聞くCINRA

CINRA

「カルチャーとソーシャルの交差点に立つ」をコンセプトに、カルチャー愛と社会への希望を語り合う約30分のトーキングプログラム。隔週金曜日18時に更新します。 映画やドラマ、音楽などのカルチャーは、私と社会をどう繋げてくれるのか。その時、メディアができることはーー。CINRAのエディターがゲストの方とカジュアルに語ります。 番組では皆さんからのお便りをお待ちしています⇨ https://forms.gle/zLStXahVistEXNU2A

  1. 8月15日

    #137 劣等感が人を追い詰める。精神科医・松本俊彦さんと考える、しんどい社会の正体【聞くCINRA】

    CINRAがお届けするビデオポッドキャスト番組『聞くCINRA』。今回のゲストは、薬物依存症や自傷・自殺予防を専門とする精神科医・松本俊彦さんです。10代の自殺率はなぜ上がり続けているのか。市販薬のオーバードーズは、なぜこんなに身近になってしまったのか。「相談しよう」というメッセージは、本当に届いているのか。カルチャーとソーシャルの交差点から、"しんどさ"の正体について伺いました。「家族」は病気の温床。コロナ禍で可視化されたこと/なぜ市販薬はこんなに買いやすくなった?/日本人は医薬品への信頼度が高すぎる?/世界で見ても異様な現象。増え続ける依存症の女性/「相談しましょう」では届かない——治療アプローチの違い/トレンドに逆行する作品がバランスをとる? カルチャーにできること︴プロフィール ︴松本俊彦 (まつもと としひこ)国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長。1993年佐賀医科大学卒業。2015年より現職。2017年より国立精神・神経医療研究センター病院薬物依存症センター センター長を兼務。現在、日本アルコール・アディクション医学会理事、日本社会精神医学会監事、日本学術会議アディクション分科会特任連携委員。『身近な薬物のはなし──タバコ・カフェイン・酒・くすり』(岩波書店)、『世界一やさしい依存症入門』(河出書房新社)など多数の著書があり、横道誠氏との共著に『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』(太田出版)などがある。聞き手生田綾(CINRA編集長)

  2. 7月31日

    男性は「内面」の話をあまりしない? 鳥飼茜が『バッドベイビーは泣かない』に込めた男性視点【聞くCINRA#136】

    ゲストは『先生の白い嘘』などで知られる漫画家の鳥飼茜さん。後編のトークテーマは、男女平等などの性差別の問題を「男性の視点」で描くことについて。鳥飼さんは、妊娠や中絶をテーマにした最新作『バッドベイビーは泣かない』で、二人の男性キャラクターが自らの「潜在的な差別意識」に向き合い、おしゃべりするシーンを描きました。エピソードで取り上げた『バッドベイビーは泣かない』第25〜26話を、鳥飼さん本人がXにて公開してくださっています。https://x.com/torikaiakane/status/2083028474114253000 https://x.com/torikaiakane/status/2083037089755766993 20代後半の男性・木目田(きめだ)さんは、自分のことを、ハラスメントや問題発言をしない「無害」な男性だと思っています。しかし、気になっている同僚の女性とランチで談笑しているとき、相手から「性差別的で嫌な気持ちです」と言われてしまい、大きなショックを受けます。そんな木目田さんがとった行動とは……?動画とあわせてぜひチェックしてみてください。後編のテーマは「性差別の問題を男性視点で描くこと」/「男性の視点」を描く理由とは?/「男性の言い分」に無関心だった。編集担当からの指摘/無自覚な差別について男性二人が話すシーン どう生まれたのか/女子トークと男子トーク、違いはある?/自分のことを知りすぎると崩れてしまう感覚がある/男性も女性も差別はする。それを受け入れないと変わらない/キャラクターの「葛藤」が生む色気/内面と向き合うことの大切さ︴プロフィール ︴鳥飼茜1981年、大阪府出身。2004年「別冊少女フレンドDX Juliet」(講談社)でデビュー。月刊「モーニング・ツー」連載『おはようおかえり』(全5巻)で青年誌初連載。「BE・LOVE」連載『おんなのいえ』(全8巻)で宝島社「このマンガがすごい!2014」オンナ編第9位を獲得。月刊「モーニング・ツー」連載『先生の白い噓』(全8巻)は2024年に実写映画化。そのほかの作品に『地獄のガールフレンド』(祥伝社 / 全3巻)、『ロマンス暴風域』(扶桑社 / 全2巻)、『前略、前進の君』(小学館)、『サターンリターン』(小学館 / 全10巻)などがある。聞き手生田綾(CINRA編集長)⁠https://x.com/ayikuta⁠齋藤大介

