LeoN Radio Sunrise レオンラジオ日の出

楠元純一郎&レオー

the podcast projected by 楠元純一郎&レオー。我らの文学+哲学+文化+法学。カバーアートの色で内容を区別しています。ximalayaからの引っ越し、順調に進んています。今後ともよろしくお願いいたします。

  1. 1日前

    欣福茶釜06レオー作「沈む陽の色」鑑賞会③@ LeoN Radio 我らの文化

    <レオン(日の出)ラジオ われらの文化18欣福茶釜06 レオー作「沈む陽の色」鑑賞会③)〉   20261103   レオンラジオ日の出 アクセス総数45.4万回ありがとうございます!   オープニングテーマ 楠元純一郎作詞作曲 🎵シャンパンスパークリング🎵 エンティングテーマ 楠元純一郎作詞作曲 🎵遺伝子の舟🎵   楠元純一郎 ラジオパーソナリティー 会社法学者 レオー 作家、画家、ラジオパーソナリティー 録音師 松尾欣治 哲学者 評論家 福留邦浩 国際関係学者 評論家 Feng老師 国際経済学者 評論家 畠山果也 SNS日中架橋企業社長 王瀾    中国伝媒大学学生(アナウンサー志望)     「どんなジャンルの絵がいい? どの画家の本を探してる?」 そう聞かれて、僕は一瞬、言葉に詰まった。 僕が何を求めているのかわからなければ、彼だって本を薦めようがない。 それはわかっている。 けれど、その瞬間、目の前にあるものの圧倒的な量に、もともと大して優秀ではない僕の言語機能が、一時的に停止してしまった。 <言葉に詰まった→なんて言っていいかわからず、すぐに返事ができなかった>   老人问我,想找什么画种、什么画家的书。 我竟然一时语塞。 我知道他需要了解我的需求才好给我推荐,但那一刻,眼前的东西让我本就不强的表达能力暂时失灵。     頭の中をどうにか整理してから、ようやく答えた。 最近、水彩を勉強していること。 それから、子どもの絵本について研究していること。 すると、むしろ彼のほうが「なるほど」と答えを得たような顔になった。 大きく手を振りながら言った。 「この一列は全部水彩。この一列は全部児童書。ゆっくり見ていきなさい。ほかに必要なものがあったら、何でも言って。」 <答えを得た→我が意を得た>   我不得不好好整理了一下大脑,才告诉他: 我最近正在学习水彩,也在研究儿童绘本。 他反倒像是自己得到了什么答案一样豁然开朗,大幅度地挥着手: 这一排全部都是水彩,这一排全部都是童书。你慢慢翻,还需要什么,尽管跟我说。             本は多かった。 わざわざ比喩を探して形容する気にもならないくらい、多かった。 一冊ずつ手に取っていった。 自分の美意識、好み、そして値段。 その三つのフィルターを何度も何度も通したはずなのに、テーブルの上には大小二十冊以上の本が積み上がっていた。   书很多。 多到我不想特地用一个比喻句去形容。 我一本一本地翻。 即使用审美、偏好和价格这些过滤标准反复评估,桌子上还是堆起了二十多本大大小小的书。

