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  1. 14時間前

    #225 時給200円の動画が5年後も働く ―フロー型とストック型、仕事の後に何が残るか

    皆さん、自分が働いている時間以外にも、何かが自分の代わりに働いてくれたらいいな、と思うことはありませんか。僕にとって、それは以前作ったYouTubeの動画でした。ただ、その動画を作った当時の収入を制作時間で割ってみると、時給はなんと200円です。フロービジネスは、商品を売ったり仕事をしたりするたびに、その都度売り上げが生まれる形です。La quaLab で行っている企業向けの講習や技術相談はこちらにあたります。一方、継続的な契約で収入を積み上げていくのがストック型ビジネス。一度作った教材や動画が繰り返し見られて収入につながるなら、それもストックに近い働きをしてくれます。5年ほど前に作ったQC検定の動画は、今もQC検定前の3月と9月になると、勉強する人がたくさん見に来てくれます。改めて計算すると、合計で時給1000円くらいにはなっていそうです。当時作ったものが、今も誰かの勉強を助けている。それは作ったときには実感できなかった価値でした。大学の授業はフローに近い仕事ですが、教えるためには自分が深く理解しなければなりません。授業をしながら、自分の中に知識や経験がストックされていく。そして、時事的な話題と違い、物理の基本やQC検定の考え方は普遍的で、数年後にも学びたい人がいます。皆さんが今行っている仕事は、終わった後に何が残っていますか。作ったものでも、知識でも、人との信頼関係でも、きっと後から誰かの役に立つものがあるはずです。 La quaLab では、半導体洗浄や静電気対策をはじめ、技術を品質向上につなげる研究、技術相談、実験などを行っています。企業の技術課題についてのご相談は、下記からお問い合わせください。 #フロー型 #ストック型 #QC検定 #プロフェッサーブロー #ラクオラボ YouTube:https://www.youtube.com/@prof.browqc5084 note:https://note.com/brow1967 Substack:https://substack.com/@brow54 La quaLab:https://laqualab.com/ 愛知工業大学 清家研究室:https://www.seikelab.com/ お問い合わせ:info@laqualab.com

  2. 21時間前

    #223 バリウム、なぜ飲むの? ―材料の視点で見る胃のX線検査と、世界の検診事情

    今日は健康診断で、おなじみのバリウム検査の日。ドローっとした白い液体を飲んで、検査台の上で「右向いてくださーい、左向いてくださーい」。あれ、ほんとに嫌ですよね。でも、そもそもバリウムって、なんで飲まないといけないんでしょうか。検査で飲んでいるのは、金属のバリウムではなく、硫酸バリウムという化合物です。X線を通しにくいので、X線写真では白く映ります。胃はそのまま撮影しても細かな凹凸が見分けにくいため、発泡剤で胃を内側から膨らませ、そこにバリウムを薄く広げて表面の様子を見えやすくしています。これが二重造影法。体を右へ左へと動かすのも、胃のいろいろな面にバリウムを広げたり、撮影する角度を変えたりするためです。硫酸バリウムが選ばれているのは、単に白く映るからではありません。胃の表面にうまく広がること、胃や腸からほとんど吸収されずに便として出ていくこと。そうした性質の組み合わせで選ばれています。飲みにくい一杯も、材料屋の目から見ると、なかなかよくできているんです。では、海外でもバリウム検査はしているのか。アメリカにも、バリウムを飲んで食道や胃を撮影する検査はあります。ただ、日本のように健康診断で定期的に受けるものではないようです。一方、日本や韓国には国の胃がん検診の仕組みがあります。おなじみの検査でも、世界中で同じように受けているわけではない。そこが面白いところです。なお、硫酸バリウムは体にはほとんど吸収されませんが、便秘や、まれに腸閉塞などのリスクがあり、X線による被曝も伴います。検査後に異常があれば、医療機関に相談してください。 La quaLab では、最新技術を品質向上につなげることを目指して、品質管理の講習や、ものづくりの技術課題に関するご相談を承っています。現場でのお困り事がありましたら、ぜひお声がけください。 #バリウム検査 #健康診断 #材料工学 #プロフェッサーブロー #ラクオラボ YouTube:https://www.youtube.com/@prof.browqc5084 note:https://note.com/brow1967 La quaLab:https://laqualab.com/ 愛知工業大学 清家研究室:https://www.seikelab.com/ お問い合わせ:info@laqualab.com

