就職・転職の扉をひらく「ことばランド」

EP#127 実は知らない。業績シートを書く意味。 なんで書かなきゃいけないの? しお姉さんに、そんな疑問を聞きました。

今回は、ゲストをお招きしました。元看護師で現在は看護師や医療関係者の転職支援「ハンドル」の代表・汐月聡子さんです。X(旧Twitter)では「しお姉」という名前で、転職支援などの発信をして大人気の方です。今回から3回連続でお話を伺います。

まずは、業績シートのポイントについてです。

転職に必要な職務経歴書や就職でのエントリーシート(ES)が書けないという悩みは、よく聞きますよね。汐月さんが支援している方たちの悩みも同様なのでしょうか。業績シートのポイントは、どこにあるのでしょう。

汐月さんは「職務経歴書など、採用時に必要な書類以外でも、「書類はすべて、自分ではなく、読み手のためのものである」ことを認識することが大切です。書類は、相手(主に採用担当者)が、求職者を面接に呼ぶ価値があるか判断をするためのもの類であり、「自分が思うように今までやってきたことをアピール」する書類ではない。つまり、相手はどんな情報があればその目的が達成できるか?を考えると、おのずと書くべき内容は変わってくるはずです」と話します。

「読み手のもの」というのは、こうした書類だけに限りませんね。文章全般に言えることだし、面談でも面接担当者の意図を汲んで的確に答えるということにも通じるように思います。

せひ、参考になさってください。

次回は、仕事を選択する際のポイントについて、お話をお伺いします。どうぞお楽しみに。