    欣福茶釜06レオー作「沈む陽の色」鑑賞会③@ LeoN Radio 我らの文化
  2. 1日前

    ラッセル『哲学の諸問題』227(『哲学の諸問題』remake:第1章11段落)@ LeoN Radio 我らの哲学

    <レオン(日の出)ラジオ 我らのラッセル哲学 Remake版1> 20261103通算227回『哲学の諸問題』"The problems of philosophy" by Bertrand Russell" 第1章第11段落 Op.「水魚の交わり」、Ed.「遺伝子の舟」(作詞作曲 楠元純一郎 )司会 楠元純一郎(東洋大学教授・法学者) 中国語翻訳・朗読 レオー(録音師・中国大慶美術教師) 中国語監修 冯宪中(国際経済学博士) 朗読・読解者 松尾欣治(哲学者・神田外語学院社会学非常勤講師・日の出仙人)読解者 福留邦浩(日本経済大学教授・国際関係学博士)畠山果成(SNS会社社長) 王瀾(中国伝媒大学学生)。前回収録2020821 <<アクセス総数45.4万回突破!この1ヶ月足らずで1万回増!ありがとうございます!>>   The real table, if it exists, we will call a 'physical object'. その本当のテーブル、もしそれが存在するとすれば、我々はそれを「物体(物的対象)」と呼ぶことにしよう。 如果存在有一张“真实的桌子”,我们可以叫它为“物体”。   Thus we have to consider the relation of sense-data to physical objects. かくして、我々はセンスデータと物体との関係について検討しなければならない。 因此我们就必须考虑感觉数据和物体的关系。   The collection of all physical objects is called 'matter'. すべての物体の集合体は「物質」と呼ばれている。 一切物体的集合被称作“物质”。   Thus our two questions may be re-stated as follows: (1) Is there any such thing as matter? (2) If so, what is its nature?  かくして、我々の二つの問題は、次のように言い換えることができる。 (1) 物質のようなものは存在しているか? (2) もしそれが存在するならば、その本質はどのようなものか? 这样的话,我们先前提出的问题就可以被重新描述成: (1)“物质”这种东西存在吗? (2) 如果存在,他的本质是什么?