  3. 1日前

    #224 高校時代、勉強が嫌いだった二人が大学教授になった話 ―陶芸家とエンジニア、全く違う道の先に

    今日は、ちょっと不思議な話です。高校時代、勉強があまり好きではなかった二人がいました。一人は僕、もう一人は中学・高校が同じだった同級生。その二人が、40代の終わりに、二人とも大学教授になりました。しかも、そこに至るまでの人生が全く違うんです。彼は美大に進学して陶芸の世界へ。海外を渡り歩いて修行し、窯を作り、今は東京の美大で教授をしています。一方の僕は、会社に入ってエンジニアとしてコツコツ働き、35歳か36歳のときにアメリカの大学で研究する機会を得たことが転機になりました。そこから博士号を取り、大学の教員を目指しました。以前、友人のお嬢さんから「アニメーションの仕事に就きたい」という進路の相談を受けたとき、美大の教授である彼は、まず「どういうことが好きなの?」と一つ一つ聞き、こういう生き方も、こういう道もあると道しるべを示しました。卒業生のほとんどが企業に就職する工学系の大学とは、学生の将来を見る視点が違う。同じ大学教授でも、本当に考え方が違うと感じた出来事です。高校時代の自分が、その後の人生を決めるわけではありません。全く違う道を歩いていても、同じような場所にたどり着くことがある。陶芸家として生きるのも、会社員として働くのも、大学で教えるのも、それぞれに違った面白さがあります。 La quaLab では、半導体技術や品質管理を中心に、企業の技術課題の解決や人材育成のお手伝いをしています。技術や品質管理でお困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。 #キャリア #進路 #大学教授 #プロフェッサーブロー #ラクオラボ YouTube:https://www.youtube.com/@prof.browqc5084 note:https://note.com/brow1967 Substack:https://substack.com/@brow54 La quaLab:https://laqualab.com/ 愛知工業大学 清家研究室:https://www.seikelab.com/ お問い合わせ:info@laqualab.com

  4. 4日前

    #222 能力は足し算じゃない、掛け算だ ―一つで突出しなくても、自分だけの強みは作れる

    今日はちょっと強気なタイトル、「能力は足し算じゃない、掛け算だ」です。自分には人に自慢できる能力がない、何か一つを極めなければならない。そう思ったことはありませんか。一つの分野を徹底的に極めてプロフェッショナルになるのは素晴らしい生き方ですが、実はものすごく難しいことです。正規分布で平均より3シグマ以上、偏差値でいえば80以上の人は、約740人に一人しかいません。そこで僕が考えているのが、能力の掛け算です。技術力、対人能力、発信力がそれぞれ偏差値55、上位約31%なら、どれも3人に一人。でも、能力が独立していると仮定して計算すると、3つすべてを持つ人は約34人に一人になります。偏差値60、上位約16%の能力を4つそろえれば、約1570人に一人です。もちろんこれは確率の計算で、実際の能力はお互いに関係していますし、珍しさがそのまま仕事の価値になるわけではありません。それでも、一つの能力で突出するのが難しくても、いくつかを組み合わせることで自分だけの強みを作ることはできます。僕自身、研究者として飛び抜けているとはまったく思っていません。ただ、学生とのコミュニケーション、企業での26年間の製造現場や営業の経験、アメリカの大学での研究、そして今は La quaLab という小さな会社の経営と、音声発信。一つ一つなら僕より優れた人はいくらでもいますが、掛け合わせることで僕なりの仕事の仕方ができていると思っています。自分にはどんな能力があり、それを何と掛け合わせられるのか。仕事だけでなく、趣味や人との付き合い方でもかまいません。皆さんはどんな能力を掛け合わせていますか。 La quaLab では、半導体製造技術や品質管理を中心に、技術コンサルティングや教育活動を行っています。研究と現場の経験を掛け合わせ、最新技術を品質向上につなげるお手伝いをしています。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。 #キャリア #強みの見つけ方 #能力の掛け算 #プロフェッサーブロー #ラクオラボ YouTube:https://www.youtube.com/@prof.browqc5084 note:https://note.com/brow1967 La quaLab:https://laqualab.com/ 愛知工業大学 清家研究室:https://www.seikelab.com/ お問い合わせ:info@laqualab.com

