artsticker.app/events/24852イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024 柳澤田実1973年ニューヨーク生まれ。専門は哲学キリスト教思想。関西学院大学神学部准教授。東京大学21世紀COE研究員、南山大学人文学部准教授を経て、現職。編著書に『ディスポジション──哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて』(現代企画室、2008年)、『知の生態学的転回3 倫理: 人類のアフォーダンス』(東京大学出版会、2013年)ほか。2017年にThe New School for Social Researchの心理学研究室に留学し、以降、道徳基盤理論に基づく質問紙調査を日米で行いながら、宗教などの文化的背景と道徳性の関係について研究している。 Pennacky1996年生まれ。日本大学芸術学部映画学科撮影コースで映像制作を学び、卒業後東京を拠点に活動。きのこ帝国、OKAMOTO’sやYogge New Wavesなどのバンドや、あいみょん、星野源、V6など著名な国内アーティストに加え、Balming Tigerをはじめ韓国やシンガポールなどを拠点とする海外アーティストのMV制作を担当。また、本名の田中賢一郎名義でショートフィルムなども発表し、活動の幅を広げている。台湾の音楽アワード「第34屆金曲獎」では、台湾のバンド「落日飛車(Sunset Rollercoaster)」のMV『Little Balcony』でBest Music Awardを受賞。

    36分
  6. 物語から生まれる物語。小説家たちとワークショップで考える「21世紀の理想の身体」【ゲスト:磯野真穂&山内マリコ】

    2024/04/02

    物語から生まれる物語。小説家たちとワークショップで考える「21世紀の理想の身体」【ゲスト:磯野真穂&山内マリコ】

    4/13-14開催「DE-SILO EXPERIMENT 2024」に出演する人類学者の磯野真穂さんと小説家・山内マリコさんが登場。デサイロ運営統括で本イベントのプロジェクトマネジメントを担当する栗村智弘と「磯野さんの物語を読み、新たな物語をつくる」というオファーを受けた山内さんの所感や、磯野さんが物語の力を通じて「巻き込まれる学び」を試みた背景についてお話いただきました。についてお話いただきました。 イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024 【磯野真穂×山内マリコ/松田青子/李 琴峰】人類学者・磯野真穂が3名の小説家たちと目指すのは、物語の力を通じた「巻き込まれる学び」の実践だ。まず「21世紀の理想の身体」に関する研究内容をベースに、磯野自身が「身体の未来」を提示する2編の小説を制作。その物語を読んだ松田青子・李琴峰・山内マリコの3名が、それぞれの視点からオリジナルの短編小説を1編ずつ書き下ろした。イベント当日は磯野と小説家たちのトークセッションに加え、ここで生まれた小説=物語を題材に来場者自らが「理想の身体」を考えるワークショップが行われる。「人は物語に夢中になるほど、そこに何があるかを自然と探ろうとする。これを人類学の学びの中で再現したい」という磯野の想いから始まった本取り組み。研究“知”をひらく実験の過程に、会場でぜひ参加してほしい。チケット購入:https://artsticker.app/events/24852イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024  磯野真穂 人類学者。専門は文化人類学医療人類学。博士(文学)。早稲田大学文化構想学部助教、国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年より独立。身体と社会の繋がりを考えるメディア「からだのシューレ」にてワークショップ、読書会、新しい学びの可能性を探るメディア「FILTR」にて人類学のオンライン講座を開講。著書に『他者と生きるーリスク病い死をめぐる人類学』(集英社新書)『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)、宮野真生子との共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)などがある。(オフィシャルサイト:www.mahoisono.com ) 山内マリコ 1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、2012年『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。同作と『アズミハルコは行方不明』『あのこは貴族』がこれまでに映画化されている。2022年4月、作家18名と連名で、原作者の立場から映画業界の性暴力性加害の撲滅を求めるステートメントを発表。同年6月より日本文藝家協会で理事を務める。『パリ行ったことないの』『選んだ孤独はよい孤独』『あたしたちよくやってる』『一心同体だった』『すべてのことはメッセージ 小説ユーミン』など著書多数。最新刊はエッセイ『結婚とわたし』。