    ラッセル『哲学の諸問題』227(『哲学の諸問題』remake:第1章11段落)@ LeoN Radio 我らの哲学
  3. 10月23日

    欣福茶釜05レオー作「沈む陽の色」鑑賞会②@ LeoN Radio 我らの文化

    <レオンラジオ日の出 われらの文化17欣福茶釜05 レオー作「沈む陽の色」鑑賞会②)〉 20261020 レオンラジオ日の出 アクセス総数45.1万回 オープニングテーマ 楠元純一郎作詞作曲 🎵シャンパンスパークリング🎵 エンティングテーマ 楠元純一郎作詞作曲 🎵遺伝子の舟🎵 楠元純一郎 ラジオパーソナリティー 会社法学者 レオー  作家、画家、ラジオパーソナリティー 録音師 松尾欣治 哲学者 評論家 福留邦浩 国際関係学者 評論家 Feng老師  国際経済学者 評論家 畠山果也 SNS日中架橋企業社長 どうにも諦めきれなかった僕は、ふと思った。 美大の近くなら、美術書を扱う本屋がいくつもあるんじゃないか。 スマートフォンを取り出して探してみると、本当に一軒見つかった。 大学関係者の住宅区の近くだった。 柵越しには、赤い壁の集合住宅が見える。何枚かの窓を隔てた先には、古本の買取りや画材販売を知らせるカラー印刷の看板も見えた。 ところが、地図が示す場所まで来ても、それらしい看板がどこにもない。 不甘心的我突然想到,美院附近肯定有不少美术书店。于是掏出手机,还真被我发现一家。 是在家属区附近。透过栏杆看去,是红色墙面的住宅楼。隔着几扇窗户,就能看到一个收旧书或者卖画材的彩印广告牌。 到达指定的地方,却没有发现任何招牌。 だんだん焦ってきて、スマートフォンを何度も見返した。 小さな小さな写真の一枚に、本で埋まった書棚の前に座り、上を見上げている老人が写っていた。 宝箱を見つけた海賊なのに、どうやって蓋を開ければいいのかわからない。 そんな気分だった。 そのとき突然、シャッターに貼られた、黄ばんで角の欠けた一枚の紙が目に入った。 電話番号が書いてあった。 電話の向こうから聞こえてきたのは、標準的な「普通話(プートンホゥア)」を話す、落ち着いた、やさしい男性の声だった。 詳細に、でも、くどくない口調で、彼は自分のことを話してくれた。 我开始急躁,翻着手机。在一张张光圈极小的图片里,一个老人坐在满是书的书架前,抬头向上看。 而我就像发现宝箱的海盗,却不知道怎么把它打开。 突然,我看到一张贴在卷帘门上的、泛黄缺角的纸,上面写着一个电话号码。 电话里,是一个普通话很标准、沉稳而温柔的男声。 他详尽而不啰嗦地介绍了自己。 魯美の図書館長を務めていたこと。 もう八十代であること。 住んでいるところが遠いので、今日は店を開けて僕を迎えることができないこと。 もし僕が本を見たいのなら、明日、店で待っていてくれること。 他说,他是鲁美图书馆的原馆长,已经80多岁,住得很远,不方便当天前来打开店面招待我。如果我想看书,他愿意第二天在店里等我。 僕はぼんやりと、その話を聞いていた。 何か不思議な力に、すっぽり包み込まれてしまったようだった。 我に返ったときには、翌朝九時半に会う約束ができていた。 我听着这一切出神。 一股神秘的力量把我包裹住了。 回过神来,我们已经约好了第二天早晨九点半见面。 僕はいったい、どんな人と話していたんだろう。 まだ、その落ち着いたやさしい声の持ち主の顔さえ見たことがない。 それなのに、午後の陽射しに満ちた交差点に立ちながら、僕は高校生だったころの自分に、心の中でそっと言った。 焦らなくていい。 お前が想像することさえできなかったあの言葉に、今、僕がお前の代わりに一歩ずつ近づいているんだから。 我在和一个什么人对话呢? 我还没有见过这个沉稳而温柔的男声本人。站在下午洒满阳光的路口,我却默默对高中时代的那个自己说: 不要着急。 我在替你一步一步走近这个你想都不敢想的词语。 待ち遠しくて仕方がなかった。 けれど、その「待ち遠しさ」が何を待っているのかを、単純に「ある人に会うこと」だとか、「一冊の本を買うこと」だとか、そんなふうには言いたくなかった。 ただ、その待ち遠しさのせいで、翌朝、雨が降り続く窓の外を見た瞬間、ちゃんと傘を持っているにもかかわらず、僕は反射的にこう呟いた。 「しまった……」 我如此期盼。我不愿意把这个“期盼”的宾语简单地说成“见一个人”或者“买一本书”。我只知道,这份期盼使得第二天早晨看到阴雨连绵的窗外时,明明带了伞的我还是下意识地说了一声:“完了。” スーツケースを引き、リュックを背負い、地下鉄に二駅乗って、約束の場所には十分早く着いた。 電話では、店が具体的にどこにあるのかは聞いていなかった。 少し待っていてくれれば、自分が迎えに行く、とだけ言われていた。 胸がきゅっとした。 外は小雨だった。 三十九歳の僕でさえ、ふくらはぎに力を入れなければ足元が危うい。 八十を過ぎた彼が、この濡れて滑りやすい道をどうやって歩くのだろう。 いったい、どれだけの距離を歩いて僕を迎えに来るのだろう。 我拉着行李箱,背着背包,坐了两站地铁,提前十分钟到了约定的地点。电话里他没有说具体在哪里,只让我等一会儿,他来接我。我心里一紧。外面下着小雨。39岁的我姑且都要绷紧小腿才能走稳,我不敢想象80多岁的他在湿滑的路面上要怎样走,又要走多远出来接我。 髪が薄く、白くなった、黒いジャケット姿の老人が、地下駐車場の入口に現れて手を振った。 僕は慌ててスーツケースを引きながら、早足でそちらへ向かった。 彼は、光っていた。 表情が特別豊かな人ではなかった。 それなのに、僕はあたたかいと感じた。 一个头发稀少而花白、穿着黑色夹克的老人出现在地下停车场的入口,向我招手。 我赶紧拉着行李箱快步走过去。 他发着光。 他没有过多的表情,但是我觉得暖和。 老人について地下駐車場へ降りていった。 そこはかつて防空施設として使われていた場所で、小さな部屋がいくつもあった。 彼の書店は、そのうちの一室だった。 老人がシャッターを開けた。 部屋そのものは大きくない。 三方の壁がすべて本棚になっているのに、不思議なことに中央にはかなり広い空間が残っていた。 我跟着老人下到地下停车场。这里以前被用作人防工事,有很多小房间。老人的书店就在其中一间。 他打开卷帘门。 小房间不大,三面墙都放上了书架,神奇的是中间竟然还有很大的空地。 全部で何冊あると言っていたのか、僕は忘れてしまった。 たぶん、もうそのころには、目の前に並ぶ背表紙と表紙の群れの中で、すっかり迷子になっていたからだ。 しかも、これで全部ではなかった。 我忘记老人说他一共有多少书了。 或许是因为我已经迷失在那一排排书脊和封面中。 而这些还不是全部。