  3. 7月17日

    中絶は「女性だけの問題」ではない。不条理を描いてきた漫画家・鳥飼茜が『バッドベイビーは泣かない』に込めたもの【聞くCINRA#135】

    今回のゲストは、『先生の白い嘘』『サターンリターン』などで知られる漫画家の鳥飼茜さん。完結を迎えたばかりの漫画『バッドベイビーは泣かない』について話を聞きました。 望まない妊娠をした女子高校生・アマネが、路上で怪しい売人から経口中絶薬を買おうとするシーンから幕を開ける本作。コミカルな会話劇を中心としながら中絶というテーマを描いた理由とは?  「妊娠と中絶」をテーマにした理由/参考ドラマ『カルテット』 深刻なのに会話劇が面白い/メインキャラを当事者ではなく「部外者」にした理由/中絶が「個人」と「宗教」の話になりすぎている?/女性だから「女性の味方」というわけではない?/考えが異なる人がいる世界を描きたい/米では中絶の権利が厳格化。世界の潮流に思うこと/社会派な作品を楽しむ「余裕」がなくなっている?/フラットな作品を作ろうとすると、気持ちがブレやすい ︴プロフィール ︴ 鳥飼茜 1981年、大阪府出身。2004年「別冊少女フレンドDX Juliet」(講談社)でデビュー。月刊「モーニング・ツー」連載『おはようおかえり』(全5巻)で青年誌初連載。「BE・LOVE」連載『おんなのいえ』(全8巻)で宝島社「このマンガがすごい!2014」オンナ編第9位を獲得。月刊「モーニング・ツー」連載『先生の白い噓』(全8巻)は2024年に実写映画化。そのほかの作品に『地獄のガールフレンド』(祥伝社 / 全3巻)、『ロマンス暴風域』(扶桑社 / 全2巻)、『前略、前進の君』(小学館)、『サターンリターン』(小学館 / 全10巻)などがある。 聞き手 生田綾(CINRA編集長) https://x.com/ayikuta 今川彩香 ︴漫画『バッドベイビーは泣かない』あらすじ ︴ 『バッドベイビーは泣かない』(鳥飼茜/講談社) 2023年10月某日。 間戸かすみ(28歳)はカフェのトイレで妊娠検査をしていた。 元カレと再会した勢いでの一夜の避妊ミス。 結果「陰性」に歓喜するのも束の間、上司からは仕事のお叱りメールが届く。 なんだか自分の人生、前途0点…? そんなある日、 かつてとある事故の現場に居合わせた間戸含む男女4人で、 7年ぶりに会わないかという誘いが舞い込む。 悠々自適な一人暮らし・佐津川和歌(41歳)、離婚宣告受けたて・木目田天(34歳)、間戸の憧れの彼・堂島直(33歳)。 7年ぶりに再会した訳アリ男女4人による、サスペンスラブコメディ!

  4. 7月3日

    『急に具合が悪くなる』でのやりとりは「人生を変えた出来事」原作者・磯野真穂さんインタビュー【聞くCINRA #134】

    話題を集める濱口竜介監督の映画『急に具合が悪くなる』。本作の原作者である医療人類学者・磯野真穂さんをゲストに迎えたビデオPodcastの後編をお届けします。 医療人類学ってどんな学問? 社会と身体を地続きで考える/拒食症などの摂食障害、なぜ若い女性に多いのか?/磯野さんの新刊は「道徳」を人類学の視点から読み解く本/「社会批判」が容易になってきている?/ボディポジティブというムーブメントに感じたこと/異なる考え、立場の人と対話をするには/宮野さんとの約束が研究者・磯野さんに与えた影響/踏み込みすぎないことは優しさや配慮の裏返しでもある/大事なのは個別具体的な事例に落とし込んで考えること ▼本編中に登場した磯部さんの著書やインタビュー記事はこちら 📕『ダイエット幻想——やせること、愛されること』 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480683618/ 📕『コロナ禍と出会い直す 不要不急の人類学ノート』https://www.kashiwashobo.co.jp/book/9784760155651 📕9/28発売 『社会が壊れるその前に:メアリ・ダグラスの人類学』https://www.shinchosha.co.jp/book/603953/ 📝「問われているのは『命と経済』ではなく、『命と命』の問題」 医療人類学者が疑問を投げかける新型コロナ対策(BuzzFeed Japanのインタビュー記事)https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-isono-1 ︴プロフィール ︴ 磯野真穂 長野県安曇野市出身。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科を卒業後、トレーナー資格を取るべく、オレゴン州立大学スポーツ科学部に学士編入。しかし自然科学のアプローチに違和感を覚え、文化人類学に専攻変更。同大学大学院にて応用人類学修士号取得。IT企業にて2年間の派遣社員を経て、早稲田大学文学研究科に入学し、博士(文学)取得。4年間の在野を経て2024年より東京科学大学(前東工大)リベラルアーツ研究教育院教授。 掲げる理念は「言葉を未来へ」。 https://x.com/mahoisono 聞き手 生田綾(CINRA編集長)https://x.com/ayikuta