  5. 5日前

    #221 配信を1か月半続けて見えてきた、作り手とリスナーの感覚の違い

    今朝は、駅まで歩きながらのてくてく散歩でお送りします。今晩はお客さんと会食なので、電車で出勤です。僕の配信は、普段思っていることを一度 AI に投げてキャッチボールをし、原稿を作って何回か書き直してから、最後は自分の言葉で話しています。その内容を YouTube、Spotify、note、Substack、そして自分の会社の Web に載せています。配信を始めて1か月半。各サービスでは、年齢層や男性・女性、YouTube なら何時頃に、どの地域で、どのコンテンツが聞かれているかが分かります。そこから面白い違いが見えてきました。YouTube は思っていたよりリスナーが多く、総再生時間を見ると申し訳ないぐらい聞いていただいています。ただ、途中で切られることも多い。それでも平均再生時間は少しずつ伸びています。Spotify は再生回数こそ少ないものの、10分から15分の話を最後まで聞いてくださるコアなリスナーさんがほとんどです。note は文章なので、ちゃんと読んでくださる方が多く、「スキ」も思ったより押していただいています。Substack は、外国の方から一番コメントが届きます。コンテンツでは、技術そのものの話より、断捨離やスキマの大切さといったマインドの話の方が再生回数が伸びています。一方で、技術的な話になるので少し迷いながら配信したペロブスカイト太陽電池の回も、若い方から「面白かった」と声をいただきました。作り手とリスナーでは、まったく感覚が違うんですね。再生回数でビジネスをするなら、伸びたコンテンツに近いものを作っていくのでしょう。でも僕はまだその段階ではなく、思ったこと、感じたことを配信していきたいと思っています。配信を続けて、滑舌が少し良くなり、事業や学生に対する態度や考え方もクリアーになってきた気がします。それも見えない成果かもしれません。note や Substack のコメント欄に、聞きたいことや話してほしいことを書いていただければ、AI を使いながら一緒に調べて、僕の考えをまとめていきたいと思っています。 #情報発信 #ポッドキャスト #てくてく散歩 #プロフェッサーブロー #ラクオラボ YouTube:https://www.youtube.com/@prof.browqc508 4note:https://note.com/brow1967 La quaLab:https://laqualab.com/ 愛知工業大学 清家研究室:https://www.seikelab.com/ お問い合わせ:info@laqualab.com