    32分
  7. 研究者の道からラッパーへ。アーティスト・Skaaiとの対話

    2024/04/01

    研究者の道からラッパーへ。アーティスト・Skaaiとの対話

    4/13-14開催「DE-SILO EXPERIMENT 2024」に出演するアーティスト・Skaaiさんが登場。デサイロ代表・岡田と学術と芸術の違いや「バイブスで始まって、思考で終わりたい」の背景にある考え方についてお話いただきました。イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024 【De-silo × Skaai】研究者の道からラッパーに転身するという異色の経歴を歩んできたヒップホップアーティストのSkaai。「DE-SILO EXPERIMENT 2024」Day2に出演するSkaaiは、4人の研究テーマや本イベントのコンセプトへの応答としてパフォーマンス(DJ Set)とトークセッションへの登壇を行う。チケット購入:https://artsticker.app/events/24852イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024 Skaai1997年、アメリカ・ヴァージニア州生まれ、大分県育ちのアーティスト。幼少期から韓国、マレーシア、シンガポール、カナダ、アメリカでの滞在を経験し、九州大学に進学。2020年に同大学院に進学し、「情報法」を専門とする。同年に、SoundCloud上での楽曲リリースを皮切りにラッパーとしての活動を開始。AbemaTV『ラップスタア誕生 2021』ではその実力とポテンシャルを見込まれ、審査員から高い評価を得た。22年5月には国内最大規模のヒップホップフェスティバル『POP YOURS』に出演し、同年9月にはBIMとDaichi Yamamotoが客演参加した自身初のEP『BEANIE』を発表。23年9月には「決別」をテーマとした2nd EP『WE’LL DIE THIS WAY」をリリース。日本語、英語、韓国語が入り混じったボーダーレスかつ知的なリリックと、リズミカルなフロウが特徴的。

    28分
  8. 「私たち性 we-ness」をテーマとした音楽 × 映像による実験的パフォーマンスとは?【ゲスト:荘子it(Dos Monos)】

    2024/03/26

    「私たち性 we-ness」をテーマとした音楽 × 映像による実験的パフォーマンスとは?【ゲスト:荘子it(Dos Monos)】

    4/13-14開催「DE-SILO EXPERIMENT 2024」に出演するトラックメイカー・ラッパーの荘子itさんが登場。デサイロ代表・岡田と、研究者×アーティストのコラボレーションから生まれる可能性や、「私たち性=we-ness」とは何かについてお話いただきました。 イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024 【柳澤田実 × Pennacky × 荘子it】哲学者の柳澤田実、映像作家のPennacky、トラックメイカー・ラッパーの荘子itの三人は、長い時間をかけて対話を重ねた。いま、私たちはどんな時代を生きているのか──柳澤の研究テーマ「私たち性 we-ness」をもとに、互いの知や経験を交流させるなかで、自ずとたどり着いたのが「景色とノスタルジー」という着眼点だった。「共有された記憶」としての景色が、私たちが抱く「私たち」の実感にどう結びついているのか。 「DE-SILO EXPERIMENT 2024」ではPennackyが自らの記憶と原風景をたどる新作「実景集」の披露(展示)に加え、Pennackyと荘子itによる「音楽と映像」を用いた実験的パフォーマンス、柳澤、Pennacky、荘子itによるトークセッションが催される。 チケット購入:https://artsticker.app/events/24852イベント詳細:https://de-silo.xyz/experiment-2024 荘子it 1993年生まれ。 2015年に中高時代の友人であるTaiTan(MC)、没(MCDJ)とヒップホップグループDos Monosを結成。トラックメーカーとMCを担当。 グループ活動のほか、アーティストのプロデュースや楽曲提供も行う。2020年に『Dos Siki』、2021年に『Dos Siki 2nd season』『Larderello』などの作品をリリース。英ロンドンのバンドblack midi、米アリゾナのInjury Reserveや、台湾のIT大臣オードリータン、小説家の筒井康隆らとの越境的な共作曲も多数。2024年のDos Monos第二期はロックバンドとして活動することを宣言している。

    30分

番組について

2020年代を形づくる思想やアイデアとは何か? 「2020s -twenty-twenties-」は、哲学者の柳澤田実と、デサイロ代表の岡田弘太郎が、テックから哲学、カルチャーまでを横断し、「思想がリアルポリティクスを動かす時代」に迫っていくPodcast番組。 ▼出演 岡田弘太郎 1994年東京生まれ。一般社団法人デサイロ代表理事。研究者やアーティスト、クリエイターと協働し、人と社会の深い理解に根ざしたイノベーション創出に従事。 柳澤田実(哲学者) 1973年ニューヨーク生まれ。関西学院大学神学部准教授。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)、宗教を中心に文化的背景とマインドセットについて研究している。最近の関心テーマは米国テックの右傾化、若者のキリスト教回帰と少子化の関係。 ▼De-Siloについて 一般社団法人デサイロは、​​人文・社会科学分野の​研究者と​協働し、​​イノベーション創出や​​新たなる​​社会制度の​​提案を​​行う​​アカデミックインキュベーター/シンクタンクです。本Podcastでは、「いま最も考えるべき重要なテーマや問い」を研究者の皆さんと掘り下げていく番組をお届けします。