    欣福茶釜05レオー作「沈む陽の色」鑑賞会②@ LeoN Radio 我らの文化
  4. 10月13日

    欣福茶釜04レオー作「沈む陽の色」鑑賞会①@ LeoN Radio 我らの文化

    〈われらの文化16欣福茶釜04 レオー作「沈む陽の色」鑑賞会①)〉 20261013 レオンラジオ日の出 アクセス総数44.8万回 オープニングテーマ 楠元純一郎作詞作曲 シャンパンスパークリング エンティングテーマ 楠元純一郎作詞作曲 遺伝子の舟 楠元純一郎 ラジオパーソナリティー レオー  作家、画家、ラジオパーソナリティー 録音師 松尾欣治  哲学者 評論家 福留邦浩  国際関係学者 評論家 畠山果也  SNS日中架橋企業社長 楠元「このレオンラジオ日の出からついに作家がデビューしました!お馴染み、レオ先生ことレオ君。作品は、レオー作「沈む陽の色」。これは我われが7年かけて続けてきたラジオ番組で蒔いてきた種がついに発芽し、開花したもの。レオ君の文章にはかつてこのラジオで読んだ魯迅「故郷」や、現在も講読中である中勘助「銀の匙」の香り漂う。」 松尾「この作品は散文詩のよう。」 福留「そうですね。」 昨日、大きな荷物が届いた。 瀋陽から。 魯迅美術学院の近くから。 箱の中身は、全部、本だった。 一冊、また一冊と取り出していく。 重い。 これまでにも、いろいろな古書店で本を買ってきた。 美術書だって、ずいぶん買った。 けれど、本を買ったというだけの出来事について、こんなにも何かを書き残しておきたいと思ったことは、一度もなかった。 昨天,我收到了一个大大的包裹。 来自沈阳,鲁迅美术学院附近。 包裹里面全是书。 我一本一本地把它们拿出来。它们很重。 我在不少旧书店买过书,也买过不少艺术类的书,却没有一次买书的经历让我这么想写点什么。 高校生のころ、僕は美大受験を目指して絵を勉強していた。 当時の僕にとって、「魯美」――魯迅美術学院という名前は、憧れであり、地元の普通科の高校生にとっての清華大学や北京大学と同じくらい、はるか遠くにあるものだった。 高校一年、二年のころ、先輩の誰かが魯美に受かったと聞けば、その人はたちまち僕たちの神様になった。 その人の絵は、僕たちのお手本になった。 读高中的时候,我是艺考生。 “鲁美”对于当时的我而言,就像我们那里一般高中生心目中的清华北大一样遥不可及。 高一、高二时,一旦听说有哪个学长考上鲁美,他就变成了我们的神,他的画也变成了我们的典范。 もちろん、僕は美大には受からなかった。 あのころの僕が自分で納得した理由は、いたって単純だった。 絵が下手だったから。 やがて「魯美」という言葉は、憧れから思い出へと変わっていった。 我当然没有考上美院。 那时候,我给自己的解释很简单: 因为我画得不好。 后来,“鲁美”这个词就从憧憬变成了回忆。 つい数日前までは。 瀋陽に来て二日目の午後、ふと気づいた。 ――そうだ。魯美を見に行けるじゃないか。 電動バイクに乗って向かう僕の気分は、ちょっとした巡礼だった。 ところが、そこで目にしたのは、大学全体の移転を知らせる告知と、すっかり寂れて黄ばんだ旧キャンパスの門と柵だった。 直到前几天。 我在沈阳的第二天下午,突然发现可以去鲁美看一看。 骑在电单车上的我有一种去朝圣的心情,看到的却是举校搬迁的通知,和凋敝泛黄的老校区大门与栅栏。