  5. 6月30日

    フーウェイさん・水上文さんと話す、クィアと本。見落とされがちな性労働の視点、認知が広がった「クィア」という言葉《番外編・後編》

    渋谷PARCOで開催した公開収録のエピソード後編は、フーウェイさんのおすすめ本についてトーク。 もちぎさんの『あたいと他の愛』と、『東南アジアと「LGBT」の政治——性的少数者をめぐって何が争われているか』の2冊を紹介していただきました。 フーウェイさんのおすすめ一冊目、もちぎさんのエッセイ本『あたいと他の愛』について/幼少期からゲイ風俗の業界で働くまでの半生が綴られた本/「家族」が大きなテーマでもある/日本社会で見落とされがちなセクシュアルマイノリティと性労働の問題/作家・もちぎさんのプライドと強さ/語られない立場の物語にも目を向けたい/おすすめ二冊目『東南アジアと「LGBT」の政治』/アジアでクィアとして生きるとはどういうことか、ヒントとなる本/英語圏の運動の中で生まれた「クィア」という言葉について/どんどん普及し、本のタイトルにも使われるようになった/理解は進んでいるが行動には結びつかない。ギャップを埋めるために必要なこととは? ★★番組では皆様からのお便りを募集しています →https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeOOLj5vAxlW24rw1kF1hQIA0yJUkCR1Xh8kqSLbNJLlU5f3A/viewform

    フーウェイさん・水上文さんと話す、クィアと本。見落とされがちな性労働の視点、認知が広がった「クィア」という言葉《番外編・後編》
  6. 6月30日

    水上文さん・フーウェイさんが「本」を通して語る。文学で戦うこと、カミングアウト、親との関係のこと《番外編・前編》

    今回は番外編として、渋谷PARCOで開催した公開収録のエピソードを配信します。 ゲストはクィアやフェミニストの視点から文芸批評・エッセイを執筆している水上文さんと、大学院の博士課程でクィアや文化人類学について研究し、Netflix『ボーイフレンド』シーズンに参加したフーウェイさん。 渋谷PARCOで6月に開催された『PRIDE 2026』のコラボレーション企画として、二人が今おすすめしたい「クィアな本」について語り合いました。 前編は、水上さんのおすすめ本についてトーク。李琴峰さんの『言霊の幸う国で』と、キム・ヘジンさんの『娘について』を紹介していただきました。 水上さんとフーウェイさん、お互いの印象/フーウェイさんが研究の道に進んだ理由/研究を通して自分自身を知り、誰かを思いやることができる/水上さんが文筆家になった経緯/自分の考えや読みかたを発表するうちに声がかかるようになった/おすすめ一冊目は李琴峰さんの『言霊が幸う国で』/排外主義的な人からのバッシング、アウティング被害が描かれた小説/文学を使って戦っている人がいる/おすすめ二冊目はキム・ヘジンさんの『娘について』/同性愛者の娘を持つ「母親」からの視点/母から言われた「普通に幸せになってほしかった」という言葉/「僕の母親の声を聞いてくれる人はいるのだろうか」カミングアウトをしたフーウェイさんが考えたこと/前に進むこと、自分が幸せになること