  6. 10月26日

    #219 50校に応募した僕が、49歳で一番行きたかった大学の先生になった話

    今日は前回の続きのお話です。アリゾナ大学でインテル出身の先生に憧れ、36歳で「こんな大学の先生になりたい」と思った僕が、実際に大学教員になれたのは49歳。なんと13年かかりました。その間に応募した大学は、しっかり数えてはいませんが、おおよそ50校ぐらいだったと思います。大学の教員になるには、基本的に博士号が必要です。当時の僕は持っていなかったので、会社にお願いして了承を得て、働きながら博士号を目指しました。昼間は会社で仕事をし、夜7時ごろから毎日近所のスターバックスでコツコツ論文を書く。まだ子供が小さかったので、家族には寂しい思いや負担をかけていたと思います。そして40歳で、やっと博士号を取ることができました。そこから大学教員の公募に応募し始めます。研究業績や研究計画、教育に対する考え方などをまとめた分厚い書類を、仕事をしながら1週間ほどかけて書いて送る。でも返ってくるのは、ほぼすべてが不採用通知。それもA4 1枚の「お祈り」の返信です。これを50回近く繰り返しました。高校時代の友達には「絶対無理だよね」と鼻で笑われたこともあったと思います。その間、会社の仕事も本当に一生懸命やっていました。最後は品質保証と特許などの技術を統括する責任者になり、「このままサラリーマンで終わるのかな」と、前向きな気持ちで思っていたほどです。一方で、大学教員の採用では直近の研究業績が重視されるのに、マネージメントの立場になると自分で研究や論文を書く時間がなくなり、研究実績はどんどん古くなっていきました。そんな時、博士号を取った時に報告していた母校の先生から、大学教員のお話をいただきます。一番働きたかったのは自分の母校でした。49歳でその夢が叶いましたが、正式な採用通知が届いたのは2月14日、大学の仕事は4月1日から。当時の社長には驚かれ、正直、怒られもしましたが、最終的には気持ちよく送り出していただきました。今も前の会社とは共同研究などでつながり、僕が育てた学生がその会社に就職することもあります。今、諦めかけている夢はありませんか。夢を持っていないと、その夢は叶いません。僕の13年間の話が、少しでも皆さんのお役に立てたらうれしいです。 番組の最後には La quaLab の紹介もさせていただきました。La quaLab では、半導体製造技術や精密洗浄、静電気対策などを中心に、企業の技術開発や品質改善をサポートしています。技術相談や共同研究は、お気軽にお問い合わせください。 #キャリア #大学教員 #博士号 #プロフェッサーブロー #ラクオラボ YouTube:https://www.youtube.com/@prof.browqc5084 note:https://note.com/brow1967 La quaLab:https://laqualab.com/ 愛知工業大学 清家研究室:https://www.seikelab.com/ お問い合わせ:info@laqualab.com

  7. 10月25日

    #218 33歳で人生が止まった。でも、そこから教授になった ―鬱と休職、アリゾナ大学で見つけた新しい夢

    今日は、ちょっと昔の話をします。もしかすると、少し暗い話になるかもしれません。今から25年くらい前、僕は会社員で、液晶パネルを製造する機械を作る社内ベンチャーで働いていました。テレビが地上デジタル放送に変わる時代で、装置が突然ものすごい勢いで売れ始め、とにかく人が足りない。お客さんの工場でのセットアップやトラブル対応に追われ、昼も夜もなく働いていました。そんな生活を続けるうちに心も体も限界を超え、33歳の時、とうとう鬱が発症しました。会社の制服についているロゴすら見られなくなったんです。そんな時に助けてくれたのが、会社に常駐していた看護師さんでした。週に1回、話を聞いてもらうだけで心が軽くなり、2ヶ月間ほど休職して、亀のように少しずつ体調を取り戻していきました。復職後、思いがけないチャンスが巡ってきます。アメリカのアリゾナ大学で、半導体に関する共同研究をすることになったんです。大学で研究したデータを持って半導体デバイスのお客さんを訪ね、つたない英語でプレゼンをする。大学の研究が企業の技術開発に直結するその仕事は、本当にスリリングでした。インテル出身のアドバイザーの先生、よく研究し、よく学び、よく遊ぶ学生たち。大学は、人が育ち、企業と新しいことを始める、いろんな可能性がある場所なんだと感じ、36歳の時に「こんな先生になりたい」と思いました。博士号もなかった僕が実際に大学教員になれたのは49歳。13年かかりました。自分で計画したわけでもないのに、人生は思わない方向に進んでいくことがあります。今、辛い時期を過ごしている方も、頑張ったり、少し休んだりしながら、とにかく生きていってほしい。そんな思いを込めてお話ししました。 次回は、36歳で大学の先生を目指した僕が、49歳で大学教員になるまでのお話をする予定です。番組の最後には La quaLab の紹介もさせていただきました。La quaLab では、半導体製造技術や精密洗浄、静電気対策などを中心に、企業の技術開発や品質改善をサポートしています。技術相談や共同研究は、お気軽にお問い合わせください。 #人生の転機 #キャリア #大学教授 #プロフェッサーブロー #ラクオラボ YouTube:https://www.youtube.com/@prof.browqc5084 note:https://note.com/brow1967 La quaLab:https://laqualab.com/ 愛知工業大学 清家研究室:https://www.seikelab.com/ お問い合わせ:info@laqualab.com

番組について

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