    欣福茶釜04レオー作「沈む陽の色」鑑賞会①@ LeoN Radio 我らの文化
  5. 10月6日

    ラッセル『哲学の諸問題』226(『哲学の諸問題』remake:第1章10段落②)@ LeoN Radio 我らの哲学

    <レオンラジオ日の出 <我らのラッセル哲学 Remake版1> 20261006通算226回『哲学の諸問題』"The problems of philosophy" by Bertrand Russell" 第1章第10段落③ Op.「水魚の交わり」、Ed.「遺伝子の舟」(作詞作曲 楠元純一郎 )司会 楠元純一郎(東洋大学教授・法学者・クスモン) 中国語翻訳・朗読 レオー(録音師・中国大慶美術教師・レオ君) 中国語監修 冯宪中(国際経済学博士) 朗読・読解者 松尾欣治(哲学者・神田外語学院社会学非常勤講師・日の出仙人)読解者 福留邦浩(日本経済大学教授・国際関係学博士・かっか)畠山果成(キャナル君)。前回収録2020812 <<レオンラジオ日の出アクセス総数44.4万回突破!>>   It is plain that if we are to know anything about the table, it must be by means of the sense-data -- brown colour, oblong shape, smoothness, etc. -- which we associate with the table; but, for the reasons which have been given, we cannot say that the table is the sense-data, or even that the sense-data are directly properties of the table. もし我々がテーブルについてなにか知ろうとするならば、茶色で、長方形で、なめらかである等の、我々がテーブルと関連づけるセンスデータによるものであるにちがいないということは明らかである。しかしこれま述べたいくつかの理由から、そのテーブルはセンスデータであるということはできず、それどころか、そのセンスデータは直接的に、テーブルの性質(本質)であるということすらいうことができないのである。 it that構文、be to構文 (可能、予定、運命、意志、義務) 很明显,如果我们想知道关于桌子的任何事,就必须借助于我们与桌子相关的感觉数据——棕色、长方形、平滑度等。但是,我们并不能因为上述的理由,就说桌子就是一系列的感觉数据,或者直接说这些感觉数据就是这桌子的性质。 这里的plain是明显的意思!by means of 用,依靠   Thus a problem arises as to the relation of the sense-data to the real table, supposing there is such a thing. このように、そのような本当のテーブル(そのようなものがあると仮定すれば)とセンスデータとの関係において、ある問題が生じるのである。 于是,假设有这样一张真实的桌子,关于感觉数据和这桌子的关系,一个问题产生了。

    ラッセル『哲学の諸問題』226(『哲学の諸問題』remake:第1章10段落②)@ LeoN Radio 我らの哲学
  6. 9月23日

    240 中勘助 銀の匙 168(後編15⑤) @ LeoN Radio 我らの文学

    日の出ラジオ 我らの文学240 中勘助『銀の匙』168(後編15⑤)> ラジオ収録20260923 作詞作曲 楠元純一郎 OP「水魚の交わり」、ED 「遺伝子の舟」司会 なんだかんだぱんだ楠元純一郎(東洋大学教授・法学者) 中国語翻訳・朗読 レオー(録音師・中国大慶美術教師) 中国語監修 冯宪中(国際経済学博士) 朗読・読解者 松尾欣治(哲学者・神田外語学院社会学非常勤講師)読解者 福留邦浩(日本経済大学教授・国際関係学博士)。 今日はお彼岸の中日。 <<43.5万回突破記念!ありがとうございます!>>   老僧がなくなつたのはそれから三年ばかり後のことであつた。 那之后不过三年,老僧人就去世了。   私は中学へはひるし、貞ちやんは奉公にでるし、寺とはいつとはなしにうち絶えてたがある晩突然 老僧がなくなつたから といふ使がきたので私は父といつしよに悔みにいつた。 <奉公(ほうこう)→住み込みで家事に従事すること。行儀見習い。いつとはなしに→いつの間にか。うち絶えて→関係が切れて。使(つかい)→命令や任務を受けて派遣される使者(ししゃ)。お悔(く)やみ→故人の死を悼(いた)み、悲しむ気持ちを伝える行動様式。> 我升上中学,小贞工作了,不知不觉,我已经很久不去寺里玩。一天晚上,突然有寺里的人来告诉我们老僧圆寂的消息。我和父亲一起出席了他的葬礼。   老僧はこれといふ病気もなくいはば寿命がつきたので、方方の住職になつてる昔のお弟子たちがかはるがはる世話をしてたのださうだ。 <寿命(じゅみょう)が尽きた→老衰。住職(じゅうしょく)→お寺の代表。弟子(でし)→師匠について学問・技芸・芸道の教えを受ける人。かわるがわる→交替交替で> 听说老僧人生前一直由各家寺院的住持轮流照料,他们都是老僧人的弟子。而他不是病逝,只是寿命到了,自然死亡。

    240 中勘助 銀の匙 168(後編15⑤) @ LeoN Radio 我らの文学

番組について

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