    水上文さん・フーウェイさんが「本」を通して語る。文学で戦うこと、カミングアウト、親との関係のこと《番外編・前編》
  7. 6月19日

    映画『急に具合が悪くなる』原作者・磯野真穂さんはどう見た?「土壌から私たちの言葉を汲み取ろうとしていた」【聞くCINRA #133】

    濱口竜介監督の新作映画『急に具合が悪くなる』。文化人類学者・磯野真穂さんと、がんと闘い2019年に亡くなった哲学者・宮野真生子さんの往復書簡を原作とした作品で、『第79回カンヌ国際映画祭』で最優秀女優賞を受賞しました。 原作者である磯野さんに、映画化の舞台裏—濱口監督との会話やフランス発のケア技法「ユマニチュード」への見解、日本の介護現場への思い—を聞きました。 映画『急に具合が悪くなる』とは/磯野さんの感想「土壌から私たちの言葉を汲み取ろうとしていた」/映画化までのプロセス 「違和感」を伝えて変わったシーン/映画のコア「ユマニチュード」というケアの技法について/「介護」の現場に光が当てられた映画だった/ジャパンプレミアで濱口監督、主演二人に読んだ手紙 /苦しいときも、自分を見ている人は必ずいる。『急に具合が悪くなる』の広がりに感じること ◆磯野真穂さんプロフィール 長野県安曇野市出身。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科を卒業後、トレーナー資格を取るべく、オレゴン州立大学スポーツ科学部に学士編入。しかし自然科学のアプローチに違和感を覚え、文化人類学に専攻変更。同大学大学院にて応用人類学修士号取得。IT企業にて2年間の派遣社員を経て、早稲田大学文学研究科に入学し、博士(文学)取得。4年間の在野を経て2024年より東京科学大学(前東工大)リベラルアーツ研究教育院教授。 掲げる理念は「言葉を未来へ」。 ★★番組では皆様からのお便りを募集しています→https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeOOLj5vAxlW24rw1kF1hQIA0yJUkCR1Xh8kqSLbNJLlU5f3A/viewform ◆出演生田綾(CINRA編集長)、南 麻理江(CINRAフェロー・株式会社湯気)

  8. 4月27日

    #132 吉田恵里香さん×トキワセイイチさん後編。2人がインスピレーションを受けた作品や、創作の源流とは?

    ゲストは前回に引き続き、脚本家の吉田恵里香さんと、漫画家のトキワセイイチさん。 トキワさんと、漫画家を目指していたこともあるほど漫画好きだという吉田さんに、ご自身が影響を受けてきた作品や、創作のインスピレーションについて聞きました。 漫画家と脚本家、異なるフィールドで活躍するお二人の貴重なトークをお楽しみください。 『りぼん』を読み、漫画を楽しみに待っていた吉田さんの子ども時代/トキワさんと漫画の出会い/高野文子さんの『絶対安全剃刀』、黒田硫黄さん、西村ツチカさん、市川春子さんの『虫と歌』/漫画で味わったどこかに連れて行かれるような感覚/『こどものおもちゃ』、矢沢あいの『天使なんかじゃない』、『ご近所物語』/衝撃を受けた漫画『ぼくの地球を守って』/二人の創作のタネとひらめき/社会に転がる問題をちょっと変えることができるかもしれない。エンタメのパワーとは/待望のスピンオフ『山田轟法律事務所』について/クリエイティブな仕事と働きかた/フリーランスとして働くクリエイターの社会的保障と働き方について ■CINRA Inspiring Awardsについて「CINRA Inspiring Awards」は、ジャンルを問わず「これからの時代を照らす」創造性や芸術性を持つ作品を讃えるアワードです。既存の形式にとらわれず、社会的課題や未来の生き方を考えさせるカルチャーやアート作品に焦点を当てることを特徴としています。今年度は、2025年以降に発表されたクリエイター・アーティストによる作品が選出されます。 ■審査員一覧(五十音順、敬称略)朝井リョウ(小説家)、大島依提亜(グラフィックデザイナー)、おかざき真里(漫画家)、三宅香帆(文芸評論家)、山中瑶子(映画監督)、吉田恵里香(脚本家・小説家) ★★番組では皆様からのお便りを募集しています→https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeOOLj5vAxlW24rw1kF1hQIA0yJUkCR1Xh8kqSLbNJLlU5f3A/viewform ◆出演生田綾(CINRA編集長)、南 麻理江(CINRAフェロー・株式会社湯気)

    #132 吉田恵里香さん×トキワセイイチさん後編。2人がインスピレーションを受けた作品や、創作の源流とは?

評価とレビュー

3.9
5段階評価中
121件の評価

番組について

「カルチャーとソーシャルの交差点に立つ」をコンセプトに、カルチャー愛と社会への希望を語り合う約30分のトーキングプログラム。隔週金曜日18時に更新します。 映画やドラマ、音楽などのカルチャーは、私と社会をどう繋げてくれるのか。その時、メディアができることはーー。CINRAのエディターがゲストの方とカジュアルに語ります。 番組では皆さんからのお便りをお待ちしています⇨ https://forms.gle/zLStXahVistEXNU2A

その他のおすすめ