ほんじゃーにー

利彦 西嶋

本を通じて人と出会う旅に出かけるラジオです。本を通じて感じたことを1人で語ったり、人と対話しながら深めています。 基本的には、週2。 火曜日と金曜日の朝7:00前ぐらいに発信予定です ※時々、日曜日も配信します ◎note https://note.com/nitoshi ◎Twitter https://mobile.twitter.com/ultrarunnerman ◎お問い合わせ honjourney0@gmail.com

  1. 1日前

    #421『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』

    今回は、塚本晋也監督の映画『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』について一人で語りました。 本作は、18歳で海兵隊に入隊し、ベトナム戦争に従軍したアレン・ネルソンさんの実体験をもとにした作品です。 戦場で多くの人を殺し、帰還後は重度のPTSDに苦しんだネルソンさん。退役軍人病院でのカウンセリングを通じて、自らの行為と向き合い、戦場で何が起きていたのかを語るようになっていきます。 正直、事前に想像していた以上に残虐で、生々しい描写に、途中で目を背けたくなる場面もありました。 一方で、後半のカウンセリングでは「なぜ人を殺したのか」という問いが繰り返されます。加害者でありながら、戦争のなかで殺すように仕向けられた被害者でもある。その複雑さを前に、簡単な答えを出すことはできませんでした。 それでも、自らの経験を語り続けたネルソンさん。語ったからといって、過去の事実がなくなるわけではありません。それでも語ることには、どんな意味があるのでしょうか。 映画や本を通じて、知らないことを知る。 そして、誰かが残してくれた作品を受け取る。 今回は『夜と霧』にも触れながら、戦争の記憶を受け取ること、そして今を生きる自分たちに何ができるのかを考えました。 これは決して過去の話ではありません。 今回の話題 塚本晋也監督『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』 アレン・ネルソンさんのベトナム戦争体験 PTSDと、帰還後に向き合うことになった記憶 加害者であり、被害者でもあるという複雑さ それでも自らの経験を語るということ ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 戦争の記憶を受け取ることと、今を生きる私たち 感想や、皆さんが作品を通じて考えたことも、ぜひ聞かせてください。 #ほんじゃーにー #ネルソンさんあなたは人を殺しましたか #塚本晋也 #アレンネルソン #ベトナム戦争 #夜と霧 #戦争と記憶

  2. 3日前

    #420『うみべのストーブ』

    今回は大白小蟹さんの『うみべのストーブ』を一人語りで紹介しました。 最初に読んだのは2023年12月。なかでも『海の底から』という作品に救われた記憶があります。 今回、リアルの読書会で別の方がこの本を紹介していたこと、そして大白小蟹さんと永井玲衣さんの「沖縄とエンタメ」をめぐる対話を聴いたことをきっかけに、もう一度ページを開いてみました。 同じ本なのに、以前とは違うところに惹かれている自分がいました。 今回感じたのは、いつか忘れられてしまうかもしれないものを、物語のなかに留めておくということ。 雪のように、確かにそこにあったのに、いつの間にか溶けて消えてしまうもの。福岡で暮らす自分が、中学生のころに感じた雪の記憶も思い出しました。 言いたかったけれど、言えなかったこと。誰かが抱えていたけれど、周囲には伝わらなかったこと。 映画『我々は宇宙人』や『フェンス』、沖縄の歴史や基地問題にも思いを巡らせながら、物語が誰かの経験を残すことについて考えます。 また、作品を観て「おもしろかった」「ハッとした」と感じても、何がよかったのか、うまく言葉にできないことがあります。 誰もが目にするレビューでは、本心を書くことにためらいもある。一方で、読書会や対話の場では、誰かの話を聞き、自分も話していくうちに、少しずつ自分の気持ちが見えてくることがあります。 日記にしか書けないことがあるように、対話のなかでしか生まれない言葉もあるのかもしれません。 言葉にならないものがある。だからこそ、物語があり、日記があり、対話する場がある。 一冊の本を起点に、消えていくもの、言えなかったこと、そして誰かと語ることについて、あれこれ話してみました。 大白小蟹『うみべのストーブ』との再会 最初に読んだときと、読み返したときの違い 福岡で暮らす自分と、雪がすぐに溶けてしまう記憶 言いたかったけれど、言えなかったこと 沖縄の歴史や基地問題について、知らないままでいること 映画『我々は宇宙人』『フェンス』から考えたこと 「もっと知りたい」という感想の可能性 対話を重ねることで、少しずつ言葉になっていくこと レビューと日記、本心を語ることの難しさ 大白小蟹『うみべのストーブ』 映画『我々は宇宙人』 映画『フェンス』 上間陽子・信田さよ子『加害者と被害者のあいだで』 みなさんにも、以前読んだときと、いま読んだときとで、まったく違う印象を受けた本はありますか? あるいは、何かを感じたけれど、うまく言葉にできなかった経験はありますか? ぜひ、みなさんの話も聞いてみたいです。 #ほんじゃーにー #読書 #読書会 #うみべのストーブ #大白小蟹 #対話 今回の話題今回登場した作品・関連書籍

番組について

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